3D関連最新情報

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■ 観るのではない。そこにいるのだ。...アバター試写会監督舞台挨拶を3D生中継、他(2009年12月21日)■
 ※元記事は "GIGAZINE"から

「アバター」のジャパンプレミアが12月21日(月)に開催され、東京会場でのジェームズ・キャメロン等の舞台挨拶を大阪会場に3D生中継したそうです。
記事元のGIGAZINEでは「前代未聞」と表現していますが、このコラムをお読みの方なら『小栗旬主演映画「クローズZEROII」の大阪での舞台挨拶を東京の映画館にハイビジョン3D生中継決定(2009.04.19)』 を思い出して「前代未聞じゃないじゃん」とツッコミを入れたいところですが、さて、キャラがイマイチ日本人に受けそうにないアバターが期待される興行成績をあげることが できるかどうか...。
個人的には「2001年宇宙の旅」「ブレードランナー」「エイリアン」がSFベスト3なのだが、「アバター」は21世紀に創られたSFかつ本格的3D映画として記憶に残ることができるだろうか...
ともあれ、テレビCMもじゃんじゃん流しているし、映画館での3D向けサービスも充実してきているし、来年公開のジョニー・デップ出演の「不思議の国のアリス」や ミラ・ジョボビッチ主演の「バイオ・ハザード4」等の実写3D映画への観客動員に繋がるインパクトになることを祈っています。

さて、3Dネタでは、マニアの方々ならご存知のとおり、Blu-ray Disc Association(BDA)から12月18日に「Blu-ray 3D」仕様が決まったことが発表され、それによると、 ブルーレイ3Dは2D環境では普通の2D映像として再生可能で、ディスクが2D版と3D版に別けて作られるのではないとのこと。
同じようなコンセプトの2D/3Dコンパチの動画フォーマットは、ネット上では既にドイツのアダルト3Dサイトがウィンドウズ・メディア・ビデオ(WMV)に手を加えた フォーマットで実現しています(ただし、3D再生は現在のところはStereoscopic Playerのみが対応)。
このような2D/3Dコンパチは、今後5年間ぐらいは3D普及のためにとても重要なことだと思います。

また、12月14日にNHKの「クローズアップ現代」ではパナソニックやソニーなどの日本企業が急速に3Dに傾向している背景として、日本のお家芸だった薄型テレビの生産で 韓国に抜かれ、そのうち中国にも抜かれるという危機感から付加価値を高めた製品の市場化のひとつとして3Dが必要といったことが述べられていましたが、 日本では売っていないだけで、既にアメリカやヨーロッパではサムソンやLGの3Dメガネ対応の液晶テレビが発売されているし(LGは実際に買える商品としては 世界最大の75インチモデルまで発売している)、3Dノートパソコンも既報のとおり台湾のエイサーから日本以外の先進国では発売されているしASUS製ももうすぐ発売だし、 ハリウッドの3Dアニメ映画の制作下請けは中国だし、3Dの分野でも日本は既に出遅れてしまっていることを日本のマスコミは知らないようです。
もちろん、ソニーがやろうとしている240Hz駆動の液晶3Dテレビや、120Hzでもプラズマの応答性を活かしたパナソニックの3Dテレビ、シャープの新液晶パネルを使った 3Dテレビなど、 画質の点では韓国勢よりもほんの少し良いのですが、液晶シャッターメガネは無色ではないし暗くなるので、それを掛けて見た時には120Hz以上の駆動速度が出ていれば画質の違いは そんなに判別できないように思います。プレステ3がファームアップで上記「Blu-Ray 3D」の再生や3Dゲーム対応となりますが、当然、他のメーカーの3D対応テレビに繋いでも 観られるわけですから、結局は「価格競争」になって厳しい戦いになるのではないでしょうか。もちろんそれは我々コンシューマーにとっては望ましいことではありますが...

しかし「メガネを掛けてまで観たい3D」って、現状では「莫大な制作費を掛けたハリウッド製3D大作映画」と「アダルト」と「ゲーム」しかないように思うのです (音楽ライブ、スポーツ、世界遺産などの教育コンテンツなども数が増えればニーズが高まるとは思いますが)。
SDな低画質時代にも「ホームシアター」に数千万円を使った人々が結構な数いるのですから、3Dマニアにとっては高額な3D対応大型テレビも、液晶シャッターメガネを 掛けることも高いハードルではないのでしょうが、そこまでしなくとも、一般の「ちょっと3Dでも見てみたい」多くの人々のために、もっと簡単・お手軽に、 メガネ不要でフルカラー&フルスクリーンの3Dを楽しめる安価なサブモニターも、3Dを普及させるためには必要だと思います。
例えば現在売れ筋が1台7千円の普及型7インチワイドUSBサブモニターをレンチキュラーシートを使いプラス2千円以内のコストアップで「裸眼3Dモニター化」したものや、 LGとサムソンの競争のおかげで非常に安くなった視差バリア方式の7インチワイド裸眼3Dパネルを使った「メガネ不要の2D/3D兼用USBサブモニター」が 1万5千円以下で発売されて、パソコンから直接3Dコンテンツもゲームも立体で見られるようになれば、加速度的に3Dの普及が進むと思うのですが...



■ 来年発売の1280x720px30fpsサイドバイサイドで立体ムービーも撮れる3Dデジカメは中国では約33,000円?(2009年12月5日)■
 ※元記事は "3Dinlifeのトピックス"から

元記事が中国語なので機械翻訳では私にはよく理解できませんが、「シンセンの3Dデジカメ来年発売」みたいなタイトルで、香港に隣接し、中国では香港、 マカオに次いで3番目の高所得エリアと言われ、かつては日本の中小企業の生産工場あるいは「駆け込み寺」と言われた『テクノ・センター』を中心にハイテクの街へと発展し、 現在は中国政府の国策のひとつとして半導体の開発と製造や3D関連企業の育成を進めているシンセン市の状況と、そこに訪れたソニーのお偉いさんへのインタビューなどから、 2010年から中国・韓国・台湾・日本の間で始まる熾烈な「3D大戦争」について書かれているようですが、 私的には、9月にベルリンで開催された「IFA2009」にはモックアップしか間に合わなかったInlife-handnet社の3Dデジカメ「HDC-810」が、 実際に撮影できる状態の複数の最終試作機が出来上がっているこの写真に興味を惹かれました。
当初は2009年11月中に日本にも評価用のものが入り12月には発売の予定だったのが、プロトタイプ段階で色々と手直ししなければならない箇所が出てきたため、 1ヶ月遅れた2010年1月中にリリースとなっています(中国のことですからさらに遅れる可能性もあります)。
最初にデザイン画を見たときから、赤塚不二夫の「目玉のおまわりさん」みたいだと思っていましたが、そのままの姿で生産モデルが作られるようです。 大きさは小型デジタル一眼といった感じのようで、「1280x720px30fpsのハイビジョン立体ムービーをサイドバイサイドのH.264-mpeg4/AVIで記録できること」 「静止画はJPEGサイドバイサイドで記録できること」「外部ストロボが使えること」「光学式手ブレ補正付き」「ケーブル式リモートレリーズが使えること」などが魅力な3Dデジカメで、 気になるお値段は、中国国内では「2,500元」(日本円で約33,000円)、日本・韓国・欧米では3,500元(46,390円)になるらしいです。 日本での輸入元となる(株)テクネでは諸経費を加えて49,800円にするのではないでしょうか(根拠はありませんが)。
この価格設定は「市場を十分に調査した結果で、コンシューマーに十分受け入れられる価格である」として、フジフィルムのFinePix REAL 3D W1を意識したことが窺われます。
ただし、二眼式デジカメはどうしても2つのレンズとCMOSのシンクロ制御が難しいので(フジのW1もユーザーから左右の位置や色のズレが報告されているように)、 本当に「使える3Dデジカメ」かどうかは実際に入手して、3Dエロスが実戦でシビアにテストしてみないと分かりません。
なお、ソニーなどの小型のフルハイビジョンカメラに後付して1台でハイビジョン立体ムービーが撮影できるアナモリフィック・レンズ「SLN-828」も2010年1月リリースの予定で、 こちらの価格も気になります。

【補足】2009.12.8
何気にInlife-handnet社の英語版サイトの「Online Inquiry」を見たら、この3Dデジカメ「HDC-810」に関する「いつ、いくらで買えるの?」という問い合わせに対して、 10月頃の回答では「2010年1月」だったのが「来年中頃に競争力のある価格で発売予定」に延期されています。やはり2つのレンズと撮影素子の制御に問題があるのでしょうね。
しかし、「来年中頃」だと、競争相手のフジフィルムFinePix REAL 3D W1の市場価格は3万円台前半かそれ以下まで安くなってしまっていることも予想されるので、 3,500元では「競争力のある価格」にはならないような気がします。
ま、静止画はキャノン+SDMで何とか撮れるから、私的にはハイビジョン・ムービーの左右完全同期を達成したいので、光学系の工作精度だけで制御系の問題の無い アナモリフィック・レンズの方を先に発売して欲しい。



■ ソニーとFIFA、世界で初めてFIFAワールドカップを3D映像化する契約を締結(2009年12月4日)■

『ソニー株式会社とFIFA(国際サッカー連盟)は、FIFA ワールドカップを世界で初めて3D映像化することで本日、契約を締結しました。FIFAは2010 FIFA ワールドカップ(以下、「本大会」)の全試合のうち最大25試合を、ソニー製機材を使用して3Dで撮影・編集を行います。 両者は、これまで以上に臨場感と迫力のある映像で、サッカーの「夢」・「感動」・「喜び」を世界の人々へ届けてまいります。

FIFAは、ソニーの3Dコンテンツ制作領域でのノウハウ、撮影・編集から上映に至る業務用機器での実績を活用することで、世界最高峰のスポーツイベントである本大会のスタジアムの熱狂を世界のより多くの人々に提供します。
ソニーは、2010年から、液晶テレビ<ブラビア>や"ブルーレイディスク"対応機器、パーソナルコンピューター"VAIO"、PlayStation3を通じた3D体験をご家庭にお届けしていきます。本大会を3D映像化し、より多くのお客様に体験いただくことで、3Dの本格展開を加速いたします。』(以下、省略)

もうすぐ公開される『アバター』はパナソニックの技術が活かされてはいますがあくまでも「映画館での3D映像革命」なので、 2010年から始まる『ホーム3D映像革命』を歴史的に意味付け・位置付けるコンテンツが無いな〜と感じていたのは私だけではないはずで、多くの3D関係者や3Dマニアは「ロンドン・オリンピック」からだろうなと思っていましたが、 すでにアメリカでバスケットボール(NBA)の3D中継などで撮影・編集実績のあるソニーが、2010年の象徴的なスポーツ・イベントである「ワールドカップ南アフリカ大会」 の3D化権を獲得したことは非常に大きな意味があると思います。
そういえばCEATEC 2009でのソニーの3Dプレゼンテーションでは、「スポーツ部門」としてサッカーの映像が使われていましたね。

また、12月3日付けのAV Watch 「西田宗千佳の ― RandomTracking ― 」の『「BRAVIAのミドルクラス以上は2010年に3D対応」〜ソニー テレビ事業責任者が語る3Dテレビ戦略〜 』によると、来年発売されるソニーの3Dテレビは、現在BS11が行っているサイドバイサイドによる3D実験放送も立体で見られるそうですので、当然に3DエロスのサイドバイサイドもPC接続などで立体視できるみたいです。

さてさて、3Dが盛り上がらない日本ですが、実は3Dを取り巻く業界・学界では今いろいろな動きがあります。 私が加わっているプロジェクトも、成功すれば3Dが一気に普及する要素のひとつにはなるのですが、インサイダーなので今は書けません...



