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■ スマホ用VRゴーグルがついに100円ショップに登場!(2017年7月17日)

数年前にグーグル・カードボードの日本版「ハコスコ」が1000円前後で売り出された頃に「ダンボール製なのに高けいよ」って思った人も多いと思う。
また、Oculusu Rift DK1が発表されて世界中でVRが話題になるよりずっと早く、3Dマニアたちは100円ショップで売っているルーペを利用して300円ほどでグーグル・カードボード同様のものを自作し、中にはその型紙をネットで無料公開していた人もいた。

その後、OculusのみならずスマホのオプションとしてGearVRや専用機のVIVE、さらにはソニーのPlayStationVRが登場して一般化してくると、プラスチック製の中華スマホ用HMDゴーグルがどんどん値下がりし、グーグル・カードボード(ハコスコ)同様のものがついに100円ショップ「セリア」で税込み108円で売られるようになった。

108円という安さなので早速試してみた。
肝心のレンズはクリアで歪みも少なくまともである。ただし、レンズの口径と108円という安さからか周辺部のピントは甘いが変に歪むことはない。その辺はこの108円VRゴーグルの販売元が日本のプラスチック製品専門の製造会社だからかもしれない(製品全体の製造はコストの安い中国だが)。
使えるスマホは6インチまで可能と書いてあるが実際には5インチのスマホでも左右が若干欠けてしまう、が、ゴーグルの場合は中心部を注視し周辺部はあまり見ないので3Dエロスなどの実写3D映像を見るにはあまり問題はないと思う。
グーグル・カードボードには磁石で外側からスマホをコントロールする機能があったがそれに対応するスマホは少なく、静止画のコマを送ったり戻したり、あるいはムービーを静止したり早送りするにはブルートゥースコントローラー等で操作しなければならなかったのでこの108円のものと変わりはない。

また、ついこの前、ドンキホーテで300円の組み立て式のクリップ式スマホ用VRビューアーを紹介したが、同じものがアマゾンで送料込みで165円となった。セリアのダンボール製ゴーグル(それなりに没入感はあるが便利に使うにはブルートゥース・コントローラーが必要)に対抗してダイソーやキャンドゥがこのクリップ型(没入感は少ないが直接画面を触ってコントロール可能)を売り出すかもしれない。

このような流れの中、VRの火付け役のOculusは、期間限定ではあるが通常価格598ドルの「Rift + Touch Bundle」を7月10日から399ドルで販売している(日本国内では50,000円:参考記事はコチラ)。
ソニーのプレステVRは海外では予想以上に売れており、プレステというゲーム機の実績ベースがあるとはいえ、OculusVIVEの販売台数を大きく引き離して独走状態であり、これから3万円台で発売されると思われるマイクロソフト仕様でWindowsパソコンでもXBOXでも使えるらしいHMDが米国・台湾さらには中韓各社が参入することでさらに低価格化と高画質化・センサーなどの高性能化が進むかもしれない。

さて、このようにハードウェアの価格という敷居が一気に下がったことで、すぐにVRは一般化するのだろうか?
私は敢えて言うと「本格的にVRやMRが普及するにはまだまだ時間が掛かる」と思っている。
その理由は、
  |でもがVRコンテンツを作れる高画質なカメラとソフトがまだ無い。
  ▲好泪曠戞璽垢眄賤僂裡硲唯弔皺莠舛まだまだ低く没入感をスポイルしている。
  DMM.comのアダルトVRの売り上げが急増しているとは言え、その品質は極めて悪く、ゲームなどの3DCGもまだまだで「今だけ感」が強い。
からである。

