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■ 三菱の偏光方式3Dモニター初回出荷分即完売!ももいろクローバーZ効果か...(2011年5月28日)■
 ※参考記事は "価格コム" から

価格コムの売れ筋ランキングや最安価格はあてにはならないが、本日現在、なんと『三菱電機 Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK) [23インチ]』が売れ筋・注目ランキング 共に一位になった。
私が銀塩写真から本格的にデジタルによる3Dにシフトして以来10数年、シャープ、NEC、I.O.DATA、Hyundai IT、ZALMAN、Acer、BenQ、SAMSUN、そして最近のLGなど、 裸眼視差バリア方式、偏光インターリーブ方式、NDIVIA 3D VISION対応120Hz方式と、パソコン用3Dモニターは発売されてきたが、 いまだかつて3Dモニターがパソコン用モニター市場全体の売れ筋トップに躍り出たことなど無かったわけで、いろいろな意味で非常に感慨深いし、三菱としては予想外の市場の 反応に、ももいろクローバーZの特典映像付き初回限定1000台、月間生産台数2000台という戦略が正しかったかの検証に追われているかもしれない。
価格が高くて大きくてそれでいてまともに見られる3Dコンテンツがまだ少なく全く売れていない3Dテレビや大震災の影響で売り上げが伸び悩んでいるニンテンドー3DS の状況を見て「3Dは終わった」と言う評論家や放送関係者も多いが、 シャープ製リアル3Dカメラ搭載のスマートフォンが既に100万台の受注を得ているらしい(三大キャリアからの合計なのかNTT DOCOMO単独なのかは不明だがシャープ関係者が そう言っていた)ことからも、一般コンシューマーは3Dを見放したわけではなく、実は興味は続いていて、「安くて、メガネが軽くて、明るくチラつかなくて、操作が簡単な」 3Dデバイスを求めているのだろう。
そして3Dテレビでは様子見だった三菱が上記のコンセプトをストレートに打ち出し、かつ、「パソコン用モニターというパーソナルでオタク色の濃い商品だからこそ、 一歩間違えれば危ないロリ系アイドルグループをイメージキャラに設定した戦略がまんまと当たった」ことも大きい。それが口コミなどで広がり、初期ロット即完売(実際には 店舗によってまだ初期ロットの在庫はあるようだが)を成し遂げたと思える。
さて、これから3Dモニターを買おうとしている人々が迷うのは「約2万円安いLGのFLATRON D2342P-PN [23インチ]との選択」だろう。
ハッキリ言って、2万円の差を出せる人ならば、「映り込みが少ないハーフグレア」(ピカピカ液晶なZALMANを使っている私などはモニターの対面側の壁には真っ黒な 暗幕を貼って映り込みを少なくしているぐらいで、写り込みの少なさは3Dにとっては非常に重要)、「IPS液晶で綺麗」なことだけでも三菱は有利だと思うし、 私自身もZALMANからの買い替えでは三菱が欲しいと思っている。
ただし、価格コムのユーザー・クチコミでは「〜どこかギラギラしてますが、違和感を覚えるほどではありません。〜ワーナーマイカルでもらった3Dメガネが使えないか 期待していたのですが、駄目でした。ピンクのクロストークが出ます。」とある。これは有沢製Xpolフィルターを使っているオンキョーやエイサーの3Dノートパソコンでも 同じ症状が出るので、三菱はNECや富士通と同様に有沢Xpolフィルターを使っているのかもしれない。その場合、上記で指摘されているように汎用の円偏光メガネやイベントで 無料配布される紙製の円偏光メガネではクロストークが出てしまうし(全く使えないわけではないが)、コントラストが極端でギラツキ感が強いことなど、 ポワーとした感じで柔らかい3D画質のZALMANとの比較においては結構疲れるかもしれないので、三菱とLGの2台を並べてきちんと比較してから購入しようと思う。
ちなみに、現在はソフトバンクの3Dスマートフォンでしか立体表示できない3D生放送の「Ustream 3D」も、三菱・LG共にサイド・バイ・サイド・ハーフから自動で 3D表示できるので立体視できるはずである。
ともあれ、仮に偏光フィルターが有沢Xpolだとした場合、生産工程は職人がクリーンルームで1枚1枚手作業で貼っているはずなのでドットとのずれによる不良品も多く、 出荷できる量産台数は月2000台が限界なのかもしれないし、有沢製作所は偏光特性をもっと標準的なものにして、市販や無料配布の円偏光メガネが使えるようにして普及率を 上げることに全力を傾けてもらいたい。折角のこの追い風を無駄に終わらせないようにして欲しいものである。

【追記】2011.05.29 今後、Real D社が開発した偏光フィルター方式と120Hzフレーム・シーケンシャル方式を組み合わせて フルHD画質を実現する「RDZ方式」のモニターもSAMSUNやソニーあたりから市場投入される可能性もあるが、この三菱製にせよ、 既に実売価格が2万6千円台になったLG製の偏光フィルター方式のような安価な価格設定では実現できないと思われるし、 一般コンシューマーが『たまにしか見ない3Dなんだから三菱やLGの偏光フィルター方式で十分』と判断してしまえばRDZ方式は3Dテレビでしか商品化されない かもしれない。



■ アンドロイド3Dスマートフォンはシャープの一人勝ちか...(2011年5月27日)■
 ※参考記事は "日本経済新聞社・Web刊" から

昨年10月に幕張で開催されたCEATEC2010でプロトタイプが発表されたシャープの3Dカメラ&裸眼3Dモニター搭載スマートフォンが『アクオス・フォン』として 2011年夏モデルとして発表され、既に採用を決めて現在テレビCMをガンガン流しているNTTドコモに続き、ソフトバンクもこのアクオス・フォンを採用し、さらには、 3年前に日立製裸眼3Dケータイ Wooo H001 でコケたau/KDDIも、2D版で販売実績のあるHTC製の2眼ステレオカメラ搭載スマートフォン (中身はLG製オプチマス3D)ではなくやはりシャープのアクオス・フォンを採用した。 これで日本の三大キャリアが、3Dスマートフォンでは全てシャープ製アクオス・フォンで統一されたことで、今後、新旧3Dマニアたちが汎用的な3Dアプリや コンテンツをたくさん送り出して、冴えない液晶メガネの3Dテレビ業界を尻目に、『ソーシャルネットワークと結びついたスマートフォン文化とマーケットの急速な拡大』 というの新時代の潮流を追い風として、3Dを牽引していくデバイスになる可能性が非常に大きい。
もちろん日本でのその下地には、ニンテンドー3DSによってコンシューマーが「3Dなんてあくまでもオマケ・遊びなんだから、小さくて画質が悪くてもメガネ無しで簡単に 楽しめる方がいいよね」ということに気付いてしまったことが大きい。
2ちゃんねるの3Dテレビ関連スレッドなどでは、テレビというマスメディア・デバイスとしては観られる3Dコンテンツもほとんど無い状態なのに、 未だにスペック重視的な意見ばかりを主張するマーケット感覚ゼロな人たちが多い。
しかし2万円台と非常に安価でありながら8千円程度のチューナーを繋げば3Dテレビにもなるパソコン用偏光インターリーブ方式の3Dモニターが一気にモニター全体での 売り上げ&人気度でナンバー3になった事実を見れば、コンシューマーは画面の大きさや画質や解像度よりも 「3Dは今はまだたまにしか見ないオマケや遊び的なものなのだから、安くて手軽に3Dを観たり楽しめるもの」を求めていることが明らかだと言える。
そしてテレビ離れが進む現在、大きく重く撮影や編集が難しい3D専用カメラではなく、いつでもどこでも気軽に撮って(それも1280x720pとそこそこの高画質で)、 YouTube3Dやソフトバンク傘下のUstreamAsia3Dなどにどんどん投稿して仲間と共有する環境がリアル3Dで撮れる2眼カメラ搭載の3Dスマートフォンの登場で一気に加速する可能性がある。
さらにスマホならではの3Dを活かしたアプリやゲームも増えていくと思うし、例えばオッパイがゆさゆさ揺れるアプリのように今までは2Dの中での 擬似立体的だったものからリアル3Dに置き換わっていくだろうし、ニンテンドー3DS同様にカメラを通した実写とCGが合成された3DARコンテンツも増えるだろう。
そして、国境の無いウェッブを通じて、無修正のアダルト3Dを裸眼で見られることからモバイル向けの3Dコンテンツ市場が、2D同様にPC向けの市場規模を上回ることが 確実だと思う。
このようにして、一方通行的なテレビ業界を尻目に、3Dの普及は裸眼3Dスマートフォンから広がり、それを大きいサイズで観たいというニーズには2万円台のパソコン用3Dモニター が応えていき、特にアダルト・コンテンツなどは家族と共有のリビングルームの3Dテレビで観られる人はほとんど居ないわけだし、かつ、 DVD版の3Dアダルト作品などは3Dテレビでは逆に画質の悪さが目立ってしまうし、ブルレイ版もアダルトはまだサイドバイサイド・ハーフなものがほとんどなので 3Dテレビのハイスペックを生かしきれておらず、わざわざ高額な3Dテレビで見るほどではないので、なおさら3Dスマホや安価な3Dモニターの普及が進むことになるだろう。

そんなシャープ「アクオス・フォン」の話題に便乗するかのように、Windows CEと無線LAN機能を持った裸眼3Dモニター搭載のマルチメディア・プレーヤー『COWON 3D』が発売された。 (詳しくは「Gigazine」などを参照)
これが2年前だったら3Dマニアには売れたと思うが、今となっては、画面は観やすい大きさでもない4.8インチだし、スマートフォンのような便利さも無く、 3D撮影もできない中途半端なスペックの割には44,800円と高いこの「COWON 3D」にマーケットバリューがあるのかは非常に疑問に思う。
実際には3Dマニアでもなく楽しんでもいない技術者の多くは、頭の中だけで「3Dをどこにでも持っていける、凄いでしょう、欲しいでしょう」と考えがちだが、3年前に同じようなコンセプトの 裸眼3Dメディアプレーヤー「SDP-818」を使った私の経験から言えば、このようなパーソナル・サイズの3Dデバイスを持ち歩いて3D仲間に見せびらかすのは 最初の数週間だけで、その後は、いちいちファイルをコピーして載せたり、場合によっては800x450に変換したりするのが面倒になり、結局は机の引き出しの奥に仕舞いっぱなしに なってしまうものだ。
3Dで撮影も投稿も共有もできる多機能な3Dスマートフォンが三大キャリアの全てから登場したことで、このような中途半端な3Dメディアプレーヤーを5万円も出して買う 意味は既に無くなってしまったと私は思うのだが、情弱な一般コンシューマの反応はどうだろうか...



■ LGとサムスンの3Dテレビ論争、テレビ番組で対決 軍配はLGの偏光方式...(2011年5月9日)■
 ※参考記事は "聯合ニュース(日本語)" から

2D・3Dのテレビを問わず、震災の影響もあり、日本の家電メーカーは家電全般で韓国2強にさらにマーケットを奪われてしまっているが、 この3DテレビをめぐるLGとサムスンの戦いは、かつてのソニー対パナソニックを見るようで歴史は繰り返す感が強い。
そんなサムスンとLGが、テレビ番組でそれぞれフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式(サムスン)と偏光フィルター+円偏光メガネ方式(LG)の優位性を めぐって対決した。なんだか昔の「ベータ対VHS戦争」みたいだが、違うのはコンテンツ自体は両者共に同じものがそれぞれの方式で見られるので、 ユーザーにとっては「安くて見やすい方が良い」ということになる。
で、結果は、記事を読んで欲しいが、LGの偏光フィルター+円偏光メガネ方式の勝ち。
この結果は3Dエロスがこのコラムや「鑑賞方法」のページで5年前から言っていたものと同じ。
ちなみに日本国内でも、パソコン用液晶モニターでは、LGの23インチワイドで29,800円以下という驚異的に安い偏光フィルター+円偏光メガネ方式の3D対応 モニター「FLATRON D2342P-PN」が本日現在、価格コムによればパソコンモニター全体での売れ筋・注目度共に第3位になるという、 昔からの3Dファンには信じられないような「異変」が起こっている。
そんな今も日本では「偏光方式は縦の解像度が半分で、特にサイドバイサイド・ハーフな3D放送では横解像度も半分でダメだ」というスペック重視な意見がまだ 強い。確かにそれは正論ではあるが、それを言い出したら現在の1920x1080px24fpsなフルHD・3D規格自体が3Dとしては「ダメ」だと思う。 CEATECなどで4K2Kのモニターで3Dを見た人なら、現在の3Dテレビの解像度自体が3Dにとっては低いことを実感できると思う。
しかし、音の良いアナログ・レコードがCDに駆逐されたように、映像も画質の良いブラウン管方式が駆逐され、プラズマよりも圧倒的に画質が良いSED(FED) も今となっては売れそうにないのでキヤノンが民生機の製品化を諦めるなど、一般消費者はスペックだけでは商品を選ばないのは明白な事実。
3Dテレビや3Dモニターに関しては、24時間3Dで見るわけではないオマケのような機能なのだから、 「安くて、明るくて、チラつかなくて、メガネが軽くて、疲れが少ない」ことが消費者には重要である。
さらには、3Dエロスが指摘してきたように、20世紀からの古いシステムであるフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式には「左右の時間軸のズレ」という 問題が残っている。この左右の時間軸のズレという問題は、実は3Dにおいては解像度の問題以上に大きい。 つまり、左右に視差以外に時間差もあると、動いている被写体の奥行き・飛び出し位置情報が脳に正しく認識されず、 例えばサッカーのシュートのようなシーンでは、本来カーブせずに真っ直ぐ飛んできているはずのボールの位置が小刻みに ブレて見えたり、遠近感が前後しながら飛んできるように見えてしまうことがあり、それを脳が補正しようと頑張ることから「疲れ」が生じる。
この左右時間軸のズレは、何も動きが速いスポーツに限らず、アダルトでのフェラ、手コキ、ピストンのようなシーンでも発生し、3D鑑賞に慣れてくればくるほど、 動体視力が普通の人でも違和感のある3D映像として見えてくる。
さて、日本メーカーはどう動くのか。
既に東芝は3Dレグザで、三菱もパソコン用モニターに偏光フィルター+円偏光メガネ方式をラインナップし、 ベースとなる2D液晶モニターそのものの画質の良さで韓国勢の安さに対抗しようとしているが、3Dテレビで先行するパナソニック、ソニー、シャープが、 すでに市場から見放されて終息しかけている液晶シャッターメガネ方式にいつまで拘ってしまうかによって、今後のマーケットでの3D対応テレビのシュア、 さらには、現在はソニーとパナソニックの影響力が大きい放送やメディアの3D規格制定における力関係が、このままでは将来は韓国2強へと大きく変わってしまう 可能性もあると思う。