■ LG Display、3D対応の23型フルHD液晶パネル量産を開始(2009年12月3日)■
 ※元記事は "AV Watch"から

『韓国LG Displayは3日、フルHD解像度の3D対応23型TFT液晶パネルの量産を開始したと発表した。
「フルHDの3D液晶の量産は世界初」としている。
この液晶パネルは、シャッターメガネを利用する3D方式を採用。同社が特許を持つ高性能3Dコントローラにより、従来のHD 3D製品に比べ2倍以上のデータ量を処理でき、フルHD映像にも対応した。また、パーツに銅バス線を採用したことで、画質の向上も図っている。なお、パネルは3Dと2Dのどちらも表示可能で、ユーザーがモードを切り替えて利用できる。
同社は、フルHDの3D対応パネルを商品化することで、ゲームや映画、アニメなどの3Dコンテンツ市場の活性化を図る。
なお、韓国では、政府の放送通信委員会において、地上波での3D放送のトライアルを2010年後半に行なうことが計画されているという。』

韓国の人に聞くと、実は韓国でも日本同様に3Dはあまり盛り上がっておらず、サムソンから2007年に発売された3D撮影も可能な二眼カメラ内臓の多機能携帯電話 「SCH-B710」も価格が高いこともあって売れていないし、ZALMANの3Dモニターもアメリカやヨーロッパでの売れ行きの方が凄いとのことなのですが、 数年前の国際3D Fairで見せた韓国勢の日本への対抗意識は凄く、液晶パネルの分野では既に生産量世界一なのにイメージ的には「液晶の日本」に負けていることから、 3Dの分野では世界一を目指して、パチンコ台用として開発されて現在は3Dフォトフレーム用に量産されている7インチサイズの視差バリア方式裸眼3Dディスプレイは サムソンとLGの2社が競って生産し、その結果、品質も良くなり、価格もどんどん下がってきている状況です。
そして次には、NDIVIA 3D Visionなどの液晶シャッター方式に対応する120Hz駆動のフルHD液晶モニターを量産し、AcerやASUSといった台湾勢との死闘を開始するようです。

また、地上波での3Dテレビ放送は、実は日本でも来年実験を行うらしいですが、先にネットから3D化が進むと業界では予測されており、大型テレビよりも気軽に買い換えられる パソコン用モニターの方が3Dニーズが高いと考えられていますし、パソコンで地上デジタル放送を受信できる安価で高性能なカードが発売後すぐに売り切れになるほど売れているようですので、 台湾のAcer、ASUS、韓国のLG、サムソン、BenQから手頃な価格で120Hz駆動の3D対応フルHDモニターがどんどん発売され、それに対抗してZALMANモニターが2万円前半まで価格が下がれば、 ネットとの親和性が高く、1台でテレビも、ゲームも、DVDやブルーレイも、もちろんパソコンにも使えるこのような3D対応モニターのユーザーがかなり広がると思います。



■ ASUS G51J 3D はフルハイではなく1366 x 768、NDIVIA 3D Vision Kitはオプション設定!(2009年11月19日)■

昨日、ASUSTekから正式に120Hz駆動モニター搭載の3D対応ノートパソコン「G51J 3D」についてニュースリリースが発表されましたが価格は明記されていません。
肝心の解像度はフルハイではなく1366x768(ほぼ16:9)、そして液晶シャッターメガネはバンドルではなくNDIVIA 3D Vision Kitをオプション設定としています。
これはおそらく、先行するエイサーの偏光フィルター式3DノートPCが700ドル台という低価格で発売されてしまったことから、 1個2万円前後と高いワイヤレスの液晶シャッターメガネ同梱ではどうしても価格が高くなってしまい、「エイサーの3Dノートに比べてずいぶん高いな〜」という 第一印象を持たれてしまうことからオプションとしたのだと思われます。

ということは、Intel Core i7-720QM Processor 1.6 GHz with Turbo Boost up to 2.8 GHz、NVIDIA GeForce GTX 260M with DDR3 1GB VRAM を搭載したハイスペックノート ではありますが希望小売価格自体はそれほど高くはないのでしょうか?

また、このASUS G51J 3Dの15.6インチモニターにオリンパス製の液晶シャッターメガネ付属のセンサーを貼り付けると大きく目立ってしまいますし持ち運びのたびに 外す手間が必要になってしまいますが、メガネ自体は200Hzぐらいまで対応すると言われていますので、オリンパス製メガネでも立体視できるのでしょうか(単品発売は されていませんが)?

それが可能であるならば、オリンパスVCは、現行のセンサー部を小型化し、装着もクリップ式にして、このASUS G51J 3Dをはじめ今後DeLL、HPなどから発売される120Hz駆動モニター搭載の 3D対応ノートPCにも使える安価な有線式液晶シャッターメガネとして各社のオプションに設定してもらうよう営業努力すれば、 当初予定の「5,000円台」の小売価格を実現できて3D普及のインフラにもなるのではないでしょうか?
あるいは、ノートPCの場合は、NDIVIA 3D Vision Kitのように、グラボからの画面切り替え信号を直接読み取って液晶シャッターに同期信号を送ればよいだけですから、 邪魔な画面センサー不要で、USB接続のドングルから複数台のオリンパス製有線式メガネに信号を送って立体視できそうにも思いますので、 「安くてもフル画素表示で綺麗に立体視できるシステム」として商品化を検討して欲しいものです。



■ ついに国内でもZALMANの22インチワイド3Dモニターが29,800円に!(2009年11月12日)■
 ※元記事は "Yahoo オークション"から

既にアメリカではZALMAN ZM-M220Wのショップ価格が送料込みで270ドル(約25,000円)台になっていますが、それに比べて円高・ウォン安なのに日本でのショップ価格最安値は 本日現在37,450円とまだまだ割高感がありますが、ついにヤフオクに韓国から直送(送料別途1,500円)で29,800円という即決価格で新品が出品されました。

アメリカでの実売価格から推測すると、卸価格は250ドル以下だと思われますので、ZALMAN工場とパイプがあれば、あるいは韓国のバッタ屋とパイプがあれば1台で数千円の 利益は確保できる即決価格なのだと思います。

この出品者は10月9日以降本日までに延べ4台を落札されてはまた1台ずつ出品するといった方法で29,800円の即決価格で出品しているようです。

ただし、日本国内でのZALMANモニターの正規代理店は今も美貴本ビーンズさんとASKさんのはずで、国内での初期不良交換や修理はこの販売ルートのものが対象のはずだし、 そもそも「日本ZALMAN」なんて存在しないので、出品者が言うような「初期トラブルの場合は日本ZALMANへ」というサポート・ルートは存在しないはずです。

ただし、元々、美貴本ルート(美貴本直販のみでなく箱に美貴本ビーンズのシールが貼ってある他店のものも含む)で買った場合もZALMANモニターには「保証書」は無く、 領収書の日付から2年間が保証期間だったはずですので、この出品物も領収書が貰えるなら国内での保証を受けられるかもしれませんが定かではありません。 そんなリスクを覚悟の上で個人輸入感覚で落札するのならば非常にお買い得な29,800円だと思います。



■ ASUS のフルHD3DノートPC15インチモデルは12月発売予定だが価格はヒミツ!(2009年11月9日)■
 ※元記事は "REG HARDWARE"から

エイサーの低価格3DノートPC「Acer Aspire 5738DG」に先を越された形のASUSですが、NDIVIAの3Dテクノロジーに基づく液晶シャッターメガネに対応する 120Hz駆動でフルHDで3D表示可能なノートパソコンをナント2機種発売するそうです。

来月発売予定の廉価版と思われる15.6インチワイドモニター版の「G51J3D」でもCPUはインテルのCore i7搭載。
デスクトップパソコンなんて要らねーというゲーマー向けのハイグレードな17.3インチワイドモニター版の「G72GX」は2010年第2四半期までに市場投入の予定とのこと。
ASUS側の説明によれば、視聴角度が厳しい偏光方式のエイサーに比べて、液晶シャッター方式のASUSは最大15人まで視聴角度を気にせずに立体視が可能とのこと。
共に液晶シャッターメガネが付属(1台付くのか2台付くのか確実な情報が無い)ですが、現時点でも希望小売価格は非公開。

エイサーもASUSも、共に低価格PCや小型のネットブックPCを世に送り出してヒットさせ、激しい競争の結果、台湾の極フツーなパーツメーカーから世界のパソコン業界の トップ企業になりましたが、その2社が3Dという新たな分野でも競争して、追随する他のPCメーカーもDELLやHPブランドで3Dノート分野に参入することが決まっていますので、 安くて高画質で使いやすい3Dパソコンが増えることは非常に嬉しいことです。 が、エイサーのような「7万円で買える3Dノートパソコン」を突きつけられてしまった日本メーカー、特に3Dバイオ・ノートの発売を予告しているソニーにとっては、 実際に製造するのはコストの問題から台湾や中国の企業だとしても、「Sony VAIO」のブランドだけではもう高価格戦略は通用しないところが非常につらい状況とも言えます。



■ 3D対応製品で一気に攻勢を仕掛けるエイサーから24インチフルHD120Hzモニター発売予定(2009年11月3日)■
 ※元記事は "3D VISION BLOG"から

低価格3DノートPC「Acer Aspire 5738DG」に続いて、家でじっくりと高画質で3Dを楽しむための24インチフルHD120Hzモニターがエイサーから近々 発売されるようです。

エイサーは『持ち運ぶことを想定したノートPCはメガネが軽く電源も不要でトラブルの無いマイクロポール偏光フィルター方式で、また、 家庭でじっくりと高画質で3Dゲームや3D映像コンテンツを楽しんだり業務で3Dが必要な人のPCモニターはNDIVA 3D Vision の液晶シャッターメガネ対応のフルHDモニターで』 と、使い分けをよ〜く分かっていらっしゃるようです。

サムソンやビューソニックからは120Hz駆動のPCモニターが発売されていますが、あくまでも解像度が1680x1050という半端なもの(ZALMANの22インチ3Dモニターも同様)。 これに対して今回発表されたエイサーの24インチPCモニターは世界初のフルハイビジョン1920x1080ピクセルの解像度と120Hz駆動を併せ持つスペック。
このスペックは、3Dのための進化というよりも「ハイビジョン時代に相応しくなるように、PCモニターや液晶テレビの弱点だった動画再生能力を高めていったら 副産物として3D対応になった」とも言え、動画再生能力の高さを売り物にする今後の液晶モニターや液晶テレビは全て、その副産物として遅かれ早かれ全機種が3Dにも対応していくわけです。

気になる価格についてブログ管理人さんは『先発のサムソンやビューソニックの22インチと価格比較をされちゃうからそんなに高くしないようにするべきだ 』と言っております。

好調のネットブック分野で世界のライバル企業に対してさらなる低価格競争を宣言したエイサーであり、3DノートPC「Acer Aspire 5738DG」でも 700ドル台という驚きの低価格を打ち出してきたので、この24インチフルHD120Hzモニターもさらに驚く低価格で攻めてくることを期待します。

ともあれ、3DノートPCもこのモニターも、アメリカで発売したらすぐに日本でも発売して欲しいものですが、きっと 「日本人はソニーとパナソニックから3Dテレビと3Dゲームと3Dバイオノートが発売されるまでは3Dには手を出さない3D後進国」とエイサーには見られているのだと思われます(当たっていますが...)。
なお、3D鑑賞時にはできるだけモニターの枠を意識させないように「つや消し黒フレーム」デザインの方が良いと思うのは私だけでしょうか?