もちろんプロ用の非常に高額な360度3DVRカメラは既にいくつも発売されているが、キックスターターなどで資金を集めている民生用の3DVRカメラはどれも左右がシンクロしておらず、酷いものは縦ずれや左右で映像の大きさが違うなど全く3Dを分かっていないものばかりである。
この辺は、かつて幻の3Dブームの時にフジフィルム、ソニー、ビクター、パナソニックなどの日本メーカーが左右完全にシンクロした画質も良いカメラを作っていたのでそのノウハウを活かせばすぐに5万円台で優れた画質のものが出来るとは思うが、残念ながら現在の日本メーカーにはその余力が無い。 期待できそうなのは、事業計画の中で唯一カメラ部門(というかVRイメージセンシング部門)の強化を掲げているリコーが2DのTHETAを発展させて3D版THETAを世に出すことである。 もし製品化してくれるならば、360度ではない前方180度を立体記録できるものも売り出して欲しいと強く願っている。
自分の背後の壁とか不細工なスタッフが写ってる360度アダルトコンテンツなど誰も見たくはないからである。
(現在3Dコンソーシアムの中に「ステージVR」という前方180度3DVRの研究部会が出来ているので、上記のような前方180度3DVRカメラの早期発売を私は期待している)

そのような「前方180度で完全左右シンクロした4K高画質な3DVRカメラ」が5万円台(ま、10万円以下なら私は買うが)で発売され、併せて簡単に3DVRコンテンツの編集が出来るソフトが発売されれば(360度と違い前方180度ならば後ろに回りこむ箇所のステッチング編集機能など不要だし)、一般にも普及していくだろうし、その時には当然に3Dエロスは高画質な3DVR作品を作るだろう。





■ アダルト3Dを非常に良く分かっているこのアフィリエイト・サイトに感心した...(2017年4月27日)
 ※参考となる日本語記事は "飛び出すAV!3Dえろ動画を安く見る方法"を参照   

昨日、何気にグーグルで「3d-eros」で検索してみたら、検索上位に「飛び出すAV!3Dえろ動画を安く見る方法」というアフィリエイト・サイトが挙がっていたので見てみたら、このサイトの運営者はかなり3Dのことを分かっているし、特に「3D動画とVR動画の違い」のコーナーでは、私・藤山はアダルトVR業界にも間接的に知人が居るので大人の事情で直球的に辛辣には書けない『現在の日本のアダルトVRへのダメ出し』を実例を挙げて非常にポイントを得た分かりやすい明快な文章で書かれている点に感心した。

単にアフィリエイト稼ぎのために当3Dエロスを紹介しているいいかげんなサイトはたくさんあるが、その手のサイトはどれも「実際には3Dエロスの中身を全然見てないでテキトーに書いてるな」とすぐに分かるものが殆どなのに対して、この新しいアフィリエイト・サイト「飛び出すAV!3Dえろ動画を安く見る方法」の運営者は、アダルト3DとスマホHMDゴーグルとアダルトVRのことを非常に良く分かっており、さらに、実際に3Dエロスの各作品をちゃんと見て、ご自身の感想を踏まえた上で作品紹介文を書かれていることに頭が下がる。

もちろん私・藤山は、このアフィリエイト・サイトの運営者とは一切の面識も無いが、このサイトのように当3Dエロスの良い部分も悪い部分も正しく紹介し、流行のアダルトVRとの違いを分かりやすく説明してくれる人がいらっしゃることは非常に大きな励みになる。
DTI傘下のアダルトサイトのアクセスランキングでは3Dエロスはその特殊性もあって最下位グループに低迷しているが(旧"3d-eros.com"時代は欧米での反響は非常に大きくメンバーも欧米人が多かったが)、そもそも3Dエロスは、2000年に姉妹サイトの「JP-Express(現在のJPEアンコール)」のサーバを借りて実験的に3Dでアダルト・コンテンツを作り配信を始めた頃から、儲けることが第一の目的ではなく(実際に利益よりも制作・編集コストの方が掛かっており、その赤字は2D版の利益で補っている)、「アダルトこそ3Dで見せるべき」という考えから、その啓蒙のためにコツコツと17年間続けており、その準備段階も含めると既に20年以上も「アダルトこそ3Dで」の信念で続けているので、「アダルト3Dって凄いな」と実際に共感してくれた上で3Dエロスを正しく紹介してくれる人がいることが、私には非常に心強いのである。