■ 三菱・IPS液晶の偏光方式3Dモニターを実売4万円台で発売!PRキャラは「ももいろクローバーZ」!...(2011年4月29日)■
 ※参考記事は "AKIBA PC Hotline!" から

2010年以降、メディアは現在主流のフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式の3DテレビとPCモニターばかりを報道している中で、 偏光フィルター+円偏光メガネ方式の方が明るく、フリッカーがなく、メガネが軽く、トータルで非常に安い等々、その総合的なコストパフォーマンスの高さと 使いやすさに言及してきたのは当3Dエロスぐらいだが、この偏光方式で先行する韓国ザルマンやLGに加えて、テレビでは東芝が新型3Dレグザに偏光方式をラインナップし、 そしてかつてはダイヤトロン・モニターのブランドやNECとの共同ブランドでPCモニター市場の大きなシェアを誇っていた三菱が、高画質なIPS液晶でありながら 本気価格の実売4万円台で偏光フィルター+円偏光メガネ方式のPCモニター『RDT233WX-3D(BK)』を発表した。
そのPRキャラクターがオタクに人気の『ももいろクローバーZ』で、初期ロット1000台には彼女たちの限定3Dブルーレイがオマケに付くということで、 いままで3Dに無関心だったコアな層の間で話題になっている。
実は三菱は、パナソニックやソニーよりも早く、2008年から米国で「光源にレーザーを使った65〜75インチのリアプロジェクション3D対応テレビ」を発売している。
その大きさから日本では正式には発売もされていないが、横に寝た身長160センチぐらいの女性の全身を実物大で映し出せる75インチ型を私は真剣に欲しいと思ったくらいだった。
そんな三菱が、全然売れなていない液晶シャッターメガネ方式の3Dテレビを反面教師として、「パーソナルな使用が多い」パソコン用モニターとして メガネが軽くて明るい偏光方式かつ高画質で視聴角度が広いIPS液晶を使った3Dモニターを発売することは、安い韓国製との差別化を図る上でも良い判断だと私は思う。
ライバルとなるLG製・29,800円の「D2342P-PN」との価格差が約2万円もあるが、実際に2台を並べて見比べて三菱の IPS液晶の画質が明らかに良ければ、3Dコンテンツ制作関係者には三菱『RDT233WX-3D(BK)』の方が売れると思う。 かつてナナオやイイヤマの高級モニターを使っているとプロっぽかったように、 「LG製は一般向け、三菱製はハイアマチュアとプロ向け」のような差別化が進みそうな気がする。
さらに、LG「D2342P-PN」にはHDMI ver1.4入力が1系統しかないが、三菱『RDT233WX-3D(BK)』には2つあるので、地デジ/BS/CSチューナーを常時繋ぎ、 テンポラリーにカメラやゲーム機を繋ぐ時にも便利。
ともあれ、LG製なり三菱製なり、パーソナルな使用が99%と思えるパソコン用モニターから安くて明るくて眼の疲れが少ない偏光フィルター+円偏光メガネ方式が普及してくるのは私的には 非常に喜ばしい。居間の大画面3Dテレビで堂々とアダルト・コンテンツを観ることができる人なんてリッチな独身者ぐらいだと思うし、 逆にパソコン用モニターなら一人でとことん楽しめる環境にしやすいから、3D版アダルトDVDなどをとことん楽しむ人が増えて欲しいと 願っているのは、3Dエロスに限らず、3D版アダルト作品を出しているメーカーや近々3Dアダルト作品(日本国内版)のネット配信やラブホテルでの配信を始める 大手アダルト・コンテンツ制作会社など多いはずだ。さらに願わくば日本でも再びPC用ゲームが3Dを契機に復活して欲しいし、そのための3Dグラフィックデザイナーや 3Dゲームクリエイターが育って欲しいと願っている。



■ 東芝は本気なのか迷走中なのか...視線追尾型の裸眼3Dダイナブックを発表!...(2011年4月21日)■
 ※参考記事は "PC Online" から

裸眼3Dレグザで昨年末に話題をさらった東芝だが、ここにきて3Dレグザに偏光方式を加えるなど、単なる株価対策のための話題作りのパフォーマンスではなく、 パナソニック、ソニー、シャープに対して出遅れていた3Dを巻き返すべく、本気になってきたように思える反面、1社の中でNDIVIA 3D VISION同梱モデルあり、 多視差レンチキュラー方式あり、偏光フィルター方式あり、そして今回の視線追尾型レンチキュラー(だと思う)ありと、様々な方式を盛り込んで迷走中のようにも 見えてしまう。
ともあれ、先行する各社のフィールドシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式の3Dが売れていないという事実を反面教師として、 出遅れた分を逆に活かした新方式での3Dラインナップには意気込みを感じる。
さて、この裸眼3Dダイナブック「dynabook QosmioT851/D8C」は、昨年の幕張「CEATEC 2010」で話題となった裸眼3Dレグザの近くにひっそりと展示してあった プロトタイプを、視線追尾システムを搭載して見やすいものに進化させて製品化したもののようだ。
昨年のCEATECを報告した本コラムでも少し紹介したが、当時のプロトタイプは視線追尾システムが搭載されておらず、顔を少しズラすと立体視が破綻してしまうという 欠点があったが、細かな文字などの2Dで表示される部分はフツーに見やすく、これからの「2Dと3Dがひとつに混在する新たなネットの世界」を予感させるものだった。

その翌月に同じく幕張で開催されたフラットディスプレイパネルの国際見本市「FDP 2010」で台湾AUO社が、視線追尾型の裸眼3Dモニターを2サイズ発表し、 その画質と顔を動かしても0.3秒ぐらいで3D視できるスイートスポットが動いて視聴者に合わせてくれるシステムの完成度の高さから、東芝としてはCEATECプロトタイプの ままではダイナブックの名に相応しくないと判断したのだろうか、この生産型モデルには 『Webカメラで視聴者の顔の位置を捉え、その場で見える最適な映像を表示する「Face Tracking機能」を新たに加えた。』とのこと。その精度やレスポンス速度については 実機が店頭に並ぶまでは分からないが、何となくこのモニターモジュールは台湾AUO製ではないかと思えてしまう。
ともあれ、本コラムでもFDP 2010の報告記事の中でAUOの方式を絶賛したとおり、「メガネ不要でかつ細かな文字もハッキリ読める2D/3D混在のネットの世界」を実現する ものとして大いに期待ができる。
しかし問題はやはりその価格。今どきノートPCで23万円はやはり高すぎる。もちろんスペックは充分なのだし、地上デジタル/BS/CSの3波対応のTVチューナーを2つ備えていて 3D番組を見ながら他の2D番組を録画したりも出来るらしい。
ただし私の経験上は、現在私が使っているオンキョーR515Aでもテレビは見られるのだが、わざわざノートパソコンの画面でテレビを観ることは少ないというか 全く使っていない。現在テスト中のアイオーデータ製7インチワイドな裸眼3Dサブモニターを繋いでそれにテレビを映し、本体のモニターではウェッブやメール という使い方の方が両方とも見やすい。この東芝「dynabook QosmioT851/D8C」の良さは、やはりYouTube3Dやニフティー3DポータルZのような2D画面が メインでその中の映像部分のみが3D対応というようなサイト(今後世界的に増えていく可能性が大きい)を見るのに適していると思う。
現在のところはUstream3Dはソフトバンクのシャープ製3Dスマートフォンでしか裸眼立体視は出来ないが、今後オープンになれば、あるいはYouTube3Dが 同様のサービスを開始すれば、メガネ不要で3D生中継を見ながら2Dでコメントを送受信したりしてコミュニケーションを取れるようになるから、 このようなデバイスが今後増えていくことを大いに期待したい。



■ 23インチ29,800円の3Dモニター登場! 20インチ以上は偏光方式へのシフトが進むか...(2011年4月21日)■
 ※参考記事は "+D PC USER" から

現在のフィールドシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式の3Dテレビは「価格が高い」「コンテンツが少ない」「メガネが重くて暗い」ことなどから売れておらず、 パナソニックの当初の目論見が全く外れた実態になっている。
アダルトをはじめ徐々に3Dコンテンツが増えてきたところに大震災で日本国内の需要が激減し、3Dテレビが売れない条件がさらに重なってきている。
加えて、3Dのプロの眼から言えば、フィールドシーケンシャル方式は左右の時間軸にズレがあるという3Dにとって致命的な欠点がある。つまり、 本来は真っ直ぐに飛んでいるボールの遠近感が左右の時間的なズレによって1コマずつブレてしまい、真っ直ぐに見えないことや、それが脳に負担を掛け、 違和感や気持ち悪さに繋がっていることに一般の人々も気付き始めている。

そんな日本のメーカーを尻目に、既に世界最強の家電メーカーとなったサムスンに対抗してLGは、昨年秋に幕張メッセで開催された「FPD 2010」に安価で明るい 偏光方式の「シネマ3Dテレビ」を発表し、そのコストパフォーマンスの高さを訴えた。

そんなLGも、サムスン同様に日本では家電の王様である「テレビ」の販売はイメージ上かなり難しいと読んでおり、携帯端末や小型テレビなどから侵攻してきている。
そして今回、パソコン用23インチサイズの偏光フィルター方式の3Dモニターを 29,800円 で発売すると発表した。
偏光フィルター方式のパソコン用3Dモニターで先行するZALMANの3Dモニター部門を買収して実現したとの噂もあるが定かではない。 ともあれ、安くて、アナログRGBにもDVI-DにもHDMI-1.4aにもHDPCにも対応した23インチの3Dモニターが、最初から29,800円という安さで販売されることの意味は 非常に大きい。これに実売価格が約8,000円の地デジ・BS・CSチューナーを繋げば3Dテレビとしても使える。

液晶シャッターメガネ方式のパソコン用3DモニターシステムはNDIVIA 3D VISIONとその対応120Hzモニターやノートパソコンが発売されているが、 グラフィックボードやOSの制限があり、実際に導入するには液晶メガネや120Hzモニターの他にNDIVIA指定のグラフィックカードとOSが必要なため、それらを 1から揃えると軽く10万円を超えてしまう。また、当3Dエロスに寄せられたご質問で一番多いのが、「NDIVIA 3D VISIONを買いましたが3Dで見る方法が分からない」 といったもので、パソコンや3D初心者には設定段階で敷居が高く、情報を得ようにも日本語ではあまり多くは無くサポートも実質行われていないので、 頻繁に行われているドライバのアップデイトを含めて、英語サイトでザクっと斜め読みして必要な情報を得られる程度の英語力が無いと使いこなすのは難しい。
それに比べて、ZALMAN3Dモニターにしろ今回のLGシネマ3Dモニターにしろ、偏光フィルター方式は基本的にグラフィックボードや OSの縛りは無く、現在使用中のパソコンのモニターのみを置き換えるだけで3D環境が整うことと、YouTube3Dをそのまま立体で見られるというメリットが大きい。 縦方向の解像度が半分になってしまうことと視聴角度が狭いという最大の欠点も、実際に使ってみれば「明るい」「メガネが軽い」「左右の時間ズレがない」 「眼と頭の疲れが少ない」「蛍光灯との干渉によるフリッカーが無い」「CEATECなどで無料で配られる紙製円偏光メガネが使える」といったメリットの方がはるかに 大きいことを実感できると思う。少なくとも3Dのプロたちの間で、NDIVIA 3D VISIONを3D編集システムのメインに使っている人を私は知らないくらいに、 プロの編集現場では偏光フィルター方式のモニターが業界標準となっている。ま、NDIVIAの名誉のためにも、 NDIVIA 3D VISIONをメインの編集システムで使っているところをご存知の方はお知らせいただきたい。

そんな23インチ、フルハイビジョン画質の偏光方式で29,800円のLGシネマ3Dモニターの発表と合わせるかのように、なんと「裸眼3Dレグザ」を売り出して 間もない東芝が偏光方式の3Dテレビ「レグザZP2シリーズ」を発表した。(マイコミジャーナルhttp://journal.mycom.co.jp/news/2011/04/20/114/を参照)
付属する偏光メガネのネーミングが「シアターグラス3D」と、何となくLGのシネマ3Dテレビとの関係を感じてしまうが定かではない。
さて東芝のこの新しい偏光方式の3Dテレビの推定市場価格は、32インチの32ZP2が15万円前後、26インチの26ZP2が13万円前後と高い。付属する円偏光メガネも 追加分を購入すると一般的な汎用のものが1,000円程度なのに対して3,000円と高すぎる。
偏光方式は安くできることがウリのはずなのに、ここでも日本市場を見誤った設定価格のように思える。もちろん市場は敏感だから、他の3D製品同様に、 すぐに値崩れするとは思うが、一人暮らしの個人用やお父さんの書斎用を想定した場合なら、上掲のLG製シネマ3Dモニターで書いたように29,800円のシネマ3Dモニターに 8,000円程度と安くなった国産の地デジ・BS・CSチューナーを繋げば現在でも総額4万円弱で23インチの3Dテレビとしても3Dパソコンとしても使えるモニターシステムが 組みあがるので、情報収集力の強い人にとっては、このレグザZP2シリーズは価格的な競争力が全く無い。
『原子力発電所問題』と同様に、3Dに関してはマスコミを含めて情報弱者が非常に多い日本では、いつも多くの人々が高いものを買わされてしまうのが残念だし、 3Dを見るためのデバイスが安くなって普及しなければ3Dコンテンツを制作・販売する側も乗り気になれないという悪循環が今の日本にはあるように思える。
ともあれ、偏光方式の3Dテレビは、10円以下の紙製使い捨ての円偏光メガネも使えるので、今後シティーホテルやラブホテルに設置されて実際に多くの人々が3D放送や 3Dアダルトを体験することで偏光方式の3Dテレビの普及を促す効果が期待されるので、東芝は是非そのような業態への売込みから進めて欲しい。