■ Acer Aspire 5738DG のファーストインプレッション・レポート(2009年10月25日)■
 ※元記事は "3D VISION BLOG"から

注目の低価格3DノートPC「Acer Aspire 5738DG」がアメリカ西海岸では実際に出回り始めたようで、本来は液晶シャッター命な人である 「3D VISION BLOG」管理人さんも早速「Acer Aspire 5738DG」に触って試したそのインプレッションが公開されました。

PCハードウェア的な部分は省略して、3D機能に関するインプレッションのポイントとしては、
・結構イケてるのに安い価格がとっても魅力的
・サングラス型メガネのサイズが彼には小さいけど耐久性がありそう(彼はアジア人用サイズと言っているがちょっと違うような...)
・3D時の縦方向の解像度が半分なのでゲームは小さな文字が読みにくくなるが、立体ムービーや立体写真はクリアに見える(少し離れて見るとさらに素晴らしい)
・TriDefを立ち上げると「モニターの角度調整画面」が表示され、赤いバラが最もゴーストが少なくなるようにモニターの角度を調整すれば良い
・立体視許容角度はおよそ10〜15度だが数回ですぐに慣れて最適ポジションを見つけられるので問題はない






といった感じのようです。
既にZALMANを使っている人には最も気になる「左目ゴースト」「付属メガネでの黄色かぶり」問題には触れていませんが、実際に自分の目で早く確かめたいものです。

なお液晶シャッターメガネ命な彼は、Asusの120Hz駆動・液晶シャッターメガネ式フルハイビジョンなノートPC「Asus G51J-SZ028V」も早く試したいと熱望していますが、彼が言うような 「a bit more expensive」な価格差ではなくスペックから推測すると10万円〜15万円ぐらい高いのではないかと思うのですが...最近ノートPCは非常に安くなったので、 本当に「a bit more expensive」な価格差だったら私も心動かされますが...



■ Acer Aspire 5738DG の米国価格はナント$779.99=1ドル90円換算で7万199円!(2009年10月23日)■
 ※元記事は "Business Wire"他のサイトから

本コラムでは10月21日付けでエイサーのマイクロポール偏光フィルター方式3Dノートパソコンの最新情報などについて報じましたが、その数時間後に エイサー・アメリカの Alison Williams さんから正式に発表された情報によると、米国での販売価格はナント「$779.99!」。 そのまま1ドル90円換算すると7万199円! 安いです。コア2デュオ+最新のLEDバックライトで16:9の3Dモニター+トリデフ付きWindows 7ノートPCがこのお値段で手に入るなんて、 流石エイサーですね。

今や実販売台数ではDELLやHPを抜いてノートパソコン界世界1になろうとしているエイサーがこの価格で3DノートPCを出してきたことの影響は結構大きいと思いますし、 YouTube 3D がこのノートPCで直接立体視できる縦インターリーブ方式に早々と対応した影には、ZALMANだけでなくエイサーが動いていたのでしょうか?

『ソニーやパナソニックから来年3Dテレビが発売されても、既にエコポイントで大型テレビを買ってしまったので今後5〜6年もしくは壊れるまでは新しいテレビは買えないよ〜クヤシイ〜』 とお嘆きの人にも、Windows 7への乗換えを兼ねて、このノートPCは「流行に遅れずに3Dも見られる」最適な「3Dテレビの代替機」だと思います (3D版プレステはそのままでは繋げませんがバイオハザード5のようにPC版3Dゲームが増えそうだし、3Dテレビといってもハイビジョン3D放送はないし、 3D映画もノートPCのモニターサイズならばハイレゾDVD版で十分だろうし、3Dはひとりで見ることの方が多いし...と想定した場合はこのノートPCでOKという意味です)。
さらには既に米国ではDVDで3D映画が9ドルから12ドル程度でリリースされてきており (www.underground3dmovies.com 等)、その多くは「フレームシーケンシャル対応(液晶シャッターメガネ方式)」 ですが、おそらくZALMANやこのエイサーAspire 5738D でもTriDef で見られるはずですので、 コンテンツメーカーも来年以降は高価なブルーレイ版は出すにしても少数に絞り、安価なDVD版を大量にリリースするといった方向に向かうかもしれません。

ともあれ日本でいつから購入できるかについての詳しい情報やテストレポート等を入手次第、「3Dエロス推奨システム」に追加掲載したいと思います。

Asusの120Hz+液晶シャッターメガネ方式は、重さ的にもスペック的にもおそらく価格的にも、ノートPCの形をしたハイスペックデスクトップPCであり、 「デスクトップなんて邪魔なので要らない」派の人が3Dゲームをバリバリやったり、日常的・業務的に3D・2Dのハイビジョンムービーの編集をサクサクやるのには向いていますが、 現状ではYouTube 3D を液晶シャッター方式ではそのままでは立体で見られませんし「本体3.5Kgかつ折り畳めない液晶シャッターメガネを壊れないように持ち運ぶ」ことが多い人にはかなり厳しいかもしれません。
それに比べて、「3Dは流行りに遅れない程度に楽しめればよくてあまりお金を掛けたくなく、メガネも折り畳めてかさばらず、 本体も2kg台とフツーに持ち運びもできて、7万円と安いノートPCでオマケに3Dも見られるのなら全然OK」な人にはこのAcer Aspire 5738D が安くてバッチリだと思いますし、 「3D Vison Blog」の人が指摘しているような液晶シャッターメガネのトラブルの心配は一切なく、そのままYouTube 3Dを「インターリーブ」モードで明るくチラツキ無しで 立体で見ることもできるので(もちろん16:9で制作されている3Dエロスもピッタリとフルスクリーンで見られます)、7万円という価格を第一に考えると 「フツーの人や3D初心者の人」には最適かもしれません。

Acer Aspire 5738D 英語版の正式なスペックと価格(米国)は以下のとおり。

Acer Aspire 5738DG-6165 3D Notebook PC Specifications

  • Intel® Core2 Duo processor T6600 (2 MB L2 cache, 2.2GHz, 800 MHz FSB)
  • Microsoft Windows® 7 Home Premium 64-bit
  • 15.6" HD 1366 x 768 pixel resolution, high-brightness (220-nit) Acer CineCrystal LED-backlit TFT LCD with integrated TriDef® 3D screen
  • Mobile Intel® PM45 Express Chipset
  • ATI Mobility Radeon HD 4570 with up to 2304MB of HyperMemory (512 MB of dedicated DDR3 VRAM, up to 1792 MB of shared system memory)
  • 4GB of DDR2 1066 MHz memory
  • 320GB 5400RPM SATA Hard Drive1
  • Multi-in-1 Digital Media Card Reader
  • Acer InviLink™ 802.11b/g/n Wi-Fi CERTIFIED®
  • 8X DVD-Super Multi double-layer drive
  • Integrated Acer Crystal Eye Webcam
  • Dolby®-optimized surround sound system with two built-in stereo speakers
  • Multi-Gesture Touchpad
  • 4 - USB 2.0 Ports
  • 6-cell Li-ion Battery (4400 mAh)
  • 6.16 lbs. (system unit only)
  • 15.1 x 9.9 x 1.03/1.5 inches
  • Gemstone design
  • MSRP: $779.99




■ AsusからはLEDバックライト・120Hz駆動の3D対応・フルHDノートPCが11月に発売(2009年10月21日)■
 ※元記事は "3D Vision Blog"他のサイトから

本コラムでは9月22日付けで『早くも3Dノートパソコン発売合戦か!?』と題してDELLやHPが2010年春モデルとして発売する3D対応ノートパソコンを台湾メーカーに開発と製造を委託契約したことを報じましたが、 機を見て敏な中華系パソコンメーカーは、パナソニックとソニーが3Dにシフトしたことで本格的な3D普及が進むことを見越して、先んじて具体的な製品を投入してくるようです。

nDIVIA 3D Vision 同様の液晶シャッターメガネが同梱されるこの「Asus G51J-SZ028V」は「3Dゲーマー向け」を意識していますが、当然に立体静止画やムービーを楽しむことができ、 120Hz駆動の高速液晶パネルと、CEATEC2009でソニーが見せたLEDバックライトによる制御でゴーストの少ない3D映像になるようです。
その主なスペックは、
・CPU:Intel Core i7 720QM CPU (quad core at 1,6 GHz per core with Turbo Boost)
・メモリ:4GB of DDR3 1066MHz
・グラフィックカード:GeForce GTX 260M with 1GB of video memory
・HDD:640GB (dual 320GB HDDs in RAID)
・光学ドライブ:combo Blu-ray reader and DVD writer
・OS:Windows 7 Home Premium
・モニター:15.6インチ/1920×1080 (Full HD) with a LED backlight, 120Hz and 3D Vision compatible
ブルーレイも見られるし、全体的に凄すぎるスペックです。
当然に価格も凄そうですが、「編集は眼の疲れが少ないZALMAN」で行っている3Dエロスとしては、作品の仕上がりチェック用には別方式というか、 今後の家庭用3Dテレビやモニターの主流となるフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式でも行う必要があるので、この「Asus G51J-SZ028V」が 最有力候補になりますが、まだブルーレイの3D規格が正式には決まっていないので(年内には確定)、「Asus G51J-SZ028V」に搭載されているドライブで 2010年から発売される3Dブルーレイが再生可能かどうかが分からないので(ファームウェアのアップデイトで対応するとは思いますが...)、 対応後に買った方が良いか迷うところです。

ともあれ、3Dエロス推奨鑑賞方法に、「安価なZALMANモニター」「nDIVIA 3D Vision」「裸眼3Dフォトフレーム」に加えて、各社の3D対応ノートPCを 正式に加える日が近づきました。

【補足】
関連情報をググっていたら「InsideHW」 というサイトに簡単な説明があり、液晶シャッターメガネはnDIVIA同様にUSBケーブルで充電できるワイヤレスのものが2つ付属するそうです(それだけでも約4万円分!)。 ここまでやるなら2Mピクセルの内臓ウェブカメラも3Dウェッブカメラにして欲しかったですね(ま、minoruを接続すればOKか...)



■ エイサー3DノートPC詳細続報(2009年10月21日)■
 ※元記事は "3D Vision Blog"他のサイトから

週が開けてからエイサーの3Dノートパソコンに関する詳細な情報や写真が一気にネット上に上がってきましたが、やはり3D後進国というか興味が薄い日本では情報が少ないのが残念です。

型番と名称はは『Acer Aspire 5738D 3D』が正しいようです。
米国での発売は今月(10月)末までに行われるようで、一応6月に行った公約どおりですね。

3D関連ソフトはステレオ静止画、ムービー、ゲーム、立体グーグルアース、2D⇒3D変換などが行える3D統合ソフト「TriDef 3-D Experience」がバンドル。
付属の円偏光メガネはクールなサングラス型とメガネ使用者用のクリップオン型の2つ。

箱を含めた詳細な写真が何故かイタリアの以下のブログに載っていますので興味のある人はごらんください。
「notebook italia」
既にYouTubeにも映像がアップされているようです。

Windows7 自体の安定性や使い勝手などがまだよく分かりませんが、「軽くて明るいメガネでお手軽に3Dを楽しみたい」「以前から3Dで見られるノートパソコンが欲しかった」 人には非常に気になるノートパソコンだと思います。




■ エイサーの3D対応ディスプレイ搭載ノートPC「Aspire 5738DG」が明らかに(2009年10月17日)■
 ※元記事は "CNETニュース"等のサイトから

本コラム2009年6月9日付けで報じた台湾のエイサーが発売を予告した3Dノートパソコンの全貌が見えてきました。型番は『Aspire 5738DG』
主なスペックは、
・サイズは15.6インチ
・CPUはIntelのCentrino 2
・最大4Gバイトのメモリと第3世代の「Dolby Home Theater」に対応
・3D方式はマイクロポール偏光フィルター方式
・バンドルされる3D鑑賞ソフトは「TriDef Media Player」、2D3D変換ソフトも「TriDef Ignition」
・気になる価格は税込み希望小売価格は1999ニュージーランドドル(=米ドルでは1500ドル弱、1ドル90円換算で約135,000円)。