本家である3D-EROS.net の中の人である私がアフィリエイト・サイトを逆に紹介するのは極めて異例ではあるが、上記のことを含めてこの「飛び出すAV!3Dえろ動画を安く見る方法」の分かりやすさに非常に感心したことが今回のコラムに取り上げることにした理由である。

今後3Dエロスは3Dカメラも編集ソフトも新しくしたので(諸般の事情で、それらの新機材で撮影・編集する作品はまだ制作していないが)、旧作品に比べて飛躍的に高画質かつDRP作品とは違った持ち味のマニアックなアダルト3D作品を作り続けていく予定です。





■ まともなスマホ用HMDゴーグルがついに上海問屋で500円、クリップオン型はドンキで300円に...(2017年4月26日)

2週間ほど前にドスパラの通販店「上海問屋」から来た販促メールに500円のスマホ用HMDゴーグルが載っていた。
詳細を見ると、昨年あたりアマゾンで2000円以上していたモデルと同じもので、ちゃんと眼幅調整や左右独立したピント調整もできる、まともなHMDゴーグル。
送料540円を加えると1,040円にはなるが、それでもこのクラスのものとしては安いのですぐに売り切れてしまったようである。
スマホ用HMDゴーグルの廉価版が出始めた2年前に私が購入したものは、眼幅調整はできるがピント調整はできず、それでも1,600円したことを考えると、この2年間の動きは凄まじい。

また、ドンキホーテにはVR商品展示棚を設置した店舗もあり、3,000円クラスのスマホHMDゴーグルと共に、300円の組み立て式クリップオン型スマホ3DVRビューアーが売られている。
造りから見れば100円ショップで売られてもよいようなチープなものではあるが、それでも立派に3Dエロスを立体視できる。


このようにスマホHMDゴーグルやシンプルでお手軽なクリップオン型のスマホ3DVRビューアーが安くなった背景は、ニーズがあるから大量生産できて価格が安くなったのか、あるいは中国でスマホHMDゴーグルメーカーが乱立して製品がダブリ、価格競争で在庫処理を行う段階に達したのかは定かではないが、 MograVR が現在日本国内最王手のVRコンテンツ配信元でもあるDMMドットコムに行った最新の「【インタビュー】DMM VRがPSVRにも対応 動画だけで月商1億円の大台に!!」(http://www.moguravr.com/dmm-vr-interview-1704/)によると、昨年11月のアダルトVRコンテンツ正式配信開始から販売が予想以上に急激に伸びており、4月には累計販売本数が70万本に達するらしい。この勢いが続けば年内というか秋頃には累計100万本を超える可能性も高い。
そして重要なこととして、通常の2Dアダルトの売り上げが低迷傾向を続け、1本当たりの売り上げや利益率が非常に厳しくなっている中で、アダルトVR作品では1本で売り上げ5000万円を超えるヒット作が生まれており、そのようなヒットを狙う制作会社の参入が急速に増えて、昨年配信開始時には5社ほどだったものが現在は50社以上になっていて、今後さらに作品内容の多様化が増してさらに販売本数・配信本数が増える可能性があることは、低迷しているAV業界には朗報なのかもしれない。

しかし、このような急激な市場の拡大に伴い、本稿で以前から警告しているとおり、VRや3Dに関してほとんど知識も経験も無いAV制作会社が「儲かりそうだからVRをやってみた」的なノリで参入し、粗悪なVR作品を乱造して、結果的にVR全体が飽きられてしまう危険性が以前に増して高まってきたともいえる。






■ Oculus Rift 値下げ、XboxもMRに対応、ソニーPSVRBlu-Ray 3D対応など...(2017年3月17日)

2017年年初からこの第1四半期に多く開催される家電やIT関連のビジネスショーでは、VR界が色々とテコ入れを進めていることが伺えるが、3月に入り、その具体的な発表が続いた。