■ 民生機よりも先に小型業務用3Dカメラが登場か...(2011年4月21日)■
 ※参考記事は "3D VISION BLOG" から

日本ビクターの民生用フルハイビジョン3Dムービーカメラ「Everio TD1」はなかなか評判も良く、価格も現在11万円台まで安くなり買いやすくなったが、 対抗機種として期待されているソニーの「TD10」が、3月11日の大震災の影響でしょうか、当初の4月発売予定だったものが本日現在まだ発売日の告知がない。
そんな中、先日ラスベガスで開かれた放送業者向けのトレードショー「NAB 2011」に、民生機をベースに業務用に進化させた3Dムービーカメラが 日本ビクターとソニーから発表された。共にベースが民生機なので価格も30万円台からと比較的に安く設定されている。
ショルダー型の業務用3Dムービーカメラでは昨年発売されて多くのAVプロダクションなので採用されて半年で800台以上も売れたと噂されたAG-3DA1で先行する パナソニックも改良型を発表した。
これらの民生機をベースにした小型の3Dカメラで大丈夫かよ、という疑問も当然に持たれると思うし、確かにこのような狭いステレオベースでは、いかに大きな 3Dテレビで安全に視聴することを優先しているとは言え、遠景を撮影した場合にはほとんど3D効果が期待できない。
しかし、テレビ番組で映し出されるシーンの多くは、標準レンズ換算で被写体との撮影距離が3m以内のものが非常に多く、はじめから3Dで撮影することを 前提とすれば、このような狭いステレオベースの小さな3Dカメラでも、充分な3D効果を生む絵が撮れる訳だ。
さらに言えば、アダルト作品ではパナソニックのAG-3DA1では、その大きさからハメ撮りはキツイし、ステレオベース6cmで性器のアップを撮るには ズームと撮影距離のバランスをシビアに計算して撮らなければならず、時間に追われるAV撮影現場ではそれは無理に近いことなのだが、 ステレオベースが3cm台しかない日本ビクターとソニーの民生機ベースの3Dカメラならば、理論上は被写体までそのまま50cmぐらいまで寄れ、 コンバージェンス機能とテレマクロ機能を上手く使えば、オートで性器のアップやフェラ顔のアップを撮ることも可能になると思われる。

ただし超マクロから遠景までをカバーしてまともな画質の3D作品を撮ろうとしたら、結局はこのようにハーフミラーを使った大掛かりで両手で支える ビームスプリッター型の撮影システムを作る必要がある(製作過程はhttp://3dvision-blog.com/cesar-sommers-custom-stereoscopic-3d-video-camera-rigs/を参照)。
これでは、かつて白いブリーフ姿にソニーの業務用ベーカムを担いでハメ撮りして一世を風靡した「ムラニシ監督」でもハメ撮りは無理ですよね。
日本では何人もの3Dマニアな人々がもっと小型のビームスプリッター型ツインリグを自作して、実際に3Dテレビで放送される作品や3Dブルレイ作品として販売されている 作品の撮影に使っているが、一般的な放送カメラマンやハイアマチュアの人には、使い慣れた形のカメラで3Dが撮れる事のメリットは非常に大きい。

さて、AVに限って言えば、1980年代にアナログVHSやベータでAVが流行った時には、その多くが業務用のベーカムなどで撮影されていたが、 2000年以降、画素数は720x480のSDながらもデジタル化で飛躍的に小型民生機の画質が良くなってからは大手プロダクションに加えて中小プロダクションや個人が 数多くのハメ撮りアダルト作品を作ってきたし、現在ハイビジョンになってからもその傾向は続いている。
そんなアダルトの世界では、単に「業務用カメラで撮った高画質な作品」ということは既にウリネタにはならない。よりマニアックであるとか、モデルがいいとか、 監督のこだわりが感じられる作品がウレスジの主流となっている。
3Dの場合も、最初の2〜3年は「高画質で見やすい3D」が売れると思うが、その後は高画質なこと自体はウリネタではなくなり、2D同様にモデルの良さとか、 よりこだわりの強い個性的な作品が売れるようになると思われる。
特にSM緊縛での「吊り」や、夏場の海やプールでの水中撮影などは、空間や水中にモデルが浮くことで2Dでは再現できない不思議な臨場感を楽しめる 作品が出来ると思う。

そんな3Dによる疑似体験を求める顧客の関心事は、例えば今週2万円台で発売されるソニーの3Dブロギーのような安価なカメラで撮影されたものであっても、 普段は体験できないようなシーン、例えばカメラに向かってモデルさんが近距離からオシッコを掛けるシーンを撮ることで、 2Dでは再現できない臨場感を立体で疑似体験でき、作品が売れる要素になるわけだ(既に潮吹き系の3D作品は存在しますが)。
同様に、3Dエロスが数年前から提案しているような「ヘッドマウント3Dカメラによる男優目線での超リアルな3D擬似セックス体験」を楽しめる作品撮りも、 このような小型軽量なカメラなら可能となる。
ただし、3Dブロギーの最短撮影距離は1.2mらしいので、そのままでは男優目線やオシッコぶっかけシーンは撮れない。 後付けレンズによる広角化やクローズアップレンズ併用のような改造が必要になると思われる。



■ 3D普及のもうひとつの足かせ、それは編集ソフト...(2011年4月21日)■
 ※参考記事は "3D VISION BLOG" から

3Dアダルト作品が増えてこない原因のひとつが、撮影の難しさに加えて、それを編集するソフトが整っていないことが挙げられます。特に日本国内の場合は、 モザイクを掛けて審査機関による審査をパスしなければならず、非常に手間と時間と費用が掛かります。
さらに、少し特殊なMVCフォーマット24fpsな3Dブルレイにオーサリングするには、現在のところパナソニック、ソニー、他に1社ぐらいしかないオーサリング 処理会社に委託しなければなりません。
既に業務用3Dカメラは発売されているのに、委託ではなくて自前で編集とオーサリングができるソフトが無いことは、3D作品普及の大きな障壁だと言えます。
そんな中、日本ではほとんど売れていませんが欧米では徐々に評価が高まってユーザーが増えているソニーのビデオ編集ソフト「ベガス」が時期バージョンで 3Dカメラと3DブルレイのフォーマットであるMVCに対応すると発表されました。
素材の取り込みから3Dブルレイへの書き出しまで全て出来るのかどうか等、まだ不明な点ばかりですが、ソニーに限らずグラスバレー(旧カノープス)も 売れ筋ソフト「Edius」の次期バージョンで3D対応するとか3Dモザイクが掛けられるとか噂になっています。
さらに、現在3D作品の多くは、アドビのFinal Cut Proに3D編集用のプラグインで編集されているものがほとんどですが、定番のプルミエに3D用プラグインが 加わるといった噂もありますし、さらに、現行バージョンはまだまだ不完全ですが、アイオーデータは1万円以下という安価で多機能な3D編集ソフトを開発しています。
3Dは、3Dカメラで撮ったままではまともに見られる3D作品にはなりません。最低でもステレオウィンドウなどの基本条件を踏まえたものに調整・編集する必要が あります。さらにはそれを最高画質で残したり販売するのは、3DブルレイのMVCフォーマットにオーサリングしなければなりません。
その辺が中小プロダクションや個人でも出来るような編集ソフトが登場することが3Dの普及には欠かせない条件だと思います。



■ いよいよ日系モデルの無修正3Dブルレイ発売、それもDRPが制作...(2011年4月21日)■

日本国内でも既にかなりのタイトル数の3Dアダルト作品が発売されていますし、中には3D専用レーベルで1,980円というシリーズのDVDもあるが、 そもそも720x480ピクセルのDVD規格に横幅を50%に縮めたサイドバイサイド・ハーフの3D映像は大きな3Dテレビやパソコンモニターでは画質の悪さが 目立って3Dの良さがスポイルされてしまうし、1080pなブルレイ版も、画質が良くなると余計にモザイクが3Dには合わないことが実感されてしまうと思う。
そんな中で、アメリカの「キャットウォーク」レーベルから羽月 希を起用し、パナソニックの業務用3Dカメラ「AG-3DA1」で撮影されたと思われる無修正 リアル3D作品が発売された。それもプロデュースは「カリビアン・コム」「一本道」などでお馴染みのDRP(Dream Room Production)です。
ザクっと拝見させていただきましたが、かなり3Dを勉強していて、撮影現場のインテリアの置き方などに3D効果を生かす工夫がされています。 残念なのはAG-3DA1ではドアップが撮れないので、折角の無修正なのに性器のアップやフェラ顔・結合部のアップシーンはありませんが、3Dで見られる環境の 人にとっては絡みの臨場感の方がはるかに勝っていて満足できると思います。
まだこの作品は上記のサイトには上がってきていませんが、当3Dエロスが予言してきたように、徐々に無修正アダルトサイトから大手が3Dに参入してきた 実例です。
もちろん未だ高い3Dテレビの普及率は低く、3Dデスクトップパソコンや3Dノートパソコンも日本では異常に高く、折角高画質できちんと制作された無修正 リアル3D作品があっても、それを見る環境が整っていないのも事実ですが、VHS時代の作品やデジタル後もSD画質(720x480ピクセル)の作品が 既に商品価値を失ってしまっている現在、ハイビジョンといえども現在の2Dコンテンツの商品価値が長くは続かないと業界は読んでいます。
将来5年以上にわたって使いまわせるコンテンツとして今撮るなら、2Dフルハイビジョンも同時に残せるリアル3Dで撮っておけば、今はまだ2Dで売り、 一般家庭にも3D視聴環境が整った時点で再び3Dで売れば「一度で二度美味しい」わけです。
昨年夏ごろから既に撮影マスターはパナソニックAG-3DA1で撮られたものがAV業界全体では数百作品あるとのことなので、今年の後半、もしくは来年辺りから無修正な リアル3Dアダルト作品が続々ネットから配信されるかもしれません。そのためには、安くて高画質なパソコン用3Dモニターが必要だと思います。

さて、いつも疑問に思っていることですが、この手のアメリカ版AV作品のパッケージって、英語しかできない人には意味不明ですよね。ま、全米には日本人と 日系人が数百万人住んでいるらしいので、そんな日系人をターゲットにした商品と言えば通るのでしょうが、何となく日本向けの個人輸入を前提としたように思えてしまいます。



■ 1280x720pな3Dカメラ搭載の裸眼3Dスマートフォン「HTC EVO 3D」はニンテンドー3DSに勝てるか...(2011年3月25日)■
 ※参考記事は "3D VISION BLOG" から

日本ではシャープがDOCOMOとソフトバンク向けにアンドロイド裸眼3Dスマートフォンを発売しているし、ソフトバンク版では同社が親会社であるUstream Asiaが 3D生放送サービスを行っているが、アンチ3Dな日本ではなかなか盛り上がらない。
盛り上がらない原因のひとつが、折角モニターは裸眼3Dなのに、観られるコンテンツやサービスが少ないことが挙げられる。
3Dエロスはかなり無理してこれらの裸眼3Dスマートフォン用のフォーマットによる配信も行っているが、知名度は低いままで、お金が入らないと売れ筋のモデルは 雇えないし、売れ筋のモデルが雇えないと知名度は上がらないままといった悪循環になっている。
愚痴はさておき、そんなコンテンツ不足は、スマートフォン自体に3Dカメラを付けて自分でどんどん3Dで見たいものを撮ったり、YouTube3Dにアップして 共有すればよいと思うのだが、シャープは昨年のCEATC 2010に3Dカメラ付きスマートフォンのプロトタイプを参考出品しただけで結局まだ出してこない。
そんな中、台湾本社のHTCが1280x720px30fpsサイドバイサイド・ハーフの3Dムービーも撮れる3Dカメラ内臓の「EVO 3D」(中身は韓国LG製「Optimus 3D」) をアメリカから発売を始めるようだ。
ニンテンドー3DSは価格は安いが内臓する3Dカメラの性能は今どきSD画質だし、6月頃から始まるムービー対応もどの程度の画質なのか、また、 オフィシャルな配信以外にもサード・パーティーが配信する動画コンテンツを再生できるのかが分かっていないのに対して、 HTCの「EVO 3D」は1.2 GHzのdual coreなCPUを乗せたれっきとしたコンピュータであり、WMVもAVIもXvidも再生可能で、 今後はニンテンドー3DSが行っている3DARをはじめ無限にアプリケーションが増えていく可能性があるし、 無料の3Dゲームも増えると思う。そして何よりもケータイデンワであることは、大人にとってはアピール度が高い。
さて、日本では「お財布ケータイ機能」などが付いていないと一般にはウケないが、かつて日立製の縦横自在なマトリックス・バリアーという優れた方式の 裸眼3DケータイWooo H001を出しながらコンテンツ戦略も何も無く、すぐに忘れ去られてしまったau・KDDIが、現在既に販売しているHTCの2Dスマートフォンの 姉妹機として、この「HTC EVO 3D」を日本市場に投入し、かつての失敗から「今度はスマホだからアプリやコンテンツは皆で自由に作ってね」 といった正しい選択をするかが注目される。
さて、発売から約1ヶ月経ったニンテンドー3DSは既に中古市場に数多く出回ってきているが、それでも実際に使われている台数は日本だけで70万台はとっくに 超えていると思われるが、DOCOMO、ソフトバンク、そしてこの「HTC EVO 3D」がau・KDDIから発売されれば3Dスマートフォンによる包囲網が出来上がり、 ニンテンドー3DSも強力な3Dゲームを連続的に送り出してこないと、3Dスマートフォンによる包囲網に負けてしまうかもしれない。



■ 3Dカメラのキモは第1にフレームの時間軸の同期、第2にステレオベースなはずなのに...(2011年3月17日)■

民生用フルハイビジョン3Dムービーカメラでは先行する日本ビクターの「Everio GS-TD1」の画質に対する評価が高い。まだ比較できる対抗機がないから本来の評価 とは言いがたいが、実勢価格が既に13万円台で買えることを考えれば、昔からの3Dマニアには驚異的なエポックメイキング・カメラである。
それもフルハイビジョンだし、精度の善し悪しは別としてオートでコンバージェンス機能も実装していることは、今まで2台のカメラで苦労してきた3Dマニアに とっては、液晶モニターのデキの悪さなど関係なく(撮影時には2D表示で撮ればよい)待ち望んでいたものに近いカメラだと思う。
3D撮影で効果的なやや広角系のレンズを搭載してビクターの後を追うソニーが、コンバージェンスを含めてどの程度完成度を高めてくるかが注目されるが、 ここで改めて「ステレオ3Dカメラのキモ」について考えてみたい。