なぜか情報元はニュージーランドのAcerサイト(acer.co.nzの2009年10月14日付けニュースリリース「Discover the 3rd Dimension through the new Acer 3D CineReal Technology!」)。
3Dエロスへのアクセスログを分析してもニュージーランドからのアクセスは少ない(人口も少ないですが)のですが、エイサーは何故かニュージーランドから実験的に発売して様子を見るようです。
液晶シャッターメガネ方式に比べて「縦方向の解像度が半減してしまう」「立体視可能な視聴角度が狭く実質ひとり用」というデメリットがあるものの、 偏光フィルター方式は「フリッカーが無い」「明るい」「PCへの負荷が小さい(ビデオカードは何でも良い)」「メガネが軽くて安い」「眼の疲れが少ない」というメリットがあり、 日本ビクターの業務用モニターではZALMANのような「左目ゴースト」も無かったので、このエイサーの3Dノートパソコンも左目ゴーストが無ければ、 持ち運びできる15インチ3Dモニターとしても重宝すると思います。
中国の3D専門サイト「China-3D」からの情報では、OSはWindows7で発売は10月22日予定とのこと。
ソニーやデルからフル画素表示な3D対応ノートPCが発売されるまでのつなぎとして、私はこれを1台欲しいけど、日本での発売時期が来春以降ならば、フル画素表示の方を買ってしまいそうな予感。
【補足と要望】2009.10.19
エイサーはこれ1台で2Dでの通常の使用も、ネット上の3Dコンテンツを直接立体視することも、既に米国では発売されているDVDでの3D映画コンテンツも お手軽に楽しめると謳っていますし、確かにデスクトップPCなんて要らないという大多数のパソコンユーザーがWindows7ノートパソコンに買い換えるついでに YouTube3Dも直接立体視できて3Dをフルに楽しめるこのようなノートPCを選ぶことでネット上に3Dサイトが増えれば楽しくなりますが、 普段はデスクトップPCを使っていて、外出時にメールやウェッブ閲覧が出来て、撮影した3Dファイルをすぐに裸眼で立体視できる「小型のモバイルPC」が欲しい私としては、 小型ノートPC「ネットブック」を世界中にヒットさせたエイサーなのだから、視差バリア方式で現在最も画質の良いサムソンの7インチワイド裸眼3Dモニターを搭載した 「メガネ不要の3Dネットブック」も出して欲しいと願っています。それが実現すれば、USB接続の裸眼3Dサブモニターよりも、フジフィルムのV1よりも、 SDP818のような持ち運び可能な3Dフォトフレームよりもはるかに使い道が広いし、普段はフォトフレームとして置いておけば24時間フルに使えると思います。 もちろんカードリーダーなり赤外線で直接フジフィルムW1や他の3Dデジカメからデータを読み込んで再生したり、モニターがくるっと180度回転して、 卓上カレンダーのようにテント状にして机の上にポンと置いて3Dフォトフレームとして機能するようなデザインだと良いような...こんなイメージ⇒
さらに3Dウェッブカメラ内臓ならば言うこと無しですが、価格が高くなってしまっては意味が無いですね。
ネットブック本体とOSのコスト3万円+裸眼3Dモニターコスト2万円+3Dウェッブカメラのコスト1万円=6万円といったところでしょうか。



■ CEATEC2009に見た日本メジャー各社の3Dテレビへの取り組み (2009年10月17日)■
 ※元記事は "IT Media"等のサイトから

昔からの3Dマニアはもとより、パナソニックとソニーの3Dテレビについて新聞で報道され、さらには「家電芸人」たちが番組で言及したことでフルカラー&フルスクリーン の3Dのことを知って興味を持った3Dマニア予備軍の人も増えたと思います。
このコラムでも引用している「IT Media」「Impress Watch」「GIGAZINE」等のサイトをはじめ、多くの技術系サイトで各社の3Dテレビについて報告されていますので、 詳細はそれらを拾い読みしていただくとして、とにかく私が受けた印象としては『パナソニックは液晶に負けているプラズマの復活のためにも3Dが必要不可欠』 『Wiiに負けているプレステや安値ネットブックの勢いに負けそうなVAIOを有し、ミノルタ買収後もデジタル一眼で苦戦しているソニーにはカンフル剤として全製品の3D化が必要』で、 特にソニーの今回のCEATECでのデモは、パナソニックのお株を奪って「3Dのソニー」を印象付けるような演出でした。
さらに既にアメリカで3D対応リアプロテレビを発売している「三菱」やCellプロセッサーの能力を3Dで見せた「東芝」、新液晶UV2Aパネルの優秀性を3Dで見せた 「シャープ」などが目立っていましたが、フルハイビジョン+液晶シャッターメガネ方式が業界標準になりそうな今、影が薄くなってしまった偏光フィルター方式の 「日本ビクター」製業務用3Dモニターを初めて見ましたが、なかなか素晴らしい立体感でしたし、言われなければ縦の解像度が540ピクセルだとは気付かない人が多いと思いました。 ただし70万円という価格はいかがなものでしょうか...
ともあれ、いまだに3Dに批判的・懐疑的な勢力が日本では強いですが、アメリカ人や中国人のように「わー立体って面白い」と単純に感激して受け入れることから、 どんどんデバイスもコンテンツも見やすいものへと進化していくと私は思います。 そして、家電2強のパナソニックとソニーが大々的に3Dを宣伝し、シャープや東芝が追従し、自分でも3Dを撮れる安価で汎用フォーマットの3Dデジカメや 3Dハイビジョンムービーカメラが発売されてネットで3D映像が広まれば、いままで3D批判派の人々も手のひらを返したように3Dメディアを使うようになるのでしょうね。



■ ソニーが単眼で3D映像を撮影できる技術を発表、CEATECで参考展示 (2009年10月1日)■
 ※元記事は "Sony Japan"のプレスリリースから

仕組みなどの詳しい情報はソニーのプレスリリースをお読みいただきたいと思いますが、このカメラは既に本年4月にラスベガスで開催された「NAB 2009」 (国際放送機器展)に参考出展されたものと同じカメラもしくはその改良型だと思われます。
ハリウッドにおける3D映画撮影用とは違い、3D放送などの現場で、特にスポーツ中継などで使うことを想定したナロー・ステレオベースの小視差カメラのようです。

3D映像は「高画質と高フレーム数」であればあるほどリアリティーが高まります。このソニー製単眼3Dカメラの240fpsというスペックは、 スポーツなどの動きの激しい被写体には抜群の結果を生み出すと思われますが、再生環境として来年発売予定のハイスピード液晶3D対応テレビは片目60Hz×両眼=120Hzなのでしょうか? それともソニーの3D液晶テレビは240Hzが可能だと報じられていますので、パナソニックに対して倍速でいくのでしょうか?

なおこのカメラの本体重量は18キロだそうですので、これを担いでハメ撮りとなると大きなベーカムを担いでハメ撮りをした全盛期のムラニシ監督と同じような足腰が必要になりますね。
個人的には、右の写真のような数年前のミニDVテープの高画質ホームビデオカメラ並みに小型な二眼ムービーカメラが発売されればそれを使いますね。
この中国製3Dムービーカメラはまだ試作品段階で、H.264/MPEG4によるカード記録ですが、残念ながらフルハイビジョンではなく1280x720pxサイドバイサイドとのことです。 来年以降に日本や韓国などから発売される3Dデジカメでも1280x720px左右2画面のムービーを撮れるようになるはずですので、 ムービー専用カメラとして発売されるからには実際にはフルハイビジョンになるものと期待され、既にこの会社にはNDIVIAからもオファーがきたりしています。

ともあれ、来週幕張メッセで開催される「CEATEC2009」に向けて、パナソニックとソニーというライバルが3D関連技術を競って発表してきたことは業界にとって喜ばしいことですね。
なお、今年のCEATECや国際3D Fairでは、意外な会社からも3D関連製品が発表されるかもしれませんのでマニアは目が離せません。



■ パナソニック、フルHD・3D対応50型PDPの発表会を開催 (2009年9月29日)■
 ※元記事は "AV Watch"のサイトから

『パナソニック株式会社は28日、3D表示に対応したフルHD解像度の50型プラズマディスプレイと、開閉タイミングをより高精度に制御できるアクティブシャッター・メガネを開発。さらにクリアな3D表示を可能にするシステムとして、10月6日から幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2009に参考出展すると発表した。』
ベルリンで開催されたIFA2009で全ての映像機器の3D対応を発表したソニーに対抗して、「3Dはうちの方が早くから製品化を進めているぞ」と言わんばかりに、 パナソニックが今までのデモで見せてきた103インチのプラズマテレビをさらに3D表示時にゴーストが少なくなるように改良した50インチの量産モデルと、 今までのデモでは「XpanD」社の液晶シャッターメガネを使っていたのをプラズマパネルの応答に最適化させてゴーストを少なくさせた自社製メガネを開発・発表しました。
さすが日本のトップメーカーが本気を出すと、この液晶シャッターメガネのように「どこにバッテリーや駆動システムや赤外線同期ユニットが入っているのか分からない」くらいの素晴らしい仕上がりで、 レンズも非常に明るい感じで、『右眼・左眼の映像と、メガネのアクティブシャッターの開閉タイミングを高精度に制御する技術を開発することで、二重像の発生を大幅に軽減したという。さらに、メガネのデザインは、子供から高齢者までの使用を想定したユニバーサル対応となっている』とのことです。

既報のとおり3Dブルーレイ規格も年内には固まり、接続のためのHMDI規格も3D対応となることが決まっており、3Dマニアにはようやく夢が現実となる日が1日1日と近づいてきた感じです。 さらにパナソニックとソニーが良きライバルとして「品質と価格競争」の両面で3Dを盛り上げ、追従する他社にも影響を与えていってくれるという好循環が巡ってきそうですし、 今までの3Dがどちらかと言うと「立体に見えればそれで良い」レベルだったものから、3Dエロスが2006年のサイト開設当時から主張している「3Dによる被写体の質感のリアルな再現」 をパナソニックも明言してきたことは嬉しい限りです。2Dの世界でよく使われてきた「空気感まで再現した」という言葉は単なる比喩に過ぎませんでしたが、 3Dではそれが真実になります。
さて、技術者たちの努力は賞賛に値するものですが、3Dに対する不勉強さが酷い日本のマスコミや映画・映像・家電販売関係者への啓蒙が今後は重要になると思います。



■ ディスプレイでWebで、本格稼動する3D技術 (2009年9月28日)■
 ※元記事は "リクナビNEXT Tech総研"のサイトから

リクルート社のエンジニア向け転職・求人・技術動向情報サイトの「編集部イチオシ情報」として、来年2010年から本格普及が始まると予想されている3Dに関して、 その市場予測や3Dエンジニアに求められる資質等に関する記事が掲載されました。

3D業界人の末端を汚している私は、マーケティング専門業者や民間シンクタンク等が不定期に行っている3D市場予測は見ていますが、このレポートでは、 パナソニックとソニーというビジュアル家電の世界市場に大きな影響力を持つ2大企業が「3Dテレビを2010年に世界市場に投入する」と宣言したことを受けて、 2013年までの3Dテレビ普及率予測がかなり上方修正されたようです。
私にとっては嬉しい予測ではありますが、3Dテレビ発売開始から3年間で全テレビに占める普及率7%って凄過ぎない?