Oculus Riftが大幅値下げ

まずは現在のVRブームの火付け役であるOculus Riftが、3月2日に大幅な値下げを発表した。Rift本体とコントローラーのセットで購入した場合、107,600円だったものを76,600円と30%近く値下げしたのである。(本件情報はMogura VR 2017年3月2日の記事を参照
値下げの背景には、競合するHTC VIVEの存在やスマホを使った簡易で安価なVR対応のHMDがめちゃくちゃ増えたことなどから価格的な敷居を低くして「本格的にVRを楽しみたいならやはりOculus Riftだよね」というポジションをキープしたい意向が伺える。
しかし、現在のVRを牽引してきたアーリーアダプタやエバンジェリスト(ある製品に関する熱狂的な信奉者で、他人にその魅力を伝えようとする人)がマイクロソフトのホロレンズ発売後、約30万円と高額でありながらも続々とホロレンズによるAR・MRへと移っていることや、Oculus Riftもその性能を活かすためには20万円以上のパソコンが必要なので単独で動くホロレンズとの価格的な差はほとんど無いこと、さらには後述するWindows MR対応の安価なHMDの登場を控えて暗澹たる思いでいるのではないだろうか。本来ならば親会社のFacebookがもっと強力かつスピーディーにVRを活かしたサービスを展開すべきだったと思う。


Windows MR対応Acer製ヘッドセットを開発者向けに発送

Oculus Riftが大幅値下げを発表した3月2日に、1月のCESで発表されたWindows MR対応HMDの第1弾として、Game Developers Conference (GDC)のセッションに参加したゲームやアプリの開発者に、Acerが3月中に開発者向けバージョンを発送すると発表した。(本件情報はVRInside 2017年3月2日の記事を参照

このモデルはあくまでも「開発者向けバージョン」であり、Oculus Rift DK1のような位置づけだが、一般向け販売モデルもほぼこのようなデザインとスペックで出てくるように思われる(個人的にはブルーのHMDは安っぽいイメージで好きではないが)。
そのスペックは、「2枚の高画質液晶ディスプレイ(1440 × 1440)」「最大 90 Hzのディスプレイ フレッシュレート」「ビルドイン オーディオと3.5mm ジャック マイクロフォンサポート」「シングルケーブル、HDMI 2.0(ディスプレイ)、USB 3.0(データ)」と高画質であり、かつ、既報の通り「外付けのトラッカーやセンサーを必要としないインサイドアウトトラッキング搭載のMRヘッドセット」とのことである。
一般向け市販モデルの具体的な発売時期はまだ分からないが、Acer以外にも大手のASUS、Dell、HP、Lenovoに加えて3Glassesの5社が同様のWindows MR対応HMDを開発中であり、その価格は300ドル前後と安価に設定されていると既に発表されている。
併せてマイクロソフトは、WindowsはMRコンテンツをProject Scorpioを含む、Xbox Oneデバイスシリーズで2018年にはリリースすることを予定していることも同時に発表した。

Oculus Riftが火をつけた今回のHMDとVRの再ブームではあるが、個人的にはAR・MRの方が楽しさも可能性も大きい(もちろんVRコンテンツも楽しめるし)と感じているので、被る面倒くささがあるとは言え、もしHMDが本当に普及するならば、これらの比較的安価なAR・MR対応ヘッドセットが牽引するのではないかと思う。

●ソニーPSVRでBlu-Ray 3Dの視聴が可能に

そしてソニーのPSVRのアップデイトも3月9日に発表され、ようやくBlu-Ray 3Dの3D映像をPSVRで見られるようになった。(本件情報はPlayStation.Blog 2017年3月9日の記事を参照
ただし見ることが出来るのはあくまでもBlu-Ray 3Dだけであり、現在既にネット上でデファクトになっている「ハーフ・サイドバイサイド」のお手軽な3D映像を見ることは出来ない。その点はOculus Riftやマイクロソフトの戦略とは違っており、PS4自体は相当な台数が全世界に普及しているとは言え、あくまでも家庭用ゲーム専用ハードの付加機能に過ぎないのが残念だし、価格的にも高額だし、将来的にはヤバイような気がする。
また、単に3D映像を見るだけなら、中古で2万円〜3万円で購入できる偏光方式の3Dテレビ(32インチ以上)で1.5m〜2mの距離で見た方が絶対に楽だし綺麗だと思う。
そもそもPSVRの出荷先は欧米がメインであり、3Dやリアルな映像へのニーズが先進国の中では極端に低い日本(例えば現在劇場公開中のディズニーアニメ「モアナと伝説の海」の映像美は絶対に3Dで見るべき絵づくりと完成度の高さなのに日本では2Dのみの公開)には出荷台数自体が少なく、ソニーのやる気の無さばかりが気になってしまうのが残念である。