私が今まで約20年間3D写真を遊んできて、さらにここ10年ほどは3Dムービーにも手を出して、ステレオ3Dカメラに対して実感したことは2つある。
それは、
 ・第1のキモは左右フレームの時間軸の同期
 ・第2のキモは被写体との距離に応じたステレオベース
である。

■第1のキモは左右フレームの時間軸の同期
第1のキモの「同期」には、細かくは位置、色、明るさとコントラストなども含まれるが、それらは編集でもある程度と言うかかなり何とかなるが、最も重要なのは 左右の時間軸のシンクロ。静止画もムービーも、左右の時間軸がズレてしまっていてはその時点で3Dは成立しないし、編集では直しようが無い。
そのズレは、60コマで撮影できるカメラの場合は左右で最大1/120秒で現れるわけだが、意外にも普通の人がジョギングしている程度の速さでも脚の動きの前後関係が 狂ったものとして記録されてしまうし、サッカーボールなどでは直線的に飛んできたはずのボールが、星飛雄馬が投げる魔球のようにジグザグに奥と手前にブレながら 飛んでいるように記録されてしまうし、アダルトの場合は、手しごきする動きやパコパコとハメている動きが直線的なものであるにもかかわらず円運動を描いて 動いているように記録されてしまう。
もちろん静物のような時間軸のズレが関係ない場合は別だが、動く被写体に対しては昔から3Dマニアはこの時間軸のシンクロをどうやって実現するかに苦労してきた。
最も簡単な解決策は、1台のカメラ・1枚のフィルムなりイメージセンサーに、左右2台に分けたレンズから1つのシャッターで同時に撮影してしまうこと。
そのための後付けレンズや鏡を使ったステレオ・アダプターは100年ぐらい前から存在したし、最近のパナソニックの「TM750/650」などもこの方式に入る。
この方式では、時間軸のズレは生じない代わりに、画質が半分以下になってしまうし、次に説明するステレオベースの点でも問題が大きい。
そこで3Dマニアたちは、何とか2台のカメラの時間軸をシンクロできないかと色々と考えてきたし、ソニーのビデオカメラには昔から付いている「LANC端子 (現在はAVR端子と名称も形状も変わったがパソコン用RC-232Cをベースにしたシステムは同じ)」を使ってシンクロできないかを試みてきた。
具体的な製品としては、
 ・アメリカ製『LANC Shepherd/同 Pro』http://www.ledametrix.com/lancshep/index.html
 ・ドイツ製『ste-fra LANC』http://www.digi-dat.de/produkte/index_eng.html#stefraLANC
 ・ロシア製『3D LANC PRO Commander』http://3dstereo.ru/3dlanc_r.htm
などが実際に製品化されて販売されているし、アメリカ及び日本では「LANC Shepherd」が、ヨーロッパでは「ste-fra LANC」が実際に多く使われている。 ロシア製の「3D LANC PRO Commander」は価格は安いが実際に使われたと言うムービーは私は観たことが無い。
なお、LANCによるシンクロを研究していた東欧スロベニアのある研究者は『3D LANC Master』という試作機で100万分の1秒までシンクロさせたとレポートに 書いているが、真偽のほどは定かではない。
しかしながら、これらのLANCコントローラーを使っても、現在の3D映像品質を基準としたら、極めて不十分なシンクロしかせず、最後まで最大1/120秒のズレが 生じてしまう。アメリカでもヨーロッパでも日本でも、つい最近まではそんな1/120秒のズレなどは気にしないで堂々と作品を公開してきたものが数多く見られたし、 3Dエロスのように「非常に気にはしているけど仕方ないし...会費が安いから勘弁して」とそのことを明記したうえで、諦めの心境で作品を公開してきたが、 3Dテレビを筆頭に環境が整ってきた現在では、この「第1のキモであるシャッター・フレームの時間軸同期」が人間の識別可能なレベル以下まできちんと取れていないも のは今後は3D作品として成立しないと考えている。
さらにシビアに言えば、現在のフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式の3Dテレビや3Dパソコンモニターは、たとえメガネが円偏光方式のRDZ方式 に変わっても、時間軸のズレが見えてしまう私には「未完成な3D」でしかなく、それは解像度の問題よりも大きい。
ちなみに静止画の場合は、現在のところはキヤノンの一部のデジタルカメラで使えるフリーなファームウェア『Stereo Data Maker』が、人間の識別可能レベル以下の 平均値2万分の1秒まで左右の時間軸のズレを無くしているが、撮影の直前にモニターがブラックアウトしてしまうと言う(全ての自動調整機能をそれによって停めて 左右のシャッターがオンになるのを待つため)最大の弱点があるが、シンクロ制度としては現状では完璧と言えるので、高画質でステレオベース可変なステレオ3D カメラが登場するまでは3Dエロスでは静止画撮影に使っていく予定である。
ともあれ、この第1のキモである「シャッター・フレームの時間軸の同期」は、安価なフジフィルムW3でもビクターTD1でもソニーTD10でも3Dブロギーでも シンクロしているはずなので、その点では問題は無くなり、次のステレオベースが大きな問題となる。

■第2のキモは被写体との距離に応じたステレオベース
第2のキモの「被写体との距離に応じたステレオベース」は、「何でわざわざ3Dで撮るのよ」といった根本的なことにまで及んでしまうくらいに重要なポイントだと 私は思っている。
つまり、立体感は基本的には左右の視差によって生み出される(実際には脳内の記憶や補正機能によって単眼でも立体感は感じられるが)。
その撮影時の視差がステレオベースと言われているものであり、実際に肉眼で見た時の遠近感や量感(被写体の厚みなど)と同じように再生される3D映像を撮影するには、 被写体までの距離と2つのレンズの中心距離と使用するレンズの焦点距離とコンバージェンス(モニター面を奥行き・飛び出しのどの位置に設定するかのポイントと そのためのレンズを内側に向ける角度)が適切に組み合わされなければならない。
ステレオベースが狭すぎると立体感も量感も乏しくなり、書割りを前後に並べたような3Dになってしまうし、レンズを望遠系で撮ると遠近感が圧縮されて こちらも立体感の乏しい映像となってしまい、わざわざ3Dで撮ったり見せたりする必要がないものになってしまう。
さらには、鑑賞するスクリーンやモニターの大きさを撮影時に想定しながらステレオベースをセットしなければならない。 つまり、映画館などの大きなスクリーンでは絶対的な左右視差も大きく映されて立体感が強くなり、逆にニンテンドー3DSのような小さなモニターでは 映像全体が縮小されて左右視差も小さくなり立体感が乏しくなってしまう。
「見せる時のサイズなんて分からないし、それを撮影時に決めるなんて無理ジャン」と思うかもしれないが、実際、現在の3Dにはそんな「縛り」がある。
将来的には、絶対視差とコンバージェンス・ポイントを編集でデジタル的に補正する技術が一般化すると思う。 既に某カメラメーカーの研究員は、「写っている部分ならどんなに斜めな部分でもそれを見る角度に応じた自然な面と角度に再構築するソフトを開発」しているので、 それが上映時にリアルタイムに3D映像に反映されるチップができて、見るときのモニターサイズに合わせて最適な視差とコンバージェンスを調整できる システムが出来るとは思うが、劇場公開作品でなければ、現状では「一般的な50インチ級の3Dテレビのサイズで観る」ことを前提に、ステレオベースとコンバージェンスを 調整して撮影すれば、ニンテンドー3DSでもそこそこの立体感で観られるし、20インチ級のパソコンモニターでもOKだし、上映会などで200インチ級の スクリーンで見せてもそんなに無理のない3D映像として見せられると思う。

じゃ、そんな万能な「標準ステレオベース」があるのかと言うとそんなものは無い。
人間の眼は左右の間隔が平均で65mm〜70mmで、画角は50mmレンズ相当、コンバージェンス・ポイントは可変だと言われているが、 その場合の立体感を正確に把握できる距離はせいぜい1mぐらいから5mぐらいまでの空間に過ぎない。 もちろん動体視力と空間把握能力に優れた人にはもっと広い範囲で正確な立体感や距離感が掴め、例えばイチローなどは、 球場のスペースの約90mぐらいまでは正確に距離を認識できているので飛球を背面キャッチできたりするのだと思うが、多くの人の場合は、パコーンと打たれたフライが どこに落ちるかを瞬時に予測して捕捉することは難しい。逆に、現在の3Dテレビでも「全然立体に見えない」と言っている人の多くは、空間把握能力がかなり平均よりも 劣っていると思われる。が、キャッチボールと同じように、練習すればその能力が高まる可能性が大きい。
なので、「撮影距離が2mから5mの範囲で、レンズの画角は50mm前後なら、だいたいステレオベース60mm〜70mmでイケル」というのが一般論なのだが、 正確には「STEREOeYe」が公開している以下のような数式や計算プログラムに基づいて ステレオベースを計算したり、実際に3Dモニターで視差を確認しながら撮影する必要がある。

Max gap = FilmやCCDの横幅 x 鑑賞時の希望最大視差量 / 鑑賞時の画像横幅

あるいは、アバウトに「撮影距離の1/25から1/30」みたいな感覚で撮影しているのが実情だと思う。

3Dコンテンツの制作で欧米に大きく遅れてしまった日本では、上記のサイトのようなものしかないが、アメリカなどを中心に、iPhoneやiPod用のアプリとして、 撮影現場で簡単に分かりやすく、コンバージェンス角度を含めてステレオベースを計算できるソフトが何種類も公開されており、 「3D VISION BLOG」の以下のページに主なステレオベース計算アプリへのリンクが掲載されている。

http://3dvision-blog.com/mobile-stereo-base-calculators-for-shooting-3d-photos-and-3d-video/

3Dマニアは「ステレオベース固定式3Dカメラ」や「ステレオベースが狭い3Dカメラ」では、様々な撮影条件では的確な3D映像の撮影は無理なことは分かっている。
ちょっとした風景写真や大人数の集合写真でも下の写真のようなステレオベースが必要だし、野球場とかサッカー場とかを全景撮影するにはもっと広いステレオベースが 必要だし、東京スカイツリーから見渡せる範囲を3Dで撮ろうとしたら数メートルから数十メートルのステレオベースが必要になる。


逆に人物のある部分のアップや花や昆虫やフィギアなどの小さい被写体をマクロで撮影するには、カメラのレンズの口径以下のステレオベースで撮影する必要があり、 カメラ2台の横並びでは不可能なため、一般的には2台のカメラを90度にセットした真ん中にハーフミラーを置いて2分配する「ビーム・スプリッター方式」 で0mm〜20mmぐらいのステレオベースで撮影する必要がある。

この写真や図解を見ても3D撮影初心者には「何だコレ」と理解できないかもしれないが、要するに、メインカメラではハーフミラーを透過した映像を撮影し、 ステレオベースを動かす方のカメラではハーフミラーに反射した映像を撮影する。
この方法ならばステレオベースは限りなくゼロに近づけることも可能で、アダルトの場合なら、皮を剥いたクリトリスを画面一杯にアップで撮影するような場合でも 的確な立体感と量感のある3D映像が撮影可能となるが、2台を90度の角度で組み合わせるので、高画質なフルHDカメラを用いた場合は小さくすることは 非常に難しく、1対1でのラブホテル撮影などに持ち込み、サクッとアップ撮影を行うのはかなり難しい。
仮にアダルトの場合で、撮影目的が「クリトリスのアップ」とか「ゆっくりとフェラしている舌のアップ」とかで正確なフレーム同期は諦めるならば、 マクロモードがある小型のハイビジョンカメラでこのようなハーフミラー・リグを組めば持ち込み可能な小型サイズのものが出来るかもしれない。

さて、パナソニックもソニーもビクターも、民生用の3Dカメラは「50インチ以上の大きなモニターやスクリーンで見るかもしれないことに備えて安全策として」 ステレオベースを非常に狭くしている。
唯一、フジフィルムは、立体感が無ければ3Dカメラの意味が無いとでも主張するかのように70mmというステレオベースに拘っているが録画サイズが 1280x720x24fpsまでしかなく基本的な画質も悪い。


上記の「第1のキモ」で最重要視した左右フレームの時間軸の同期がとれ、かつ、フルハイビジョンで撮れるカメラは現在のところは日本ビクターの「TD1」と 4月発売のソニーの「TD10」しか存在しないわけだから、それをどう活かすかが当面の問題となる。
幸いにもこの2台のカメラのステレオベースは「近接撮影向きな狭さ」なので、あえて言えば、「寄りの多いアダルト撮影向き」なのである。 この30mm台のステレオベースと無理の無い範囲のコンバージェンス機能で撮影可能な撮影距離はおそらく50センチぐらいまでだと思うが、テレマクロ機能で かなりアップが可能ではないかと思う。また全景撮影も3m以内に限定して使えば結構イケるのではないかと思う。要するに、お見合い写真や家族写真を撮るような 「写真館のスタジオ」みたいな撮影範囲で撮ればよいように思う。イメージビデオのような海辺とか森とか都会のビル街を背景にした広い撮影範囲には残念ながら使えないと思う。

今後、ステレオベースを可変できるものや、2眼に拘らずに安くなったフルハイビジョン・センサーを4個ぐらい使って「マクロ」「標準」「遠景」撮影が切替え 可能な3Dカメラが登場することを願ってやまない。



■ 2万円以下で発売予定の7インチワイド裸眼3Dサブモニターをテスト開始(2011年3月7日)■

現在、7インチワイドな裸眼3Dサブモニターの生産型プロトタイプを期限付きで貸してもらいテストを行っている。
写真はまだ出せない(製品版までにデザイン変更があるかもしれないとのこと)が、基本性能はこれでいくらしい。
既に数台ある評価用デモ機は、3Dコンテンツ制作者や超大手のコンテンツ・ホルダー企業、出版関係者、放送関係者、デジタルサイネージ関係者などに 期限付きで貸し出されてテストされ、高い評価を受け、いくつかの大きなタイアップ企画が進んでいるらしく、ブログでそれとなく漏らしている(事前PR?) 3D写真家もいる。