なおこのレポートでは「パナソニック、ソニー、サムソン、三菱などの液晶シャッターメガネで見るフルHD」と「ビクター、ヒュンダイITなどの円偏光メガネで見るハーフHD」 の勢力予測は分かりませんが、パナ&ソニーの3D参戦宣言以降、円偏光メガネ式3Dモニターの雄・ZALMAN社は早くも大幅に卸値を値下げし、 「22インチワイドで実勢価格39,800円」と価格勝負を仕掛けてきましたので、 今後、ビクターやヒュンダイITなども大幅な値下げを行えば、たまにゲームや3D映画を見るだけの目的の一般的なユーザー層には安い円偏光メガネ方式が善戦するかもしれません。
しかし、来年から量販店で実際に見られるのはパナソニックのプラズマ3Dテレビ、ソニーのLEDバックライト高速液晶3Dテレビ、 そして現在の米国販売のみから国内販売もするかもしれない三菱レーザーリアプロ3Dテレビといった液晶シャッターメガネ方式だけかもしれませんので、 もしも円偏光メガネ方式と実際に見比べることが出来なければ、勝負は明白かもしれません。



■ 早くも3Dノートパソコン発売合戦か!? (2009年9月22日)■

既に本コラムで6月9日付けで台湾のAcerが来月10月にマイクロポール偏光フィルターによるインターリーブ式3Dノートパソコンを発売する予定であると報じましたが、 その後、家庭用3Dテレビの方式がパナソニック、ソニー、シャープのテレビメジャー3社が「高速パネルと液晶シャッターメガネ方式」で一致してきたことで、 Acerが解像度が半減してしまう偏光フィルター方式でそのまま発売するのかどうかに一部のコアな3Dマニアが注目していますが、そんなAcerに小型・軽量なネットブック分野で 大敗をしたヨーロッパとアメリカのノートパソコン業界の巨頭であるHPとDELLが、未確認情報ながら、台湾のODMメーカー(相手先ブランドによる設計から製造までの一括請負製造会社) 「Wistron社」に対して、HP、DELLそれぞれのブランドで来年春から発売する3Dノートパソコンの開発と生産発注を行ったようです。
経済アナリストからの情報では詳しくは不明ですが、パナソニック、ソニー、シャープといった3Dテレビのみならず、パソコンにおいてもNDIVIAによる3D技術が完成したことによって、 液晶パネルでも解像度を犠牲にしない3D再生が出来る目処が立ったからのことであり、ソニーもVAIOノートの3D化を宣言しているのは既報のとおりで、 ノート用並びにデスクトップ用の120Hz駆動の液晶パネル(LEDバックライトになるかは不明)がキーになるようです。

ネットブックや、より小さくバッテリーも長時間もつスマートPCなどが売れ筋となり、ほとんどメールやウェッブ閲覧や音楽ダウンロードが主体の多くのパソコンユーザーには、 かつてのスタンダードだったA4ノートパソコンは、使わない機能ばかりで割高感から売り上げが激減していますが、Windows7だけでなくさらに目新しい付加価値である3Dを付け、 「ノートPCでもハリウッドのブルーレイ3D映画を立体で見られるし、立体ゲームもできるし、ウェッブ上に徐々に増えてきた実写3Dアダルトを見たり、 自分でも3D写真や3Dムービーを作れる」ことをアピールしていくという戦略でしょうか。
ともあれ、現状は折りたためずにかさばって携帯に不向きなNDIVIAのシャッターメガネも、日本の微細加工技術を活かせば折りたたみ式に出来るはずですので、 みんな台湾、韓国、中国にもっていかれないように日本企業にも頑張って欲しいものです。



■ 最新の3D立体視デバイス「GeForce 3D Vision」でPC版「バイオハザード5」をプレイする!! (2009年9月17日)■
 ※元記事は "GAME Watch"から

本コラムで8月7日付けで紹介した「NDIVIA GeForce 3D Vision に完全対応したバイオハザード5」が本日9月17日に発売されるが、それをいち早くテストした詳細なレポートがGAME Watch の中のコーナー ■佐藤カフジの「PCゲーミング道場」■ に掲載されました。

佐藤氏のレポートではまさに「ベタ褒め」です。
また、立体映像の利点として3Dエロスがサイト開設当初から目指している質感のリアルな再現について「2D映像では埋もれてしまうディテールが立体視により明確に浮き上がり、 それまで気づかなかった作りこみを堪能できる...(中略)...「バイオハザード5」により立体視デバイスの意外な可能性に気づいた瞬間だった」と、 ようやく気付いてくれたことは嬉しいことです。
3DCGでは作りこみに限界がありますが、実写ならもっと凄くリアルに質感を再現できることを、今後のフルハイビジョン3Dの普及に伴って多くの人が体験することで、 立体映像が「単に画面から飛び出したり引っ込んだりして見えるもの」だけでない質感再現メディアであることに気付いてくれることに期待します。

ともあれ、既にGeForce 3D Vision セットをお持ちの人にとっては、このバイオハザード5や、おそらく次期バージョンのPC版は3D化されるであろうモンスターハンター、 3Dエロスなどのサイドバイサイドの実写3Dコンテンツの視聴といい、フジフィルムの3Dデジカメへの対応といい、使える頻度が増えて羨ましいです。
さて私は、現在GeForce 3D Vision に唯一使えるサムソン2233RZ以外にも、LEDバックライト方式やシャープのUV2A技術によって、よりゴーストの少ない3Dを楽しめる液晶モニターが発売されたら即導入したいと思います。



■ シャープも3D対応液晶テレビを準備−応答速度2倍で3Dテレビにも対応(2009年9月16日)■
 ※元記事は "AV Watch"から

『シャープ株式会社は16日、液晶パネルのコントラストや応答速度を向上させる世界初の光配向技術「UV2A技術」を開発し、液晶テレビに採用すると発表した。 堺新工場の10月稼動時に全面的に採用されるほか、亀山第2工場の生産ラインにも秋から順次導入される。 特徴は、従来のASVパネルに比べ1.6倍となる5,000:1の高コントラスト化を実現することで、沈み込んだ黒を表現できる点や、開口率を従来比で20%アップさせ、 光利用効率を高めて省エネを実現した点など。さらに、従来比2倍の応答速度4ms以下とし、今後製品化が見込まれる次世代3Dテレビにも対応可能としている。 そのほか、パネル構造をシンプル化したことで生産効率も向上するという。』
液晶テレビ・パネルの生産全体が既に韓国の看板産業となり、かつてのトップの座を奪われてしまった日本の「液晶のシャープ」が、「うちだって頑張っているぞ」といった感じで新しいパネルを発表しましたが、 スペックから見る限りでは画質の点で革命的といえるような大きな改善は無さそうです。
報道的には扱いが小さいですが、やはり、パナソニックやソニーの大々的な「ハイビジョン3D宣言」に対抗して遅れないように「3Dが流行りだせばシャープはいつだって3D対応テレビを発売できるぞ」という宣言のように思えます。
バックライトのLED化抜きではいくら応答速度を2倍にしても黒フレーム挿入無しではクロストーク(左右の残像)の無い綺麗な立体映像を液晶ディスプレイで見せるのは難しいと思いますが、シャープのお手並み拝見といった感じです。
ともあれ、日本のテレビ製造3大メーカーが「フレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式」で決まったことで、今後は液晶シャッターメガネの品質にも関心が向くと思われます。 と、言うのも、私のようにアナログテレビやCRT時代の数十年間、液晶シャッターメガネを使用した経験上、いくらリフレッシュレートが上がってもあの「薄緑色のレンズ」にはどうしても納得できないでいるからです。
それこそ「液晶のシャープ」なりがピュアクリアな液晶シャッターメガネなり、全く違う業界(例えばガラスメーカーや有機素材メーカー等)から液晶以外の素材で無色で透明度100%から0%までの応答速度がナノセカンドレベルの素材が開発されて「軽くて色変化の無い」シャッターメガネが登場することを願っています。
【補足・訂正】
「Gigazine」の同様報道によると、 『これを液晶パネルの配向膜に用いることでバックライトからの光モレがなく沈み込んだ黒の表示が可能になります。』つまりフレームシーケンシャル3D時に黒フレームを挿入する必要が無い?らしい。



■ YouTube 3D がZALMANモニターで見られるインターリーブ・モードを追加(2009年9月15日)■

YouTubeのオフィシャル・ヘルプにもまだ掲載されていませんが、3D表示方式に「Row Interleave」モードが追加されました。

これはZALMAN3Dモニターなどの縦方向のインターリーブ方式の3Dモニターで偏光メガネを掛ければそのまま立体視できる便利なモードです。

試してみたところ、interleave 1とinterleave 2 の違いはインターリーブのタテヨコの方向の違いではなく、ステレオ位相のスワップのようで、interleave 1で立体感が逆になってしまった場合に interleave 2に切り替えるとOKのようです。

しかし、まだフルスクリーンでは上手く機能せず、フルスクリーンモードにするとサイドバイサイドになってしまいます。

アメリカではZALMANの22インチワイドモニターZM-220WがeBayで最安値が送料込みで300ドルを切ったことからある程度の数が普及してきたことを受けてのモード追加のようです。

韓国メーカーが現在開発を進めているパソコンとUSB接続可能な裸眼3Dサブモニター兼フォトフレームが発売されて普及してくれば、 YouTube 3Dにさらに「横方向インターリーブ」モードも追加されて、メガネ無しでお手軽に立体ムービーを見ることが出来るようになると思います。

昨年からの1280x720モード対応で高画質になったとはいえ、あくまでもビットレートは低いですから高画質を求めるというよりも「誰でもが世界に向けてお手軽に3Dムービーをアップして皆で楽しめる」というYouTubeのメリットを今後も重視して発展して行って欲しいと思います。




■ ARはエロい夢を見るか(2009年9月12日)■
 ※元記事は "3D Vision Blog"から

Augmented Reality(拡張現実)なんて言うと物凄くとっつきにくいですが、要は現実の世界に補完的な電子データを追加して、より分かりやすくしようということ。 例えば、このコラムでも取り上げたオリンピック誘致のために東京都が行ったプレゼンでキャノン製3Dゴーグルを使って現在の空き地状態の実映像に3DのCGで描かれた競技施設の映像を被せて見せたり、 水泳競技で世界記録のラインが実写に被って表示されるなんかもARなんだと思う。
日本でもARマニアな人々が、初音ミクなどをキャラクターに使って色々とデモを作ったり有料ソフトとして販売もされていますし、 さらに最近では、合成ポイントに必要な「マーカー」を見えなくしてしまう技術を使ったものも増えてきて、より魔法っぽい感じになってきています。
また、3Dマニアの間では、ARといえば立体映像として実写に合成されるのが当たり前になりつつありますが、立体でAR合成できる製品化されたソフトはまだ無いようです。

たまたま、当サイトを勝手に紹介してくれているnDIVIA GeForce 3D Vision ユーザーのブログ『3D Vision Blog』を見ていたら、この画像のようなARダンサーを楽しめるサイト『Society AR Girls』が紹介されていました。

http://societyargirls.com/

このブログのウェッブマスターさんも言っているように「これが3Dだったらな〜」と思う3Dマニアは多いはず。 特に3Dモニターや3D対応のHMD(ヘッドマウントディスプレー)とステレオウェッブカメラ(minoru等)を持っている人で、自分では実写のARキャラクターを撮れない(普通はそうですよね)人にとっては、 有料でも良いから、自分の机の上でもっと過激に立体映像でモロ出しストリップやオナニーをしてくれるソフトが出てこないかと思っているはず。

さて、2010年以降、パナやソニーから50インチクラスの3Dテレビが発売されて徐々に普及していけば、必ず、3D版のARエロキャラクターが商品化されて、 居間のテーブルの上でストリップを見せてくれたりするのでしょう。当然「邪魔なマーカー」も自動生成方式になって見えなくなっていると思います。 さらには、あなたの横や前に座って、人工知能であなたの話し相手になってくれて癒してくれる立体映像の実写キャラクターも登場するでしょう。
また、ARにはHMDの方がマッチするので、ステレオカメラ内臓の高画質なHMD(今でもありますが滅茶苦茶高〜い)が手の届く価格になっているかもしれませんし、 ゲームなんかも、モニター画面の中ではなく、現実のあなたの部屋の中を立体映像のゾンビが動き回っているのをシューティングしたりするようなものが必ず登場すると思います。

3Dは、単に既存の写真や動画やゲームが立体で楽しめるだけではなく、現実世界との垣根を壊して入り込んでくる可能性が大きいので、2Dでさえ現実と仮想現実との境が 分からなくなっているような人々は生き残れない、そこまでではなくとも精神に異常をきたさないか少々心配ではあります。