■ 来るか、AR/MR時代?(2017年2月4日)

昨年は何かとHMDを使ったVRが話題となったが、数年前までのVRマニアや先駆者たちがここにきて急速にAR(Augmented Reality:拡張現実)やMR(Mixed Reality:複合現実)にシフトし始めている。
そのきっかけは、当コラムでも昨年から取り上げているマイクロソフトの「Hololens」が実際に製品化されたことによるところが大きい。もちろんマイクロソフトなどより10年以上昔からキヤノンなどは業務用途のMR機器を開発・発売はしているが一般人が買える物ではなかった。 そんな他社のMR製品に比べ、マイクロソフトはOSであるWindows10自体にVRやARやMRに対応可能な機能を盛り込み、まだ高額とは言え実際にアプリ開発や新たなニーズを開発可能な製品としての「Hololens」を一般人が購入可能な価格で実際に売り出したこととの違いは大きい。
もちろん、そもそもHMDを使ったVRとAR/MRはその利用目的が違うのでどっちが良いのかといった単純な比較は出来ない。
が、HMD・VRが「現実の世界から隔絶してバーチャルな世界に入ること」なので常用的なウェアラブル利用は難しく、あくまでも特定の目的(ゲームやコンサートやセカンドライフ的バーチャル空間やアダルト等)のために面倒でも装着するものであるのに対して、AR/MRは現実世界との融合であるので、それこそ通勤中でも車の運転中でも現実世界の視覚・聴覚・触覚・嗅覚情報にさらに付加的に情報をもたらしてくれるのであり、既に実際にHololensを常用的に付けている研究者も居る。(Hololensは大き目のサングラスといった感じでラフな今風ファッションなら付けたまま街を歩いても違和感は無い)。
さらに言うならば、AR/MRは視界を全てバーチャルで覆ってしまうことも出来るのでHMD・VRとしても使えるわけで、単純に考えてその分お徳なのである。
さて、現実世界に付加的な情報をもたらしてくれるものとしては、かつてグーグル・グラスがあったが、あれは単に補助表示装置というべきものであって、必要なときにスマホを片手に持って見ればこと足りるものであった。 それに対してマイクロソフトの「Hololens」は、付加情報も3次元的に現実世界に融合してもたらし、現実世界の動きとバーチャルな付加情報の世界の動きとが相互に影響して広がる。
エロい話で分かりやすく言えば、例えばグーグル・グラスだとデリヘルから来た女の子の「身長・体重・バストサイズ・ハメOKとかNG」といったような情報が出る感じ、VRだとバーチャルもしくは現実のチャットルームの中に入ってそこでバーチャルもしくは実写の女の子とエッチする感じ、AR/MRは、視聴者が居る現実の自分の部屋にバーチャルもしくは実写の女の子が現れて、まるで自分の部屋でエッチする感じ。
既に3DCGならばAR/MRで自分の部屋に女の子を出現させることも、それをぐるっと全方位から(下からも)見ることは可能となっている。
今後、実写のリアルタイムな3DCG化や、一度3Dキャプチャーした実写に骨組みや筋肉の動きをAIがシミュレートして動かすような技術が急速に進むと思われる。
そして、当面の目標は、2014年のイギリスのスパイ映画「キングスマン」に登場したホログラム会議のように、HMDが見た目は極フツーなメガネにまで進化し、自分を含めて3DCG化された人々がAR/MR空間の中でリアルタイムに動き反応する世界だと思う。
そうなれば多くの事務系の仕事も文系の大学も直接そこに行く必要は無くなるというか、実際に会ってコミュニケーションするのは週に何度かのアフターファイブの遊びやクラブ活動だけでよくなるかもしれないのである。
そのような具体的な利用方法を提示することによってニーズが高まれば、ハードウェアの進化と低価格化は今後急速に進むだろう。