実は私は、この裸眼3Dサブモニターを1年前の最初の試作機から何回か見ているし、現在の生産型プロトタイプに至る改良の経緯や製品化に当たって1年間も掛かってしまって いる原因(製品自体の問題ではなくメーカー自身の内部調整の問題)についても開発者から直接聞いている。私からの意見や要望も伝えており、それがこの生産型プロトタイプには 反映されてきている。

で、今回、急に製品化が決まった背景には、やはり「ニンテンドー3DSによる裸眼3Dへの認知」「高くてメガネがウザくて売れない3Dテレビに代わるものへのニーズ」 「中国漁船領海侵犯問題でYouTubeの認知度が高まり、YouTube3Dを裸眼で観られるモニターとしての商品価値をアピールできる」 というマーケットの風向きの影響が大きい。

さてこのデモ機の評価だが、私が1年前に見た最初の試作機は、実のところは3年前に既に発売されていた中国Inlife-Handnet社の36,000円の裸眼3Dフォトフレーム 『SDP-818』(本サイト「鑑賞方法」説明ページのテストレポート参照)と基本的な画質はあまり変わらなかった。 それは、ベースとなる液晶パネルがSDP-818と全く同じものを使っていたからで、唯一の違いは、SDP-818がフォトフレームであることに対して、 これはパソコンにUSBで繋ぐサブモニターであることだった。
フォトフレーム型は単体で静止画やムービーの再生ができる反面、価格を抑えるには内臓するCPUやグラフィっク・チップがパソコンのそれよりもはるかに劣るものを 使わなければらならないため、3Dコンテンツを再生するには解像度を落としたり、ムービーのビットレートとサイズを下げて低画質化しなければ再生できない。
それに対してサブモニター型は、処理速度もグラフィック性能も基本的にパソコン自体のCPUとグラフィック・チップをそのまま使うため、 静止画もムービーも変換することなく、フルハイビジョンサイズのファイルのままで再生でき、YouTube3Dなどのフラッシュ形式のストリーミング・ムービーも ダウンロードすることなくそのままリアルタイムに再生できてしまう。 さらには専用のCPU、グラフィックチップ、OSやGUIが基本的に不要なことから安価に製品化できるというメリットが大きい。
もちろんパソコンとサブモニターを繋ぐドライバーと現在のプロトコルの限界から、高速な3Dゲームでは現状ではレスポンスが追いつかないという問題があるとのことだが、 通常の3Dコンテンツや3D版DVDやYouTube3Dの再生では全くレスポンスの問題は見つからない。つまり、コンテンツ配信や販売を行う企業にとっては、 ダウンロード・コンテンツもストリーミング・コンテンツも市販されている3D版アダルトDVDもそのまま再生できるモニターとして今すぐにでも売り出せるわけで、 この辺が、大手コンテンツホルダー企業などから高い評価とタイアップ企画を持ち出されている所以なのだろう。

現在までのテスト結果を公表が許される範囲で箇条書きすると、
 |羚饑宗SDP-818」よりも2割ほど明るく、青被りしておらず白や赤が自然な色目で再生され、総合的画質では全く別モノな高画質に進化している。
 StereoscopicPlayer、SPM、SMM、SSSは問題なく「縦インターレースモード」で3D再生される。
 パソコンのモニター上でコマ落ちしないで再生できる3Dムービーならサブモニターでもコマ落ちせずに3D再生される。
 YouTube3Dはブラウザモードでもポップアウトモードでも問題なくリアルタイムに3D再生される。
 ゥ侫献侫ルムW3で撮影した1280x720pの3DムービーもSSSなどでそのまま16:9のフルスクリーンで3D再生される。もちろん4:3のものは4:3で再生される。
 Σ鯀度は800x460(3D時は400x460)、サイズは7インチワイドで、ノートPCの横に置くには手頃なサイズだと思う。
 Д縫鵐謄鵐鼻治械庁咾濃1討靴MPOファイルもSSSなどで3DSの約4倍の画面サイズで3D再生される。
 ╂楝海錬妝咤促魁璽稗泳棔ACアダプターは不要。
 TwitterやYouTube2Dでの使用時(背面のボタンで2Dと3Dを切替え)の文字の読みやすさなども問題は見つからず、2Dモニターとしても利用度が高い。
 「専用フォーマットによる縛り」などが無く、縦インターレースで出力されるソースには全て対応できるので、裸眼3Dチャットや裸眼3D電話にも使える。

ちなみに、3D版アダルトDVDは720x480ピクセルのDVD規格に無理矢理サイドバイサイド・ハーフで詰め込んでいるため、大画面の3Dテレビや3Dパソコンで 見ると拡大されてメチャクチャ画質が悪いが、この7インチワイドサイズ・解像度が800x460のサブモニターでは丁度良い感じで観ることができ、どちらかというと、 フルハイビジョン画質のものを見るよりも、3Dエロスならば「裸眼3Dスマートフォン用の320x360xサイドバイサイド・ハーフ」サイズのものを見る方が サイズ圧縮によるジャギーも無く観られる。
このように回線を圧迫せずに軽いサイズのファイルでも充分な鑑賞画質でダウンロード方式なりストリーミングで配信できる点も大手コンテンツホルダー企業から 高く評価されている理由だと思う。
また、半年前まではメーカー内でも「モバイルできないと売れないのではないか」という反対意見が多かったのが、「モバイルするのはニンテンドー3DSや 裸眼3Dスマートフォンの方が多機能で便利だし携帯性にもすぐれており、3D静止画と低画質なムービー再生のためだけに7インチサイズのフォトフレームを わざわざ持ち歩くというニーズは低く、モバイル性を省いた分を低価格にして家で高画質で見られるサブモニター型の方がニーズが高い」 という判断に変わり製品化が決まったようだ。
ただし、一応、持ち運ぶことも想定して、高さと角度が変わる丈夫なスタンドは取り外し可能で、移動時に液晶面を傷付けないための樹脂製ボディーカバーと本体に収納できる スティック型の簡易スタンドが装備されている(テスト中の生産型プロトタイプの簡易スタンドはまだ角度が変えられないが製品版では角度可変になるとのこと)。
また、ネットカフェなどに常備されて3DアダルトDVDなどを裸眼3Dで観るためのモニターとして使われることも想定して、 盗難防止用ロック端子も既に装備されており、製品化へのメーカーの本気度がよく分かる。

なお、現在まだ対応製品がないのに昨年11月時点でYouTube3Dが「縦インターレースモード」を実装してきた背景には、私が昨年8月に「3D VISION BLOG」 を通じて、「現在日本と韓国共同で視差バリア方式の裸眼で観られる高画質な3Dサブモニターを開発しているので、YouTube3Dが縦インターレースに対応すれば、 世界中の非常に多くの人々が安価なサブモニターで裸眼で3Dコンテンツを観ることができるようになるから担当者に情報を伝えて欲しい」と 依頼したことから実現したものと私は思っている(同じ時期にサムスンやLGなど他の大メーカーからの要請もあったかもしれないが)。

この7インチワイド裸眼3Dサブモニターの国内発売予定は6月、価格は2万円以下を予定しているとのこと。量販店で買えるのか、タイアップ企業からしか買えないのかなどはまだ未定とのこと。
写真と詳しいスペックやテスト結果が公開できる時期になったらこのコラム及び「鑑賞方法」説明ページで公開していきますが、『普通のノートパソコンに USBコード1本で繋ぐだけで、ダウンロードコンテンツも3D版DVDもYouTube3DもフジフィルムW3やニンテンドー3DSで撮ったMPOファイルや 3Dムービーも変換せずに、メガネ不要でそのまま立体で観られる2万円以下で高画質な裸眼3Dサブモニター』の登場で、今後、3Dコンテンツやアプリケーションが 急速に増えていく可能性が見えてきたと思う。



■ ニンテンドー3DSが導くもの(2011年3月2日)■

2月はいろいろと忙しく、気が付いたらこのコラムを全く更新しないままに終わってしまった...
3D関連ではマイナーな動きは結構あったのだが、何といっても最大のエポックは、2月26日にニンテンドー3DSが発売されたことだろう。
その日から2ちゃんねるでは、恐ろしい勢いでカキコミが続き、現在もその勢いは止まらない。3Dテレビが発売された時とは比較にならない勢いだ。

当然にネガキャン的なカキコも増えているが、善しにせよ悪しきにせよ、アンチ3Dな日本でこれほど3D自体が話題になることは昔からの3Dファンには感慨深い ものがある。

さて、マスコミ情報では、ニンテンドー3DSは発売から2日間で37万台以上が売れたらしい。画面サイズやスペックはさておき、3Dデバイスが、それも 裸眼で立体視できて携帯できてコミュニケーションもできる3Dデバイスがこの週末だけで40万台近くも一般の人々の手に渡ったことなど、人類の歴史において 初めてのことだ。
売れない3Dテレビを尻目に、一気に40万台の3Dインフラが日本に整い、その普及は今後半年で数百万台に達すると予想されている。さらに世界レベルで見れば、 今後の3Dコンテンツやサービスの増加に相俟って、DSが成し得た1億数千万台の記録を抜く可能性さえ持っている(裸眼3Dスマートフォンとの戦い如何で どのようになるかは分からないが)。

そこで見えてきたものは、予想通り「3D視できない人の多さ」と「3D視は学習(慣れ)が必要」なことが明らかになったこと。この問題は、既に何年も前から 3Dコンソーシアムなどで問題提起されていた「3D差別」が今後広まってくる危険性がある。色弱や斜視や左右の視力が大きく違う視覚障害及び脳での 空間処理能力に欠陥がある人は実際にはかなり多くいるが、今まではその「踏み絵」が無かった。それがニンテンドー3DSの登場で、 子供などは「なんでオマエは3Dボリュームを下げて観ているんだよ」みたいな形で視覚障害者に対するイジメや差別が広がりかねない。 親や教育現場の人間は、その点を注意深く見守らなければならないだろう。

硬い話とは別に、このコラムで既に1年半前の2009年9月に「ARはエロい夢を見るか」と題して、AR技術と3D技術の合体が民生機レベルで普及するだろうと予言したが、 わずか25,000円のニンテンドー3DSがアッサリとそれを実現してしまった。
リアル世界と仮想世界の融合はまさに21世紀的と言えるし、これからは単に画面が美しいだけでは生き残れない時代の幕開けだと思う。
画質の点やサイズの点でまだまだ不完全な部分はあるが、犬猫やMiiに限らず、今後アイドルやエロ・キャラが3DARに登場して、そのための制作業界が過去の AV業界以上に活況を呈するかもしれない。もちろん日本の御家芸とも言えるエロゲー分野も3DARを活かした会社が厳しいゲーム業界の中で唯一生き残れるかもしれない。

また、画面が小さいと実写はより「寄った絵が欲しい」ということになり、そのための3Dカメラは必然的に2つのレンズの幅(ステレオベース)を狭くする必要が あるわけで、日本ビクターのフルハイビジョン3Dムービーカメラ「TD1」にせよソニーが4月に発売する「TD10」や「3Dブロギー」なども皆ステレオベースが 狭い。「大は小を兼ねる」の逆で「狭いステレオベースで撮っておけば大きな3Dテレビで観た時も無理が無い」という考え方だろう。
おそらく今後も、ウザい3Dメガネを必要とするものは減り、裸眼3Dなものが徐々にサイズも大きく、画質も良くなっていくだろうが、その限界は12インチぐらいだと 思うので、日本ビクターやソニーの「小さい画面でも大写しできる寄りに強い3Dカメラ」という判断は結果的に正解だったと言われる日が来ると思う。
しかし、狭いステレオベースでは、近接撮影以外はどうしてもカキワリのような「量感」の乏しい3Dになってしまう。特に有料コンテンツの場合はそれでは問題だと 思う。
「家庭での撮影を前提とした安全第一な3Dカメラ」に対抗して、今後、プロやマニア向けの「ステレオベース65mm以上もしくは可変」な3Dカメラが登場して、 「アマとプロはこんなに違うぞ」といった方向に3Dが差別化されていくかもしれない。

何はともあれ、今までは「キワモノ好きな変人」扱いだった3Dファンや3Dコンテンツを作る人々への見方が、ニンテンドー3DSが2日で40万台近く売れて 実際に40万人以上の人々が3Dを見たことで少しは変わってくることに期待したいし、ニンテンドー3DSが世界最大規模の3Dインフラとして、 今後の3D普及のための様々なサービスを活かせる方向にオープンであって欲しいと願う。



■ 米国アダルト・メジャーが動き出した...さて日本では...(2011年1月29日)■
 ※参考記事は "3D VISION BLOG" から

このコラムでも既報のとおり、わずか1年ほど前までは、アメリカのポルノ界でも『3Dはコストと手間が2Dの3倍ぐらい掛かるから、今は様子見』といった状況で、 メジャーなところとしては「アバター」の大ヒットを反映してハスラーがそのパロディー3Dポルノを2010年9月に出したり、老舗「プレイボーイ」誌が2010年6月号に アナグリフなヌードグラビアを掲載したりはしていたが、レベルは日本の週刊誌の袋綴じと同じようなものだったらしい。
プレイボーイもハスラーもペントハウスも、ウェッブはもとよりケーブルテレビの配信チャンネルを持っているが、3Dアダルト番組の配信ではマイナーなベンチャー に先を越されていた状態だった。
そこにようやく、ペントハウスが参戦を表明してきた。
感覚的には「遅いんじゃないの」とも言えなくも無いが、やはり今までは3Dテレビの普及台数がネックになっていたはず。それが昨年末のクリスマス商戦以降、 アメリカでは「第一世代の3Dテレビ叩き売り」状態となったことで普及台数が増え、今年の後半ぐらいからは3D番組を配信してようやく採算が取れる見込みがついたのだろう。 ペントハウスは既に昨年夏から3Dでコンテンツを撮影しているらしく、今年の第二四半期から専用チャンネルをスタートし、米国以外にも15カ国以上に番組提供 するようだ。