【補足その1】
このSociety AR Girlsのメインキャラの黒髪の女性の名前が『Aiko』と日本人っぽいですが、どう見ても日本女性には見えないところがご愛嬌。本編では結構ギリギリまで脱いでいるみたいです。

【補足その2】
3D Vision Blogでは、ウェブマスターさんがnDIVIA 3D Visionの液晶メガネを分解した様子も掲載されています。斜め読みしかしていませんが、どうも充電池が劣化したらしく、それを自分で取り替えようとしているような感じ。
ソニー(今のところはRealD社のメガネ)、パナソニック(XpanD社のメガネ)も市販化の際にはバッテリー交換をユーザーが簡単にできるようにして欲しいものです。

ところで、nDIVIA GeForce 3D Visonに付属の3Dムービープレーヤーって、ZALMANモニター付属と同じ「Stereoscopic Player」だったんですね。



■ IFA特別編:企業間競争の号砲鳴る「フルHD 3D」−先行するパナソニック、ソニーから各社に波及(2009年9月8日)■
 ※元記事は "AV Watch"から

ソニーの3D参戦宣言と、AVATARとタイアップした派手な3Dデモンストレーションのパナソニックが遠いベルリンで「3D元年」のPR戦を展開していることは、 我々3Dファンにとっては本当に「ついに時代が我々に追いついてきた」という感慨深いものがありますが、 2巨人以外にもテレビメーカー数社がフレームシーケンシャル+液晶シャッターメガネ方式とXpolフィルター+円偏光メガネ方式による3Dテレビを展示しているようです。

<元記事のポイント>
・パナソニック、ソニー以外の各社は2社の動向を窺っていたので出遅れた。
・ソニーは、パナソニック同様に「ハイビジョンの次に来るものがハイビジョン以下の画質であってはならない」ことから解像度が半減するXpol方式ではなくフレームシーケンシャル方式を採用した。
・LGとサムソンの韓国2社も液晶パネルでのフレームシーケンシャル方式の3DTVを開発しているはず。
・パネルを自社製造していない他の会社は、Xpolフィルターを貼ったお手軽3Dしかない(もしくはパナ、ソニー、韓国2社からフルハイビジョン3DパネルのOEM供給を受けるか)。

昨年秋のCEATEC 2008でのパナソニックによる「3Dもフルハイビジョン」デモ以降のソニーの対応は、以下の島津氏の談話に現れているとおり。
....ソニーで3D技術を担当するオーディオ・ビデオ事業本部 事業開発部門長の島津彰氏は「液晶テレビでもフルHDの3D表示が十分に可能という見通しが立ったことで、コンシューマ向けの3D技術立ち上げにソニーも賛同し、パナソニックとともに規格策定などの準備を進めてきました」と話す。今年1月のInternational CESではXpolを用いた3Dテレビでデモンストレーションを行なっていたが「あくまで本命はフルHDと3Dの両立だった」と話す。....

何はともあれ、フィリップスを代表とする欧米の家電メーカーやドルビー、さらに中小の3Dモニターメーカーが様々な独自方式のものを乱発していたところに、 パナソニックとソニーの2巨人が早々とフレームシーケンシャル方式のフルハイビジョン3Dで合意したことで、家庭用3Dの方向性がハッキリ見えたのは良いことです。
これで、3D普及のための牽引力たる3Dゲーム、3D映画ソフト、3DアダルトDVDやブルーレイが作りやすくなるわけです。

もちろんサイドバイサイドならば1080pでも720pでもそれ以下でもコンバート、もしくはパソコン接続でそのまま立体表示できるはずなので、30年先か50年先か100年先か分からないホログラフィック・モニターの登場までは、 フレームシーケンシャル方式が3Dテレビのメインになるのでしょう。
ちなみにアナログ60Hz時代にニンテンドー初代ファミコンの3Dゲームやビクターの3Dビデオディスクを見るための液晶シャッターメガネを引き合いに出す人がいますが、 現在の120Hz(片目60Hz)で見る3Dはアナログ60Hz時代のそれとは比較にもならないほど優秀です。 さらに現在の一般的な液晶シャッターメガネでも200Hzまでは対応できるらしいし、有線式ならば販売価格が2〜3千円で出来るらしいので、格安な有線式液晶シャッターメガネも使えるようにして欲しいと思います(ただし有線式は結局は面倒くさくて邪魔者扱いにされますがエントリー用には良いと思います)。

また、パソコン用モニター(ノートPC用を含む)も、フルハイビジョン3Dに対応させるために高速化とLEDバックライト方式へと劇的に変わって続々と製品が登場するのか、 あるいは偏光フィルター方式が現在の2D用パネルと同価格まで値下がりして生き残るのか、はたまた便利なメガネ不要の視差バリア方式の小型裸眼3Dモニターが進化して普及していくのか、 それらの全てが来年2010年から2〜3年以内に具体的な形でハッキリ見えてくるものと思われます。

個人的願望としては、3Dも綺麗な三菱のレーザーリアプロテレビや、フレームシーケンシャル方式の3Dへの対応が簡単で量産化の目処が立てば非常に安く出来て高画質な「SED(FED)」モニターを、3Dをきっかけに再びキャノンなり出遅れた他のテレビメーカーが共同で安価に製品化してくれることを願っています。



■ PS3は来年のアップデートで「3Dモード」を実装し「すべての既存ゲーム」も立体視対応へ(2009年9月5日)■
 ※元記事は "Engadget Japan"から

<元記事からポイントを抜粋>
PS3の3D立体視対応について...IFAのフロアではより踏み込んだ解説が聞けました。いわく「PS3は来年のソフトウェアアップデートで「3Dモード」の実装を予定しており、既存のタイトルを含むすべてのゲームで3Dに対応します」。


(上から続き)
もともと3Dで描画されているタイトル (ステレオ立体視という意味でなく奥行きの表現があるという意味) だけならともかく「既存のすべてのタイトル」とは穏やかではありませんが、まあその場の説明として、既存のゲームでもソフトウェア的に立体視版が作れますよといった程度のニュアンスではないかと思われます。リアルタイムに3D描画しているゲームではそれほど大きな手間をかけずに立体視版ができることは、PCのNVIDIA 3D Vision対応ゲームがそれなりにあることでも分かるとおり(NVIDIA 3D Visionではパッチがなくても下流で勝手に3D化するため向き不向きがある)。少なくとも、高速ディスプレイとアクティブシャッターメガネさえ手に入れれば、現行のPS3をアップデートするだけで3Dが楽しめると確認できたのは嬉しい知らせです。 IFAのフロアで得た説明を念のためSCE(A)の担当者に確認してみたところ、回答は:「3D(立体視) 対応ゲームの発売については、現行のPS3でソフトウェアアップデートを通じたステレオ3Dが可能か否か技術的な調査を進めている段階です。現時点において、具体的な製品化の予定はありません」。
慎重な表現ですが、「現時点で」予定はないという広報的表現は値下げや新型のときと同じ。「将来においても」復活しないと異例の表現をしたPS2後方互換よりは安心して待てる答えです。来年以降のことを敢えて今から考えるとすれば、解像度や描画負荷が同一なら単純に2倍に増やさなければならない(あるいは半分に落ちてしまう) フレーム数のほうがよほど心配です (デモに使われていたwipEout HDやGT5 Prologueは PS3の3Dゲームでも例外的に優れた1080p / 60fps)。現行PS3での3D対応は10年プラットフォームである以上当然として、PS3と完全互換で2倍のfpsが出せるPS3.5やPS4に期待したいところです。
<以上まで元記事からの引用>

一般家庭で立体テレビを購入するインセンティブとして、やはりゲームは欠かせません。独身者ならば「立体エロを見るため」というストレートな目的で購入できますが、 既婚者やお子さんがいらっしゃる家庭でのお父さんの立場としては『凄いぞ、PS3が立体で遊べるぞ』といった奥様を半分ダマすような大義名分があることが極めて重要だと思います。



■ パナソニックが一番に3D対応製品を揃える/最初の2年で世帯普及率5〜10%を目指すと宣言(2009年9月4日)■
 ※元記事は "AV Watch"から

『パナソニックにとって、欧州は北米以上に大切な市場だという。EU圏ではプラズマテレビの43%、コンパクトデジタルカメラ市場で21.1%といったナンバーワンの数字を残しているほか、ドイツではHDカムコーダの36.8%をはじめ、DVDレコーダ、Blu-rayプレーヤーといった分野でソニーを凌ぐシェアを獲得しているという。それゆえ、欧州で最大の家電展示会となるIFA 2009は大切なイベントだ。 そのIFA2009で、パナソニックがもっとも力を入れて訴求しているのが3D映像技術だ。いや、パナソニックブースはデジタルカメラなど一部を除き、ほぼ3D一色という印象さえ受ける。』

パナソニックのプレゼン内容は元記事をお読みいただくとして、 昨年まではCEATEC2008に103インチ3Dプラズマテレビを持ち込んで3Dへのやる気を見せていたパナソニックに対して静観状態のソニーという構図が、 このベルリンIFA2009でのソニーの派手な宣戦布告で一気に2巨人が世界の家庭用3D普及をリードすることになり、そんな日が来ることを長い間待ちわびていた3Dマニアには嬉しい限りです。
本当は既にアメリカでプロジェクション方式の3D対応テレビを販売している三菱にも光を当てて欲しいところですが、三菱が採用している方式は目新しくも無いので仕方ないかもしれません。

さて、パナのプレゼンで気になったことが1つ。それは『3D製品立ち上げ時点では3D放送がありませんから〜』という部分。地上波ではなく衛星放送とはいえ、 誰でも見られるBS11が既に2008年4月から3D放送を行っていることなどは眼中に無いらしいし、 ビックカメラで販売中のHyundai IT製3Dテレビなどはフルハイビジョン3Dに比べて解像度が1/4でしかないので全く比較対象にもならないといった感じです。 PC用3Dモニターの時と同様に、またしても有沢エックスポールは市場から消えていってしまうのでしょうか。
ともあれ、2010年の発売開始から2年間でパナソニックだけでも普及率5〜10%という目標は、今まで日陰者・変人扱いだった3Dマニアを勇気付けてくれる目標値ですが、 その目標値を達成するには、ハリウッドの3D映画や音楽PVだけでなく、3Dの方が圧倒的に楽しくリアルで没入感が楽しめる「ゲーム」と「エロ」、 そしてユーザー自身が簡単に3Dで撮影してすぐに観られてネットで共有できること無くしては不可能だと思います。
ネットは既にYouTubeがサイドバイサイドによる投稿に対応しているので、そう遠くない時期にインターリーブ方式やフレームシーケンシャル方式で観られるようになると思いますし、 あるいはパナなりソニーがむっちゃんさんの「ステレオWEBブラウザMISAKI」のようなテレビ用のブラウザを頒布すればOKだと思いますので、 あとはハイビジョンで撮れる3Dデジカメが複数のメーカーから発売されることが重要だと思います。

なお、パナソニックの展示担当の社員さんが綴るブログ「Cyber Showcase Blog - Panasonic "Booth-side" Repot」でベルリンIFA2009に向けて出発するところからパナソニック・ブースをトンカン設営しているところやスタッフさんたちの様子が分かります(ただし英語です)。



■ ソニー3Dブラビアの立体方式とは?(2009年9月3日)■
 ※元記事は "AV Watch"から

ベルリン現地時間の9月2日夕刻から行われたソニーによるプレスカンファレンスでのハワード・ストリンガーCEO兼社長と、ソニーヨーロッパ・プレジデントの西田不二夫氏のスピーチの概要が公開されました。