■ 結局はマイクロソフトがVR/ARでも勝ってしまうのか?(2017年1月19日)
 ※参考となる日本語記事は "ファミ通.com"等を参照   

昨年2016年はソニーPSVRの参戦や池袋サンシャイン・シティーを皮切りに都内数箇所にVRアミューズメント施設も登場し、VRの認知度はある程度高まったように思える。
また、VRの認知度が高まるにつれて、一時は完全に消えかけていた「3Dアダルト」への関心が少しではあるが蘇りつつあり、「VRって言っても画質は悪いしエロを見るのに360度は必要ない。今のところ偏光方式の4Kテレビモニターがやはり一番いい」といった意見もある。

さて、毎年、年初めにラスベガスで開催される世界最大の家電・エレクトロニクスショーのCESは、本欄でも2009年の3Dテレビのブレイク時から紹介してきているが、今年のCESでのVR関連は昨年・一昨年のブレイク期の「あっと驚く」的なものに比べて、ハードもソフトもより実用的というか普及期を目指した渋いものがメインになってきた感がある。
また、Oculus RIFT DK1に始まった現在のHMD再ブーム以降に実際に使ったユーザーたちが感じてきた「ダメな部分」を改善するものや、マイクロソフトが進める「Windows 10 VR」に対応し(現実世界の拡張や融合であるARやMRにも対応)、かつ、普及を目的に300ドル程度と買い安い価格設定のものをレノボをはじめ、HP、DELL、Acerなどのパソコン大手が開発中である。
例えば、レノボがCESで発表した新しいHMDのコンセプト(まだモックだけで実働するものではない)は、周囲の現実世界を取り込み、かつユーザーの手の動きや周囲との位置関係を認識する3Dカメラやモーションセンサー、ポジショントラッキングを備え、また、いちいちHMDを外さなくても外界を見られるようにクルっと上に跳ね上げられるフリップ・アップ機能があったりする。


画質もWindows 10 VR対応のものはOculusVIVE等の専用機よりも高画質な「表示部は1440ドット×1440ドットのOLEDディスプレイ2枚」が標準になりそうである。
さらには、OculusVIVEの性能を十分に活かすためにはかなり強力なパソコン・スペックを必要とするのに対して、Windows 10 VR対応のものはそんなに高スペックを必要としないし接続コード類も1本にまとまっているなど、実際の使いやすさを優先している(ハンドコントローラーなどを使う場合は無線か?)。

個人的印象では、今後Windows 10 VR対応の3万円前後と安価で高画質で多機能なものが出揃ってくるとOculusVIVE等の専用機は、価格やパソコンに求めるスペックの問題から、存続は危ないような気がする。
画質に拘らず単に気軽にライブ配信などを見るには超安価なスマホVRで良いだろうし、そもそもマニア以外は面倒なHMVに飽きて普通の2Dに戻る人が多そうだし、画質と音質を求める人や業務用途はWindows 10 VR対応のものに向かうのではないだろうか。

かつて音楽や動画の再生プレーヤー開発で乗り遅れ、インターネット黎明期にもブラウザやメールソフトの開発に乗り遅れて後追いながらもWindowsというプラットホームを武器にWindows Media PlayerIEOutlookを長らくデファクトにさせたマイクロソフトが、VRやARにおいても、HMDなどのハードウェアもコンサートなどのライブ配信も、結局はWindows 10 VRに対応することが開発コストが一番少ないという環境作りによって、結果的に美味しい部分を総取りするのかもしれない。
2017年のVR/ARのプラットホームとハードウェアの動向から目が離せないだろう。






(コラム中、意見の部分はあくまでもWebmaster 藤山土門の個人的見解です)