さて、日本ではスカパがアダルトチャンネルで低画質な3Dアダルト番組を放送しているが、アダルト制作会社の多くは米国同様に昨年夏ごろから3Dカメラで 撮影しているケースが多いし、日本国内でのネット配信大手(テレビCMをじゃんじゃん流しているDVDレンタルや販売、証券会社やFXも行っているあの会社) も、オリジナル3Dアダルト作品を既に20本ぐらい制作しており公開待ちらしい。

しかしながら日本の撮影・編集現場では、全く3Dの特性や制限を勉強していないプロデューサー、ディレクター、カメラマンが、ステレオベース固定のパナソニックの業務用 3Dカメラ『AG-3DA1』で2Dと同じような感覚で適当に撮っているだけなのでどれも3D品質が悪い。
加えて日本では「裸眼3D信仰」が強く、また、AVを見る年齢層は今や30代後半以降の家族持ちが多く、居間に3DテレビがあったとしてもそこではAVは 見ないというリサーチもあり、小型(3Dスマホからノートパソコン画面ぐらいまでのサイズ)のものでこっそり見るという潜在ニーズが大きく、 そんなニーズに向いた裸眼の3Dデバイスが出てくるのを待っている大手企業もある。

小向美奈子を起用して早々と3D版DVDを世に出したAV界の巨人ソフト・オン・デマンドも、その後は3Dに対して慎重に対応してきている。 S1やMAXINGをはじめいくつかのメーカーが3D版DVDやブル−レイ作品を出し、さらには、ネクスト・イレブンと言った小さな会社が1,980円という低価格で 3D版アダルトDVDをシリーズで出し始めているが、それを見られる環境が日本では普及に向かっているとは言いがたく、マーケットの大きさは 現在のところ「2Dでアダルトを見る人の1/1000程度」だと言われている。そんなことから、景気の悪さもあって積極的に3D作品制作にコストを掛けられず、 作品数が少ないと制作スタッフにノウハウも蓄積されず良い3Dアダルト作品が出てこないという悪循環になっているように思える。

2Dの世界で『JAV』とか『Japorno』と呼ばれてコミックやアニメと同等に世界で高い評価というか流通量を誇った日本のアダルト作品は、3D化の流れの中で かつての栄光を取り戻せるのか、あるいはここでも日本は凋落の一途を辿って中国に負けてしまうのでしょうか...



■ 2011年、3Dメガネ戦争勃発!しかし勝敗は見えているように思うけど...(2011年1月23日)■

既報のとおり、軽くて明るくデザインの自由度が高く度付きマイ3Dメガネも作れる円偏光メガネでフルHD解像度で見られるRealD社「RDZ方式」 の第二世代3Dテレビが発表され、それに応戦するかのように液晶シャッターメガネで見る現在の第一世代3Dテレビ陣営は、液晶メガネの「画質改善」「軽量化」 「共通化」を進め始めている。
その中でも、日本の3D映画上映館ではメジャーなTOHOシネマズ系劇場が採用しているXpanD社がパナソニックと共同で、 「映画館でも家庭の第一世代3Dテレビでも使える液晶シャッターメガネ」の開発と規格統一化に動いている

しかしXpanD社の3D上映システムを導入している劇場は世界規模では少数派であり、円偏光メガネ方式が主流を占めている。
なので、円偏光メガネで見るRDZ方式の第二世代3Dテレビへのシフトを明確にしているテレビメーカー最大手のサムスンも、同じく円偏光メガネ方式の 「シネマ3D」をメインにすると表明したLGも、さらにはXpanDやパナソニックに義理建てする必要も無く既にRealDと提携しているソニーも、 この呼び掛けには現在のところ応じていない。

さて、古くからの3Dファンは、アナログテレビやブラウン管CRT時代からダサいデザインの液晶シャッターメガネを嫌々使って3Dを見てきた。 それしか選択肢が無かったからである。
だからこそ、デザインが自由な円偏光メガネで見られる安価なインターリーブ偏光方式の3DモニターがZALMANから発表された2008年の3Dフェアや 3Dエクスポ会場には、様々なフレーム(主にサングラスのフレーム)を使った円偏光メガネがデモに使われ、時代が変わったことを印象付けていた。

しかし3D元年と騒がれた昨年、各社の3Dテレビも蓋を開けてみれば奇を衒ったようなデザインの、醜く、重く、暗く、緑被りした、昔ながらの 液晶シャッターメガネだった。

左の写真は上からパナソニックの初代液晶シャッター式3Dメガネ、2番目が今年のCESに展示されたMonster Vision Max 3D glassesで各社の3Dテレビに対応する ユニバーサルな液晶シャッターメガネ、3番目は昨年7月から発売された米国Gunnar Optiks社の円偏光メガネ、一番下はAcer3Dノートパソコンや 日本のオンキョー製3Dノートパソコンに付属している円偏光メガネ。

液晶シャッターメガネはメカとして「平面な液晶シャッター」「液晶シャッター駆動部」「シャッター開閉信号受信部」「バッテリー」「スイッチ類」「配線」などが必要なため、 そのデザインは大きな制限を受けるし軽量化にも限界があり、価格も現在最も安いサンワサプライ販売のものでも1個7,980円である。
対する円偏光メガネは、安価なものは銀塩写真のフィルムと同じぐらいの厚さに補強された円偏光フィルムを紙やプラスチックの枠で挟んだだけでOKで価格は アメリカでは1個7円程度(ディズニーランドなどの大口顧客向け卸価格)から数百円、 度付きのマイ3Dメガネにするにはカーブした通常の眼鏡用レンズにも対応した円偏光フィルムを光学用糊で貼ることで実現できるので、 アメリカでは既に事業化が始まっているし、日本でも将来メガネドラッグなり眼鏡市場なりが事業化すれば、現在のメガネ価格+千円ぐらいで実現できると思うし、 既報のとおり、映画館と3Dテレビと3Dパソコンをポケットに収まる1個のマイ3Dメガネで見られるし、パブリックビューイングやホテルやネットカフェでは 紙製使い捨て3Dメガネによる普及が可能となる。

今まで円偏光メガネで見る3Dテレビや3Dモニターの最大の欠点だった縦解像度が半減してしまうと言う問題がRDZ方式の実用化で解決されてしまった今、 私には今更液晶シャッターメガネ方式を選ぶ理由が見当たらないのだが、皆さんはどちらを選択するのでしょうか?



■ 隠れた名品「オンキョー R515A5-3D」ブルーレイ、地デジチューナー搭載で最安値103,800円!(2011年1月21日)■
 ※参考記事は "オンキョーの製品紹介ページ" から

先日、2Dビデオ編集のプロや業務用編集機・編集ソフトの開発者たちと、現在3Dでできることや3D編集時のポイント、3Dモザイクの処理方法などについて の勉強会を行った。
その際、実際の3Dムービーを見せながら行ったのだが、プレゼンテーションに使ったのは私がアメリカで買った7万円のAcer3Dノートパソコン。
出席した人数は私を含めて8人だったが、付属の2個の円偏光メガネに加えてZALMANモニター付属の2個、さらに昨年のCEATECでソニーが無料頒布した紙製の 円偏光メガネ数枚を持っていったので、問題なく皆で3D映像を見ながら行えた。
これが液晶シャッターメガネ方式のパソコンやモニターではこうはいかない。メガネの数を揃えるだけでもかなりのコストが掛かってしまうし、YouTube3Dやフラッシュ 形式の3Dサイトを直接3Dで見ることはできない。
また、肝心の3D画質に対して、予め縦の解像度が半分だと説明してあったが、576p画質のものを2Dと3Dを切替ながら見せると、映像のプロたちは 「おー、凄いじゃないか、ヘタなブルーレイのAVよりも3Dのリアル感の半端無さの方が勝っていて、AVには充分だな」という評価だった。

Acer3Dノートパソコンは既にこのコラムで紹介しているように、日本の有沢製作所のXpalフィルターを貼ったモニターをパッシブ型の円偏光メガネで見る方式で、 評価が高い日本ビクターの百万円もする業務用3Dモニターも有沢製なのだが、何故か過去においても現在においても、有沢Xpolフィルターを使った民生用モニターは 画質が良いのにメジャーにならない(10年前のI.O.DATA製の3Dモニターにはじまり現在のNECや富士通の3Dデスクトップパソコン等)。
他社に先駆けて製品を出しても、その直後に韓国企業などからその2/3の価格で対抗製品を出されてしまったりして『有沢Xpol=高い』というイメージが定着している ことと、量販店などでの展示方法やデモ方法なども酷く、マーケティングや宣伝に問題があるように思う。

しかし、先月オンキョーから発売された「R515A5-3D」は、付属メガネがAcer3Dノートと同一であることから有沢Xpolフィルターによるものだと思われるが、 今までの「有沢Xpol=高い」というイメージを完全に払拭する超低価格な最安値10万3千円台!
相変わらずのXpolフィルター手貼りで歩留まりが悪く月間生産台数が限られているため、当初の発売開始時期が延期されたりといかにも段取りが悪いが、 東芝などのNDIVIA 3D VISION 液晶シャッターメガネ方式の3Dノートパソコンの半分以下の低価格にもかかわらず、そのスペックは 「ターボブースト対応のコアi5」「メモリ4GB」「書き込み可能なブルーレイドライブ搭載」「地上デジタルチューナー搭載」と私のAcer3Dノートより格段に 優れている。
そして何よりも重要なことは、「日本語windows7」なこと。私のAcer3Dノートは英語版のため、日本語のアプリの多くが使えず、ウェブ閲覧、メール、3Dのプレゼン でしか使っていないが、日本語OSならサブマシンとして通常の日本語環境での作業に使える。

さて、一般的なユーザーの方々にとっては、3Dはあくまでも「オマケ程度の使用頻度」だと思うし、コンテンツが少ない現在、そんなオマケ程度の使用のために 現在の高額でメガネが重くて暗い第一世代3Dテレビを買うのもどうかなと感じている人が大半だと思う。でも3Dブルーレイや増え始めている3Dアダルトサイトも覗いてみたいし、 フジフィルムやソニーやビクターの3Dカメラを買おうかと考えている人にとっては、スペックと価格から見る限り「オンキョー R515A5-3D」はまさに最適な 3Dノートパソコンだと言える名品である。が、オンキョー自体が一般の人々には「パソコンも作っているんだ」的なイメージのメーカーなため、 なかなかメジャーにはなれないような気がするのが残念ではあるが、コストパフォーマンスが非常に高い3Dノートパソコンとして、お薦めできる1台だと思う。

【参考】価格コム最安値情報はコチラを参照してください。  http://kakaku.com/item/K0000152871/



■ 第二世代3Dテレビとマイ3Dメガネ&紙製使い捨て3Dメガネから真の3D普及が始まる(2011年1月18日)■

世界最大の家電見本市であるアメリカのCESに「メガネブース」が登場した。もちろん単なるメガネではなく『円偏光式3Dメガネ』である。全米3D上映館の80%を占める RealD方式の映画を観るときに、デザインがダサくフィット感が悪く、誰が使ったか分からない(実際にはほとんど使い捨てだが)映画館が頒布するメガネを掛けるのは 嫌だと言うニーズに応える形で既にアメリカでは数社が「マイ3Dメガネ」を商品化しているし、グッチだったかも参入している。
レイバン・ブランドやコンタクトレンズで有名なメガネ界の巨人ボシュロム社が「3Dメガネ分野に参入する」と経営方針で表明したのは既に3年以上も前のことで あることや各社のデザインについては昨年このコラムで紹介した。

一般的には知られていないが、その基礎素材となる円偏光フィルムの製造では日本の素材メーカーが優れた技術力でリードしており、 既に関連企業の株価は上昇しはじめている。

現在の第一世代3Dテレビが採用している「液晶シャッターメガネ」は、発売当初から『グーフィーのように醜い』『重い』『価格が高い』『故障する』 『天井の蛍光灯と干渉してチラつく』『バッテリー交換や充電が面倒』『各社まちまちの仕様で共用できない』といったネガティブな印象が強く、 第一世代3Dテレビが売れない原因にもなっているし、特に通常からメガネ使用者が多い日本では「メガネ・オン・メガネ」の不愉快さや想像しただけでゾッとする イメージから一般消費者からは完全に拒否されている感じがする。 そこでこのところ急速に「デザインの改良」「軽量化」「低価格化」 「各社共通仕様化」に動き出しているし、 「共通仕様」と「低価格化」については業界の動きに先んじて日本のサンワサプライが1月18日、ソニー、パナソニック、シャープ、 東芝など主要メーカーの3Dテレビに対応し、55gと軽量な7800円の3Dグラス(ベースはNDIVIA 3D VISION Kitの液晶メガネ)を販売開始した。
しかしそれでも液晶シャッターメガネの短所を解決するには程遠いし、映画館と共用できて、かつ、パブリック・ビューイング、シティーホテル、ビジネスホテル、 ラブホテル、ネットカフェから導入して実際に3D映画、3Dテレビ番組、3Dアダルトなどの3Dコンテンツを見せることで一般消費者が 「3Dテレビっていいね、欲しいね」と購入意欲を刺激するには、第一世代3Dテレビと液晶シャッターメガネでは「価格」「バッテリー」「故障」「衛生」などの 問題から無理があるが、これが昨年の幕張CEATEC 2010でソニーが大量に無料頒布した紙製の使い捨て円偏光3Dメガネ(価格は10円程度) が使える第二世代3Dテレビならば、メガネは映画館とも共用できるし、パブリックビューイングならスポンサーを付けやすいし、ホテルなどでは 「紙製使い捨て円偏光式3Dメガネ」が歯ブラシやカミソリ同様のアメニティーのひとつとして極めて低コストで実現できるし、今後アメリカ同様に、 好きなデザインのフレ−ムの度付きのマイ3Dメガネの市場も形成されるかもしれない。