併せて、AV Watchの本田雅一氏が現地で実際に「3D液晶ブラビア」を見たインプレッションも掲載されています。
そのポイントを引用すると、

『使用していた3Dテレビは、来年に発売する3Dテレビと同様の方式(最終製品となるものではない)で開発されたたデモ用のテレビなのだが、液晶では困難と言われていたフレームシーケンシャル型の3D表示を行なっている。組み合わせるのはアクティブシャッター式メガネだ。
液晶は応答速度が遅いため、フレームシーケンシャル(左右の映像を短い間隔で順に表示し、コマごとに見せる目の左右を変える方式)にしても左右チャンネルのクロストークが多く出過ぎてしまい、映像としては破綻してしまう。
ソニーは表向きほとんど技術の詳細を話していないが、おそらくLEDバックライトの明滅を用いて黒挿入を行ないつつ、4倍速で液晶を駆動する方法を採用しているものと思われる。クロストークは残っているものの、かなり見やすくは作られており、リアルD製のアクティブ3Dメガネの優秀性もあって、想像よりも悪くない3D感を引き出していた。』
また、プレイステーションとの親和性についても『PS3の3D対応だが、既存のHDMI端子をそのままに、3Dディスプレイの持つEDIDを認識し、フルHDの3D映像を送信することが可能だという(もちろん、初代機も含む)。』 とのこと。

これから発売までの約1年間でクロストーク(残像)を極力出ないように改良していくものと思われ、大いに期待されます。

それにしてもソニーへの3年越しのラブコールも実らずにフラれてしまった有沢製作所やZALMANが率いるインターリーブ偏光方式は、携帯性や利便性を武器に、 さらなる大幅な価格引下げを行って生き残りを図るのでしょうか?
それともノキアが発売する3D携帯電話をはじめ8インチ以下の3Dフォトフレームやネットブック、スマートPCは視差バリア裸眼3Dモニター、 それ以上のサイズは全て超高速パネルとシャッターメガネによるフルハイビジョン3Dになるのでしょうか?

【補足】2009.09.03
ソニー日本本社からも正式なプレスリリースとPRムービーが発表されました。
無線式シャッターメガネがNDIVIAよりも小さく軽そうな感じだが、かなり暗そう。


【補足その2】2009.09.04
IFA2009で現在ソニー3Dブラビア展示に使われているREAL D社の液晶シャッターメガネの写真を入手しました。
軽そうですし、レンズの色も液晶シャッターとしては標準的です。
さて、一体どこに同期信号のレシーバーやバッテリーが入っているのでしょうか?また、一回の充電で何時間駆動できるのでしょうか?





■ ついにソニーがBRAVIAやPS3、VAIOなどのあらゆる自社製品を3D立体映像に対応へ(2009年9月3日)■
 ※元記事は "Gigazine"から

ソニーが液晶テレビ「BRAVIA」を皮切りに、PS3やVAIOなどのあらゆる自社製品を3D立体映像に対応させる可能性があることが明らかになりました。
また、近日中に正式発表を行うと見込まれているとのこと。
詳細は以下から。

FT.com / Technology - Sony to throw its weight behind 3D TV

この記事によると、ソニーは2010年末までに3D立体映像に対応した液晶テレビ「BRAVIA」の最新モデルを発売する意向であり、現地時間の水曜日に正式発表することが見込まれているそうです。
これは2009年末に公開予定の映画「アバター」などの3D立体映像に対応した映画が公開されることや、3D立体衛星放送サービスが来年イギリスで開始される予定であることを受けたもの。
なお、ベルリンのIFA技術展示会でソニーの最高経営責任者であるハワード・ストリンガーが述べたところによると、BRAVIAだけでなくVAIOやPS3といった製品も3D立体映像に対応させる予定であるほか、Blu-rayプレーヤーなども発売されるとのこと。
そして3D立体映像を表示する技術については家電業界で標準規格の策定が行われていませんが、液晶シャッターと呼ばれるものが搭載された特殊なメガネを用いる「active shutter」という技術を選択しており、今後同様の技術を採用しているパナソニックなどと標準化を進めていくようです。
ちなみに3D立体映像に対応した劇場のスクリーンは2009年末に世界中で7000に達すると予測されており、3年前の9倍の数に成長する見通しとなっています。

<以上、Gigazine からそのまま引用>

ベルリンで明日から開催される「IFA 2009」に合わせて、ついに世界のソニーが3D戦略、それもパナソニック以上に大規模な「ソニーの全ての映像機器を3D化するぞ!」 というプランを公開してきました。

しかし、いまさら「液晶シャッターメガネ方式」は誤報だと思いますし、テレビはともかくVAIOには重たくて分厚い液晶シャッターメガネは合わないでしょう。 やはりクールなデザインの頭良さそうな円偏光メガネでまとめてくると私は思います。
しかし「フルハイビジョン」に拘ると必然的に120Hz以上の応答速度の液晶パネルなり有機ELモニターを液晶シャッターメガネで見ることになりますが、 縦方向倍密度の2Kx2K液晶モニターにマイクロポールフィルターを貼ってフルハイビジョンを実現することもソニーなら出来るはずですので、 パナソニックとは違う方法で3D化して欲しいと私は思います。

【補足】2009.09.03
ベルリンIFA2009のプレスルームで現地時間の3日未明にソニーから発表された声明では、2010年発売予定の液晶ブラビアの3D方式は「フレームシーケンシャル」と 「アクティブ・シャッターメガネ」だそうです。
その背景には「full High Definition high-quality 3D images」というパナソニックと同じ命題があるからのようです。
今年4月のディスプレイ2009での正式公開に始まり、つい3日前まで、ソニービルで公開していた「インターリーブ偏光フィルター方式の3D液晶ブラビア」は、 結局、有沢製作所が作って貸していたものだったのでしょうか??? そしてソニーとしては「フルハイビジョン表示ができないのでやっぱりダメ」「一度に多人数でどの位置からも3Dで見られないとダメ」と結論したのでしょうか?(それは正しい選択ではありますが)
来年からの3D普及の中核となる「3D対応テレビ」が、ここにきて一気にパナソニックもソニーも「液晶シャッターメガネによるフルハイビジョン3D」で一致した意義は非常に大きいですが、 ビックカメラ+Hyundai IT+有沢製作所+BS11はどうなるのでしょうか?(BS11の立体放送自体はフルハイビジョンではありませんが液晶シャッターメガネでも3Dで見られはしますが)
はたまた、液晶シャッターが似合わないVAIOやPSPなどの小型モニター製品では視差バリア裸眼3Dモニターを含めてインターリーブ偏光フィルター方式などが混在するのでしょうか? 何となくソニー内部でもまだ全製品の3D化の具体的な青写真が出来ていないような印象を受けます。
そして来年はサイバーショットやハンディカムシリーズに3Dカメラが登場するのでしょうか?

【さらに補足】2009.09.03
ソニーにとって米国と並んで最も大きな市場であり3Dデバイスの製造工場でもある中国からの情報では(元記事は「China-3d.com」)、「3Dブラビアの価格は2000米ドル」(サイズ不明) 「テレビ本体とは別に液晶シャッターメガネが1個200米ドル」で進んでいるらしい。
また、インターリーブ偏光方式から液晶シャッターメガネ方式に変わった理由としては、「液晶シャッター方式の長所は画質が良いこと(フルハイビジョン表示が可能なこと)、 ただし短所は液晶シャッターメガネのコストが高いこと。映画館のような偏光メガネ方式はコストは非常に安いが立体視可能な視聴角度が狭いという短所があるから」としている。
液晶シャッターメガネがパナソニックと共用できれば、サードパーティー製の安価なものも大量に市場に出ると思われるので、一気に普及する可能性が高まると思われます。 (現在のnDIVIA GeForce 3D Vision用の液晶シャッターメガネも実は中国製)



■ 凄い2D⇒3D変換ソフトの実力(2009年9月3日)■

元記事ブログの管理人さんが嘆いているように、これが日本では全く話題になっていないのが不思議。
今までのチープな2D⇒3D変換ではカキワリ感が強くて商業レベルでは使えないものばかりだったので、 私的には「これならまだ5年以上はオリジナルの3D撮影したエロでやっていける」と安心していたのですが、 この2D⇒3D変換技術は本当に凄くて、ものによっては「センター・オブ・ジ・アース」よりもよっぽどカキワリ感が少なく、まるで最初から3Dで撮られたような自然な3Dに変換されています(「マトリックス」の一部は目まぐるしくて頭がクラクラしましたが)。
こ、これでは、ソフト・オン・デマンドなどが過去の鉄板AVを2D⇒3D変換したら全く太刀打ちできない〜

以下の貼り付けYuTubeムービーでは3D形式を選べないので、本気で見る場合はプレーヤー右下の「YouTube」マークをクリックしてYouTubeに飛んでお好みの3D形式を選んだ上でHQ画質で見ることをオススメします!
また、神ソフト「SPM」「SMM」のむっちゃんさんが作った「ステレオWEBブラウザMISAKI」を使えば、YouTubeでサイドバイサイド表示させながらそのままZALMANモニターで立体視もできます。


引用元のブログには3Dマニアには神サイトとして有名な大口孝之氏の『特殊映像博物館』に掲載されていたザクッとした解説が転載されているので、 興味のある方はさらに調べてみてはいかがでしょうか。




■ 民生用後付け3Dアナモルフィック・レンズの可能性(2009年9月2日)■

フジフィルム「FinePix REAL 3D」関連の話題もお台場のガンダムと共に終息してしまった感があり、他の方向に話が逸れているようだし、新しい3Dネタも無いので、 その逸れた方向のネタを調べてみたところ、ちょうど今週からベルリンで開催される世界最大級の国際家電展「 IFA2009」に、3Dマニアなら一度は考えたことがあるのに今まで民生用として商品化されてこなかった「3Dアナモルフィック・レンズ」が出展されるので、 その可能性というか有用性について考えてみたいと思う。
なお「アナモルフィック・レンズって何?」という方はWikipediaで調べてみてください。簡単に言うと、アナログ銀塩フィルムの映画時代に多く使われた 「被写体を光学的に一方向に圧縮して撮影記録し、再生時に再び光学的に復元するためのレンズ」みたいな感じ。 ベンハーとか70ミリフィルムで撮影してワイドスクリーンで観る映画って迫力があって凄いですが、カメラもフィルムも映写機もハンパ無く高額かつ大きくなってしまいますよね。 横方向を半分に圧縮して35ミリのフィルムに収めてしまえば全てが安く上がる。