そしてこの「軽くて明るくて安価な円偏光式のマイ3Dメガネ1つで映画館も家の3Dテレビも出張先のホテルの他社の3Dテレビも3Dパソコンも見れる」ことが、 真の3D普及には必要だと思う。
今後、サムスンに限らず、ソニーあたりを筆頭に、円偏光3DメガネでフルHDで見られるRealD社の 「RDZ方式」の3Dテレビや、 同方式のパソコン用3Dモニターやノートパソコン、さらにはタブレットPCが製品化されることが期待される。
そのことによって、「モバイルや小型のものはお一人様用の裸眼の視差バリアやレンチキュラー方式で、 10インチ〜20インチクラスは眼球追尾式のお一人様用裸眼3Dモニターで、 それ以上の大きなサイズはRDZ方式の円偏光メガネで見るフルHDな3Dで」という流れが、高画質な裸眼3Dテレビがコンシューマー価格で製品化されるまでの 今後10年〜20年の間のスタンダードになるかもしれない。

ちなみにソニーがCEATEC 2010で配った使い捨て紙製円偏光3Dメガネ(写真参照)は、ZALMANモニター、富士通及びNECの3Dデスクトップパソコンなどの偏光インターリーブ 式モニターでも問題なく使えている。また、VHS対Betaのようなフォーマット戦争と違い、3Dコンテンツは現在の第一世代3Dテレビでも3Dパソコンでも 裸眼3Dモニターでも第二世代以降の3Dテレビでも見られるのだから、その点ではコンシューマーには不利になる要因は無いと言える。



■ 第二世代の3DテレビはフルHDで見られるパッシブメガネ式が主流か(2011年1月13日)■
 ※参考記事は "Tech-On!" のホームページから

今から3年前に、当時「iZ3D社」で独自の3Dモニター(直線偏光メガネで見る2重液晶デプスマップ方式)を3Dエロスに紹介してきた米国人セールス担当者が、 その翌年、「RealD社に転職します。映画館での3D上映システムはもちろん、革新的な家庭用3Dシステムについても進んだ研究を行っている非常に面白い会社ですので、 今後もよろしく」みたいな転職通知メールを送ってきていた。

そんなRealD社が展示会用のコンセプトモデルではなく、韓国サムスンと組んで、今すぐにでも発売できる「軽くて明るくて安価な円偏光メガネでフルHD で見られる3Dテレビ」をCES 2011で発表した。

既に何年も前から、3Dコンソーシアムに参加しているレベルの人々の間では「いくつかの方法でパッシブメガネでもフル解像度の3Dテレビやモニターは作れる」ことは 言われていたが、プラズマの生き残りを掛けて3Dに力を注いだパナソニックや、パソコン周辺機器から家庭用テレビへの進出を目指してマイクロソフトも巻き込んで 大攻勢を仕掛けていたNDIVIAが一気に「フルHDの3Dはフレームシーケンシャル+液晶シャッターのアクティブメガネ方式」で製品化を進め、ソニーをはじめとする競合他社も 遅れを取らぬようにそれに従ったのが現在の第一世代3Dテレビなわけだが、私の周囲の3D関係者、いわゆる3Dのプロたちで第一世代3Dテレビを買った人は居ない。

第一世代の3Dテレビを買わない理由は人それぞれだと思うが、私が買わない理由は「20世紀の古い技術なのに価格が高すぎる」ことであり、 1980年代から液晶シャッターメガネ方式で3Dを見てきた私には現在の3Dテレビは前世紀のものにすぎず、「今更チラつくし疲れる液晶シャッターメガネで 見る気がしない」からである。
もちろん現在の3Dテレビは、20世紀のそれに比べて格段に見やすくチラつきも少なくなったが、ブラウン管ハイビジョンテレビをリフレッシュレート150Hzで 液晶シャッターメガネで見ていた私には画質もチラつきも全く進化が感じられないし、画質に関しては当時のブラウン管ハイビジョンテレビでの3Dの方が 現在のプラズマや液晶の3Dテレビよりも確実に綺麗だったので、10年以上も退化してしまったように感じてしまう。

軽くて明るくて安い円偏光メガネで見る3Dテレビは、LGも「シアター3D」として昨年11月に幕張でのFPD 2010と今回のCES 2011で発表しており、 縦解像度が半分とは思えないくらいの綺麗さであるが、このRealD社+サムソンによる「フレームシーケンシャル+パッシブ型円偏光メガネ方式」はフルHDを 実現している点がミソ。
そのお値段が気になるが、少なくとも現在の第一世代3Dテレビの液晶メガネなりNDIVIA 3D VISION KITのメガネは1個2万円ぐらいするので、 それを家族の人数分揃えることを考えれば1個数百円(映画館のものは50円もしないらしい)の円偏光メガネで済んでしまい、 機械的な故障も無いこの方式の方が総合的に低コストで家庭に導入できる方式と 言えるし、液晶シャッターメガネと違って円偏光メガネは「度付きのマイ3Dメガネ」も簡単に作れるので、メガネ使用者の多い日本での「メガネの上から重い液晶シャッターメガネを 掛けるなんてウザ過ぎる」というネガティブ意見にも対抗できる。

この方式ならば、イベントなどで無料配布されるような1個10円以下の「紙製の使い捨て円偏光メガネ」も使えることから、シティホテル、ラブホテル、 ネットカフェからフルHDな3Dテレビを普及させる上では高コストで故障しやすい液晶シャッターメガネ方式とは比較にならないほど大きな利点になると言える。

しかしながら、「フレームシーケンシャルの左右時間差問題」は残ってしまう。3Dを見慣れてきた人には、1/480秒でも左右の時間的ズレが違和感となって感じられてしまう。 この点は、モニターの応答速度の更なる高速化で解決できると思うし、動きの素早いスポーツなどでカメラマンが無理な速度で横にパンしたりしなければ違和感は少なくできる。
なお、第三世代の「裸眼3Dテレビ」に対するRobert Mayson氏の「裸眼3Dテレビは今のRDZと同等の画質を実現できなければならないと、私は思っています。 それには、液晶パネルとしての画素数は4K×2Kでは全く足りず、スーパーハイビジョンの8K×4Kでも不足ではないかと思います。10Kや12Kにならなければ、 実用化は難しいのではないでしょうか。それには5年以上かかると思います」という考えには私も同意見である。

ともあれ、このRealD方式のパッシブメガネ式3Dテレビがインターネットとの親和性も高めた形で、サムスン同様にRealD社と提携しているソニー(パネルもサムスンから 供給を受けている)なり、サムスンから日本向けバージョンが発売されたら私は買ってしまうだろう。



■ これでいいのか、2D→3D変換による3D音楽PV(2011年1月13日)■
 ※参考記事は "3D VISION BLOG" のホームページから

幅広く3D情報を収集・公開しているアメリカのBloodyさんのブログ『3D VISION BLOG』に、サムスンが無料配信しているBoA少女時代の3DミュージックPVが 紹介された。
2本とも960x1080xサイドバイサイド・ハーフだが画質も音質も良く、1曲分まるまるを配信している。

しかし、その制作手法は、「2D→3D変換に3DCGを加えて誤魔化したもの」。

昨年他のミュージシャンなどのPVで実験的に制作されてYouTube3Dなどで公開されていたものよりもはるかに出来は良いのだが、折角3DでPVを作るのに 何故リアル感の無い2D→3D変換を用いたのか理由が分からない。
制作費も、スポンサーはサムスンなんだからそんなにケチる必要は無いだろうし、世界中の人たちから2D→3D変換によるマイナス・イメージを持たれてしまったら 逆効果だろうと思う。
ここでも「技術者」や「経営者」と「3Dクリエイターが求めるもの」とのギャップが大きいように思ってしまう。
つまり、技術者や経営者たちはいまだに3Dの本質を理解しておらず、2D→3D変換でこのぐらい見えれば充分と、本来の2視差以上の撮影による 3Dのリアル感追求に対してはコストと手間を掛ける意味が無いと考えているとしか思えない。

しかし、多くの視聴者は2D→3D変換の誤魔化しに気付かないのも事実。本来は3Dに拘りを持っているティム・バートン監督が諸般の事情で2D→3D変換+3DCDで 急ごしらえした『アリス・イン・ワンダーランド』を非常に多くの視聴者が支持したし、その後も2D→3D変換によるハリウッド映画は作られ続けている。 でも、そんなことで良いのでしょうか?
本来、ショートムービーだからこそ、最高の3D技術を使って圧倒的なリアル感を作り出して大きなインパクトを視聴者に与えるべき音楽3DPVが、 このような手抜きの2D→3D変換で誤魔化してしまっていたら、過去に繰り返された3Dブームのように飽きられてしまうように思えてならない。

確かに業務用としては安くて爆発的に売れたパナソニックの3Dカメラ「AG-3DA1」では画質が悪すぎて音楽PVには使えないかもしれないが、 2Dでより高画質な業務用カメラ2台をゲンロックで繋げば綺麗なリアル3Dで撮れるのだから、プロデューサーやクリエーターは「3Dの普及・発展のためには 2D→3D変換ではなくてリアル3Dで撮りましょう」と提言すべきだと思う。

ま、数年前まではやたらと飛び出すだけの3Dアニメとかばかりを作っていた韓国では、プロデューサーやクリエーターも技術者や経営者と同じレベルで、 3Dの本質を分かっていないのかもしれない。
逆に言えば、3Dを充分に勉強し、理解し、それを活かすことが出来る新たな3Dクリエーターたちがこれから世界に羽ばたける可能性がたくさんあると言える。



■ 2011年・国産裸眼3Dパソコン第一弾は富士通のレンチキュラー後付け型のコレ(2011年1月13日)■
 ※参考記事は "AV Watch" のホームページ他から

国内のパソコンメーカー各社から2011年春モデルがボチボチ発表され始めたが、3Dの今年のトレンドである「裸眼」を売りにした国産最初のモデルがこの富士通 「ESPRIMO FH99/CM」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26万円前後、2月発売。
ディスプレイのサイズは23型、解像度1,920×1,080ドットのスーパーファインVX液晶を採用。最大の特徴は付属の専用パネル「3Dコンバージョンパネル」 を画面の前に装着する事で、裸眼立体視を可能にしていること。独自技術により、モアレ(干渉縞)や左右の映像が反転する逆視問題などを解決したとしている。

今から10年前、NECとシャープは当時まだ完成度が低かった視差バリア方式の裸眼3Dモニターを搭載したノートパソコンとPCモニターを発売したが、 視聴可能角度が極めて狭く、クロストークが酷すぎて悪い評価しか得られずにすぐにポシャッてしまったが、あれから10年を経過した現在も、いまだに 視差バリアだけのものでは10インチすら満足なものは完成していない。
そこで今回富士通が採用した方式は、大昔からあるレンチキュラー方式の後付けフィルターで裸眼3D化を実現する方式。
数年前までのレンチキュラーは密度が荒く、大昔の「立体下敷き」や「立体シール」と大差ない画質だったが、この2年ぐらいで急速に高画質化が進み、 それを通して表示する側のソフトウェアも進化し、言われなければレンチキュラーと分からないくらいに高画質になってきた。
例えばサイズは小さいが非常に評判が良いフジフィルムREAL 3D W3の背面モニターや、昨年11月に幕張で開催されたFPD 2010に完成度の高い試作機を発表した 台湾AUOの眼球追尾式2視差裸眼3Dレンチキュラー式の10インチと15インチのモニターなどがある。

また、後付けレンチキュラータイプではiPadやiPhone用のものが色々と発表されているが、この「ESPRIMO FH99/CM」は23インチと大型。
多視差分を人工的に作り出す方式なのか、「お一人様専用かつ見る位置がほぼ固定」というパソコン・モニターの一般的な使用状況を前提とした2視差のみの ものなのか、あるいは内臓カメラを活かしたAUO同様の眼球追尾機能を盛り込んだものなのか、総合的な3D画質がどの程度のものかは 2月に現物を見てみないと判断できないが、ともあれ、「3Dメガネがウザイ」という批判に対して各社が裸眼3Dにも色々な方法で取り組み、いままでは マイナーな弱小企業しか製品化してこなかったために高画質化や低価格化が進まなかった「裸眼3D」が一気にその両方を実現していくことに期待したい。



■ たぶんこんなのが出るよね、ニンテンドー3DS+アイドル3DARムービー(2011年1月12日)■
 

日本では連休中に幕張メッセで「ニンテンドー3DS体験会」が開催された。
CESでの3D関連のレポートでもそうだが、本当に日本人は3Dに関しては言葉や文字で「正しく、楽しく、魅力的に」伝える術を知らないというか、 本日現在たいしたレポートが上がってこない。
ま、これがマイナーメーカーの製品ならきっと「あんなの立体に見えないぞ」とか「小さ過ぎて迫力無い」とか書くレポーターの方が多いのだろうけど、 さすがにニンテンドーが出すものに対して、真っ向からネガティブな印象を書く人は居ないようだ。
実際のところは、現在のコンシューマー向け3Dは眼に障害のある人や頭の悪い人(空間把握能力が劣る人)にはちゃんとした立体には見えない。 それはつまり、2視差なり多視差なり現在の3Dは、それを見た人の脳が過去の視覚経験データに基づいて素早く距離感を計算して立体感を作り出しているので、 眼に障害が無くても空間把握能力の劣った人には立体に見えなかったりカキワリにしか見えない。 そんな人が実は10人に1人以上居るらしいことが3Dテレビが普及するに従って明らかになってきたが、それを分からずに3Dテレビや3Dデバイスの せいにする人が2ちゃんねるなどで目立って多くなった。
しかし多くの人が実際に立体に見えるニンテンドー3DSに対して「立体に見えねー」と言えば「おまえの目がおかしいんだ」と確実に言われてしまうから 言い出せないのかもしれない。
当3Dエロスが開設当初から提言しているように「左右視差を使った立体視システムは片眼に障害を持った人には立体視できないので、新たな差別やいじめを 生まないために、教育現場や職場での使用には2D版との併用が必要。」に「空間把握能力に障害のある人」も加えなくてはならない時代になったといえるが、 多くの場合は動体視力と同じように「慣れる」ことで空間把握能力は改善される。そのことは2009年に行われた国際3Dフェアの公開講座でも「3Dの普及に伴い、 今後は学校教育の場で3Dの基本的な見方を教える必要がある」と提言されている。

堅い話はともあれ、ニンテンドー3DSは3Dモニターとしては小さいながらもそれなりに売れると思うが、 さらに背面に付けられた「ステレオカメラ」を有効に使った「いつでもあなたのお部屋でアイドルが歌って踊る」3DARムービーが商品化されると思う。 現在2D版で人気が高まっている「スマイレージ」のARムービーが裸眼3Dになって、オタク達の部屋とか机の上とか手の上とかチンコの上とかで リアルな立体映像で歌って踊るのだから絶対に売れる筈。もちろん18禁な3Dアニメキャラとか、以前このコーナーで紹介した実写の米国「ARガールズ」 などが3D化して登場してくると思う。 高額な制作費が掛かる通常のプロモと違って撮影はブルーバックなりグリーンバック(100円ショップで売っているブルーシートでもOK)のスタジオや部屋で充分だし、 フジフィルムW3ぐらいの75mm〜90mmぐらいの広めのステレオベースのカメラで撮ればOK。 パナソニックやソニーのレンズ間隔が狭い3Dカメラだとモニターサイズが小さいニンテンドー3DSで見た時に立体感の弱いものしか撮れないし、 フルHDの画質もニンテンドー3DSの横解像度実質400ピクセル(3D時)では宝の持ち腐れになる。「安く、早く、数多く作って、できれば無料で配信(スポンサー 付きやフル版のダウンロードは有料とするなど)」がキーになると思うし、それを実現すれば3D普及のベーシックなインフラになると思う。



■ Ustream、坂本龍一のソロ公演を3D映像などで配信(2011年1月7日)■
 ※参考記事は "ケータイWatch" のホームページ他から

『Ustream Asiaは、坂本龍一のソロピアノ公演の模様をインターネット中継するとともに、「GALAPAGOS 003SH」向けに3D映像によるストリーミング配信を実施する。 Ustream Asiaでは、坂本龍一のソーシャルメディアを活用した実験プロジェクト「skmtSocial project」に参画し、1月9日に韓国で行われる坂本龍一のソロピアノ公演の 模様をストリーミング配信する。公演日時は1月9日、16時〜、20時〜の2回公演で、公演前後の様子も配信される予定。
「GALAPAGOS 003SH」では、Android版「Ustream」アプリを利用して3D映像で公演の模様が楽しめる。アプリ内で「ust3d」と検索して3D視聴用チャンネルから閲覧可能。 また、iモード・Yahoo!ケータイ対応端末では「mu-mo てれび」を介して視聴できる。』とのこと。

Ustream3Dはまだ視聴者が少ないし画質もかなり悪いのだが、既に3Dマニアの間では昨年来、色々なイベントで3D生中継に使われていて、Twitterと連動して視聴者が 中継現場とリアルタイムにコミュニケーションしながら楽しんでいる。

現在のところは、親会社のソフトバンクの3Dスマートフォンを売ることが目的のため、裸眼立体視できるケータイ端末が限定されるなどクローズドな視聴環境だが、 パソコンからも平行法サイドバイサイド・ハーフで見られ、それをフリーソフト 『ステレオウェッブブラウザMISAKI』で リアルタイムにアナグリフやZALMANモニター用のインターリーブに変換し、横幅もオリジナルのアスペクト比率に直して見ることができる。

また、今までは低画質な「ステレオウェッブカメラMINORU」や2台のウェブカメラをノートパソコンに繋いで生中継していたが、ソニー3Dブロッギーが発展して、 あるいはUstream3Dから直接生中継できるような安価なセットボックスが発売されれば、YouTube3D同様に、「一般大衆の、一般大衆による、一般大衆のための3D生中継」が 流行ってくる可能性があるが、そのためにはソフトバンクがもっとオープンな姿勢でUstream3Dの普及を進めることが必要であると思う。 例えばUstreamプレーヤーにYouTube3Dと同様の3D表示方法の選択肢を設けるなどの試みで視聴者はぐっと増えると思うし、視聴者が増えれば広告などのスポンサーも 集まり、ビジネスとして成立すると思う。

今後、裸眼で観られる3Dスマートフォン、裸眼3Dサブモニター、ニンテンドー3DS、裸眼3DパッドPCなどの普及によって、プロのミュージシャンに限らず、 アマチュアやインディーズのミュージシャンのライブ中継やパフォーマンス、スポーツ、学園祭など、多くのイベントが3Dで生中継され、 Twitterと連動して中継現場とコミュニケーションが取れることが多くの一般大衆に周知されれば、人類のコミュニケーションはまた1ステップ、新しいステージに 進化できると思う。



■ 3Dバイオノート「F」はフルHD!(2011年1月7日)■

液晶シャッターメガネで観るフレームシーケンシャル+アクティブメガネ方式の3Dノートパソコンは、昨年海外勢に先行され、唯一東芝がNDIVIA 3D Vision対応の モデルを発売していたが、ソニーも10月に幕張で開催されたCEATEC 2010にフレームシーケンシャル+アクティブメガネ方式のバイオ・ノートの試作機を展示していた。
それが今回のCESで正式に「バイオFシリーズ」として発表された。
16インチ・フルHDモニターを搭載したこのモデルは、持ち歩くノートと言うよりもデスクトップPCに代わる据え置きパソコンで、Core i7、 NVIDIA GeForce GT540Mを備えている。
NDIVIAのグラフィックチップを載せてはいるがNVIDIA 3D Visionシステムではなく、ソニーの3Dテレビ用メガネが使えるようなシステムらしい。
もちろん最近のAcerなどの3Dノートパソコン同様に、邪魔くさい赤外線エミッターは無く、本体から直接シャッター同期用の赤外線が発信されている。

3Dテレビ自体が古臭い技術のフレームシーケンシャル+アクティブメガネ方式からメガネが軽くて明るいパッシブ方式が増えていきそうな現在、 ソニー3Dテレビとの互換性を重視した選択が正しいのかどうかは今後2〜3年を経ないと分からないが、「バイオのファン」で「フルHDに拘る」人には 嬉しい「Fシリーズ」になると思うが、PC用3Dゲームに関してはどれだけ対応するのかは不明である。おそらくNDIVIA 3D Vision互換モードなどを備えることで 多くのPC用3Dゲームに対応していくものと思われる。



■ 日本ビクターは3Dブルーレイフォーマット記録の民生用3Dカメラを発表!株価急騰!(2011年1月7日)■

ソニー以外のメーカーの動きが気になると書いた直後に、CESの現場から日本ビクターが「Everio GS-TD1」を3月に発売すると発表した。価格は1,999.95ドル。

その特徴は、『3D映像の記録はフレームパッキング方式。左右合わせて2つのフルHD(1,920×1,080ドット/60i)映像を、 Blu-ray 3Dでも使われている3D対応の画像圧縮フォーマットのMPEG-4 MVCでリアルタイムエンコードし、1,920×1,080ドット/60iで記録する。 記録方式はAVCHDとは異なる。3D撮影時のビットレートは34/22Mbpsの2モードを用意。本体に64GBのメモリを内蔵し、34Mbpsでは約4時間の録画ができる。 内蔵メモリ以外にも、SD/SDXCメモリーカードスロットを備えている。』とのこと。 もちろん『解像度は低下するが、AVCHD方式での3D撮影として、サイドバイサイドの3D撮影も可能。』

このいかついゴツゴツしたボディーデザインを最初に見た時には、ただのコンセプトモデルかと思いましたが、入学シーズンに間に合うように3月に発売するようです。 この発売時期がソニーよりも1ヶ月〜2ヶ月早いことが株式マーケットでは結構重要らしく(3Dビデオカメラなんかをちょくちょく買い換える人は居ないから)、 日本ビクター株(JVC・ケンウッド・ホールディングス(株))がCES開催から2日間で2倍近くに急騰していることも見逃せない。

昨年のCESは日本と韓国のメジャー企業が一斉に「3Dテレビ」をラインナップしたことに沸いたが、2011年は「見るだけの3Dから撮って楽しむ3D」の時代に 本格的に突入したと言える。これでようやく過去のホームビデオやDVD普及の時の成功体験の『新しいメディアには無修正AVが必要』というジンクスが再現される 可能性が強くなってきた。ただし、見やすい3Dムービーを作るには最低限「視差量」と「ステレオウィンドウ(視聴時の表示枠からくる制限)」に基づく編集・調整 が必要だが、3D専用の民生用編集ソフトは現在のところI.O.DATAの「PLAY3DPC」(7,980円)しかなく、 それとてまだまだ不完全で、全くの素人が使いこなせるようになるには若干時間が掛かる。
なお、今までほとんどの3Dマニアは、フリーソフトの「ステレオムービー・メーカー」と「アドビ・プルミエ」などを組み合わせて膨大な無圧縮AVIファイルを ベースに何重もの作業工程を経て1本の3Dムービーを完成させてきたが、1台のカメラで撮影できる民生用3Dムービーカメラが複数のメーカーから発売された ことで、I.O.DATA以外からも優れた使いやすい3D編集ソフトが登場することが期待される。 その場合に「3Dムービング・モザイク」(2Dにおける縦横のパラメーターに加えて奥行き・飛び出しのZ軸上のパラメーターも連動する)が掛けられることも 非常に重要になると思う。



■ GoProHDツイン3Dカメラキットもようやく製品化!(2011年1月6日)■

最近の日本のバラエティー番組でもヘッドマウントカメラの定番となりつつある安価で高画質な「GoPro HD」は、昨年2台をマウントできる防水3Dキットが 発表されていたが、それが製品化された。
併せて、本来は昨年の1月に発売すると予告していながら延び延びになっていた背面液晶モニターモジュールと増設バッテリーパックも発表された。
気になる2台のシャッター・フレーム同期は、専用のユニットが開発されたらしい。
そのうち、YouTube3Dに実際にこれで撮影された3Dムービーが投稿されると思う。

しかしながらGoPro HDの最大の弱点は、その暗号のようなモード設定方法。それが一般的なデジカメのように背面モニターに分かりやすく表示されるような インターフェースに改良されていれば、防水や防塵が求められる撮影シーンや車載ステレオカメラとして活躍すると思われます。
3Dと水中撮影のマッチングの良さは周知のこと。また、車高の低いF1やゴーカート、あるいは大きくバンクさせてコーナーを回るバイク・レースなどで このような3Dカメラをヘルメットに着けて撮影すれば、恐ろしくリアルな擬似体験映像が撮れると思うし、3Dテレビ番組の幅を広げるにも重宝する ヘビーデューティーな3Dカメラになると思う(万一クラッシュして壊れても安いという今どきの制作予算との絡みも重要)。



■ ついにソニーが民生用フルHDな3Dハンディカムとブロッギーを発表・4月アメリカから発売!(2011年1月6日)■

新年・仕事始め早々に、いままで業界筋にも一切情報が漏れてこなかったソニーの民生用フルHDな3Dハンディカムと予想外の3Dブロッギーが アメリカで開催中のCES 2011で発表された。

■ハンディカム「HDR-TD10」
記録ビットレートは何と28Mbps!左右2画面をフルHDの2ストリームで記録します。ステレオベースは「安全策」を優先した31mmと狭いが、 ソニーのショートステレオベース技術で体感上の3D感は充分らしいし、おそらくすぐにアメリカの3D専門サードパーティーからワイド・ステレオベースアダプターも 発売されて野外の広いスペースでの撮影でも充分立体感の得られる撮影ができると思う。
気になるお値段は、アメリカで何と1499.99ドル!円高の現在、1ドル85円計算でも127,500円! 画質的にはパナソニックの220万円もする業務用3Dカメラよりも高画質だと言う噂。
人物のアップがメインのAVにはうってつけのフルHD3Dカメラだと思う。

■3Dブロッギー「MHS-FS3
アメリカではこの手のポケットムービーカメラは「YouTube Cam」と総称されているが、そんなブロッギーシリーズにも左右フルHDで記録できる機種が加わった。 ビットレートは5Mbpsと低いものの、防水ポーチに入れての撮影や、頭に着けての「男優目線3D」撮影には充分だと思う。
気になるお値段は、何と250ドル=85円換算で21,250円!
この価格でフルHDの3Dが撮れるのだから恐ろしい。台湾製のAiptek i2は全くのクズになってしまうし、 シャープが発売しようとしている720pかつサイドバイサイド・ハーフな3Dカメラはよほど安くなくては(1万円台中ごろ)売れないでしょう。

2台ともアメリカでは4月発売予定。早ければ日本でも夏のボーナス商戦で買えるようになるのではないでしょうか。

さて、ソニーがこの価格でフルHDな3Dムービーカメラを出してきた以上、他社の動きも非常に気になるところです。 例えば、昔から3Dには力を入れている日本ビクター(業務用のパッシブ型3Dモニターも発売している)が3Dエブリオを、 パナソニックの子会社となった三洋が、親の先を行くフルHDな3Dザクティを出すかもしれません。
そしてムービーではキヤノンもこのマーケットを黙ったままでソニーに取られてしまうのを見ているだけということはないでしょう(非現実的な コンセプトモデルは昨年発表していますが...)
商品化では先行するフジフィルムもW3の後継機種をフルHDを前提として早期開発・市場投入するかもしれませんし、逆に勝ち目がないと考えて 撤退してしまうかもしれません。

ともあれ2011年は「見るだけの3Dから自分で撮って、YouTube3Dで全世界の人と共有して楽しむ」時代になる魁が、このソニーの2つの3Dカメラだと思います。
当然、3Dエロスも、早ければ今年の夏場のシーズンから、いよいよフルHDな無修正3Dポルノを配信するようになりますのでご期待ください!

【補足】
本家3D-EROS.comでは、2006年のサイト開設当初から、アマチュア・プロを問わず、他の掲示板では断られるような「無修正OKな3D写真投稿掲示板」を設けていますが、 その存在が知られていないためか、フジW3などの3Dカメラが発売された以降も全く投稿がありません。近々サイトデザインをリニューアルする際には、この 3D写真投稿掲示板をアピールして、投稿が集まるようにしたいと思います。
もちろん、アメリカの基準に反する「未成年モデル」や「暴力的・差別的」なもの、被写体の合意が無いものはダメですし、目線処理などは投稿者の責任で 確実に行っていただくことが条件になりますが、その他は全く自由に投稿していただいてOKですし、投稿者のIPなども原則として残しません。 もちろん米国法規に基づく内容の投稿であれば、いかなる国から圧力が掛かっても投稿者のIPは第三者には渡しません。それが3Dエロスのポリシーです。




(コラム中、意見の部分はあくまでもWebmasterの個人的見解です)