じゃ、それを3Dに使えないか...左右2画面の横方向を撮影時に光学的に1/2に圧縮して1台のカメラに収め、 再生時にはデジタルなので横を倍に拡大して元のサイズに復元すれば良いではないか、 そうすれば立体動画のキモである左右のフレーム同期や色合わせに時間とお金を掛けずに済むし、フルハイビジョンカメラも安くなったし、 1920x1080に2画面を押し込めても十分綺麗に撮影・再生できるのではないか、という発想。
既に数年前から3Dに興味をお持ちで「BS11が立体放送を行っていること」をご存知の方ならお気付きと思いますが、 BS11の立体放送がまさに1920x1080ピクセルの中に横方向を1/2に圧縮した左右横並びサイドバイサイド映像にして送信し、普通のテレビで見ると縦長の横並び映像にしか見えないですが、 HYUNDAI IT製の3Dテレビで見ると左右が合成された16:9の映像になり、それを専用の円偏光メガネで見ると立体に見えるという仕掛け、それと同じで、 そのサイドバイサイド横50%という3Dフォーマット自体はかなり昔からあったもので各3Dプレーヤーソフトも対応しています。
なので、このレンズを付けたフルハイビジョンカメラで撮ったものもBS11の立体放送も画素数的には同じ(もちろん業務用カメラと民生用カメラでは根本的に画質が違いますが)なわけで、 実際のレンズ性能にもよりますが、家庭用3Dムービーとしては十分ではないかと思うし、カメラをHDMIケーブルで3Dテレビに繋げば撮ったものをそのまま大画面で即立体鑑賞できそう。
3Dテレビもパソコン用の3Dプレーヤーソフトも片側の映像のみを横倍にして2Dで観ることもできるし、ブルーレイでなくて普通のDVDにハイビジョンの_mt2形式なりで録画して販売できるし、 コンテンツの制作者にとっては「安く・簡単に左右の完全同期が取れた3D動画コンテンツが作れる」可能性があるわけです。
もちろん、このレンズのままではステレオベースも動かせないし、寄ってアップの撮影で自然なコンバージェンス(レンズの光軸を内側に向けること。 一般社会人や就職に向けて常識問題を勉強中の大学生にとっては違う意味の経済用語に聞こえてしまうので、可愛い萌えメイドが内股で立ったときに内側を向いたつま先の形=トゥーインの方が分かりやすいかも) することもできないので、ワイドからアップまでの撮影が必要な高尚なコンテンツ制作は出来ませんが、最短1.5m〜無限までOKなので、アイドルのイメージVとか、音楽ライブとか、お笑い中継とか、アップのみ別撮りすればアダルトとか、 とにかく内容よりも数と頻度で勝負してネット配信や安いDVDで販売するような3Dコンテンツ制作には有用性が大きいように思います。
また、サイドバイサイド横50%のアスペクト比のままで中間ファイルを作らずに視差バリア3Dフォトフレーム用に一発で縮小変換できそうなので、画質劣化を抑えながら楽もできそうに思います。
超3Dマニアな人の中には既にステレオベース可変のアナモルフィック・レンズを自作されている方もいらっしゃるようですし、本来ならば、 「ケンコー」とか「ハクバ」とか「LPL」とかレンズ専門の日本メーカーから、そのような機能を持った優れたものが製品化されたら良いのにな、と思います。
ともあれ、私の狙いとしては、プログレッシブ1秒60コマでフルハイビジョンが撮れるのに非常に安いサンヨーXacti DMX-FH11にこのレンズを付けて撮影して、 そのまま3Dテレビに繋いで60pで観たらスムーズ感やヌメヌメ感がもの凄くリアルな3D映像になるだろうな、と妄想しています(60pはホントに凄いですよ)。
パソコンも今後1〜2年ぐらいでハイビジョン60pの再生が出来るようになるだろうし、5年後にはハイビジョン60P+3Dが結構広がっているような予感がします。
ところで、レンズの話とは別に、横50%サイドバイサイドだと元アスペクト比の半分のファイル容量になるってことで、3Dエロスのような配信型サイトにとっては、 サーバと専用回線の効率化という観点からも使う価値が高いかも。BS11が実証しているように横方向の圧縮・復元が視覚的にあまり画質劣化にならないのならば、 現在の1024x576x左右2画面(2048x576)から縦方向の画質を向上させた640x720x左右2画面(1280x720)に圧縮した方が20%以上も負荷が小さそうだしZALMANにも向いているような...
ただし、GeForce 3D Visionをお使いの人や、来年パナソニックの3Dテレビを買う人からは『正規のアスペクト比でフル画素で見せてくれ』と言われそうですね。




■ バンダイナムコもとりあえず3D立体ゲーム配信開始(2009年8月28日)■

3Dマニアには2007年のCEATECで有沢製エックスポールフィルターを貼ったソニーブラビア50インチ液晶テレビとプレイステーションを使ったバンダイナムコの「3D立体版リッジレーサー」のデモを見て、 アクションゲームが3Dになるのも間近と感じた人も多かったと思いますが、PC版ゲームの普及率が高いアメリカと違い、ZALMANなどの3Dモニターが安くなったにもかかわらず普及せず(コンテンツが無いから普及しない⇔普及しないから安くならないの悪循環)、 なかなか国内での家庭用3D立体ゲーム発売に至っていないのが現実でしたが、ライバルのカプコンがnDIVIAと組んで「PC用3D立体版バイオハザード5」の発売を発表したこともあり、 XBOX 360用のダウンロード・ゲームから3D立体ゲームの配信を開始するようです。
推奨モニターは、ビックカメラが販売している3DテレビとZALMANの19インチ3Dモニター(3Dテレビはワイド設定なのにZALMANモニターでは何故か4:3を推奨)しています。
ただし、カプコンが「バイオハザード」という非常に高画質な3DCGによる鉄板ゲームの本格的3D立体化であるのに対して、 今回のXBOX 360用の3D立体ゲームはいかにも「とりあえず出しました」感の強いチープなグラフィックのようです。
バンダイナムコとしては、家庭用よりも先にアーケードでの3D立体ゲームの普及から初めて、2010年以降の家庭への3Dテレビや3Dモニターの普及状況や、 自社が開発した非常に安価でありながら見易くそこそこの立体効果のある裸眼立体視方式を携帯型ゲーム機で使えるようにするなどの目処が立ってから、 家庭用3D立体ゲームに本格参戦するのでしょうか。
やはり本命は「プレステ」とプレステ用鉄板ソフトが3D立体化し、フジフィルム以外からも立体カメラが発売されて、自分で撮った立体写真や立体ムービーも、ゲームも、 YouTube3Dも観られる安価な3Dテレビが発売されれば加速度的に普及していくと思いますので、ソニーには頑張って欲しいものです。



■ ジェームズ・キャメロンのフル3D映画『AVATAR』トレーラー公開(2009年8月20日)■
 ※元記事は "GIGAZINEのホームページ"から


3Dマニアには2年ぐらい前から話題になっていた2009年12月18日ロードショー開始予定のジェームズ・キャメロンのフル3D新作『AVATAR(アバター)』のトレーラー(2D版)が早くも公開されました。
1997年度アカデミー賞受賞作「タイタニック」から12年、構想14年、製作4年、総費用2億7300万ドル、すべてが極秘で製作されたSF映画となっておりましたが、事前にゲーム版の一部の映像が流出するなどして、 それを見るまでは期待に胸膨らませていた一部の3Dマニアからは失望の声が上がっていましたが、2003年には沈没したタイタニック号を実写3Dで水中撮影したドキュメンタリー映画『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密 』を撮っているくらいの3Dオタクを自負するジェームズ・キャメロン渾身の3D映画ですので、3Dマニアなら実写3D映画としての完成度を確かめないではいられない。
なお、編集過程の後半では、パナソニックが例の103インチ3Dプラズマテレビなどで協力した模様。ただし劇場用スクリーンと103インチでは立体感が大きく異なるので、 ジェームズ・キャメロンはテレビ画面に貼り付くようにしてラッシュを見ていたとのこと。

なお、実写3D映画の話題作としては、同じく3Dオタクのティム・バートン監督とジョニー・デップによる『不思議の国のアリス(仮題)』や、 シリーズ1〜3同様にミラ・ジョヴォビッチ主演予定の『バイオハザード4』が2010年に公開予定であり、今までアニメ中心だったものから実写モノへと3D映画のラインナップが増えると共に、 3D撮影・編集技術が飛躍的に向上し、それを民生用に活かしたハイビジョン3Dカメラや今以上に安価な3Dモニターの発売などを契機にアマチュア映像作家たちやアダルト制作の現場にも3Dの輪が広がっていくことが期待されます。
原始的な絵画に始まって2万年以上、人類にとっては「映像は2D」が当たり前であったがゆえに3D不要論を声高に叫んでいる人が今も多いですが、 本来は立体であるべき空間を無理矢理平面上に押し込めて見せていた今までの全ての2D映像自体が実は非常に不自然で作為的なものであるということに、そろそろマスコミや全ての映像関係者が気づいて欲しいものです。 2Dはやがて芸術性のある分野のみに使われるものとなっていき、つまり、現在の2D写真や2D映画の「記録」「娯楽」的な要素は3Dに移行し、2Dメディアの存在意義は、絵画と同じように才能のあるアーティストたちのキャンバスとして、今とは別の方向に進化していくと思います。

【8月21日追加情報】
3D映画「アバター」をパナソニックとFOXが共同で推進...「AV Watch」より
3D立体映画の大本命「アバター」の立体映像っぷりがどのような感じなのか、15分の特別試写レポート&体験してみた感想とかいろいろ...「Gigazine」より



■ イギリスの「BSkyB」フルカラー立体TV放送サービスを来年開始(2009年8月14日)■
 ※元記事は "PRO NEWSのホームページ"から

英British Sky Broadcasting(BSkyB)社は来年、ヨーロッパ市場初の立体(3D)TV放送サービスを開始する。
3Dで放映される番組は、映画のほかスポーツやエンターテインメント系とバラエティに富んでいて、これらは既存のHDのインフラを使って放送するという。よってSky+HDサービスに加入している家庭ならばアップグレード費用もなく、Skyから提供される専用のチューナーボックス(STB)に取り換えれば3D番組を受信できる。ただし、"3D Ready"立体テレビを揃えなければならない。家庭用立体テレビだが、英国では来年度市場に出てくる予定で、BSkyBもこのタイミングを狙っている模様。
BSkyBによると、Sky+HDサービスに加入している世帯数は、およそ131万3000世帯。 サービス全体では、今年の6月時点で12万4000人加入世帯を増やし、944万2000世帯となっている。
BSkyBは今年の4月2日に、アビーロード・スタジオで行われたロックバンド、キーン(Keane)のコンサート中継を、3Dで実験放送をしている(また3DでWEB放送も同時に行われた)。BSkyBはまた、3DTVサービス開始とともに、計画が遅れていたVODサービスもローンチすると発表している。

3D方式は既に日本でBS11が行っているものと同じようで、データ自体は平行法サイドバイサイドをZALMAN3DモニターやHYUNDAi ITの3Dテレビ同様のインターリーブ式偏光フィルターを貼った専用テレビで合成し、それを円偏光メガネで見る。
専用テレビのメーカーは、日本と同じHYNDAI IT+有沢製作所なのか日本ビクター+有沢製作所なのか、ヨーロッパのメーカーかは不明だが、家庭用3Dテレビの方式は「円偏光メガネ」式が普及の足掛かりを着実に固めつつあるようで、来年「プラズマテレビ+液晶シャッターメガネ方式」で参入するパナソニックも現在策定中の3D/Blu-Ray規格による右チャンネルを圧縮した方式だけでなく、横1/2圧縮のサイドバイサイドへの対応が必須と思われます。
なお、BSkyBの放送内容は、日本のBS11と同様に、3D受けするようなアトラクティブで若干お色気要素もある番組が放送されるようです。




■ ハイビジョン3Dムービー1280x720x30fpsxサイドバイサイドが撮れる3Dデジカメ発表(2009年8月7日)■

中国製3Dデジタルカメラが、フジフィルムのFinePix REAL 3D W1発売日に合わせて発表されました。
日本よりも3Dマニアやプロの3Dコンテンツ制作者が多いドイツで、世界の一流電子機器ブランドが集う9月のコンベンションで現物をお披露目するようです。
フジフィルムのW1が2Dのコンデジ派や今まで3Dに馴染みのなかった層も取り込もうとする方向なのとは対照的に、「いかにも3Dカメラ」っぽいストレートなスタイルと余計なオマケ機能の無い3D撮影に徹した姿勢が既存3Dマニアの心をくすぐります。
また、最大の注目点は、フジフィルムW1の「何で今時SD画質のムービーなの」「何で独自フォーマットなの」という不満が、1280x720x30fpsxサイドバイサイドのAVIフォーマットで解決されていることです。
これでレンズをカールツァイスにでもすれば、先に発売された裸眼3Dフォトフレームの「SDP818」とセットで、ヨーロッパとアメリカで大ヒットするんですが、中国製レンズってどうなんでしょうか?
ともあれ、今まで2台のカメラで撮影してきた3Dエロスも、これ1台で左右完全同期と色調整された3Dムービーが撮れてしまうのですから、1作品の編集に4日間掛かっていた編集時間が1/3で済みそうなので、早く発売されて欲しいものです。 (ただし、ステレオベースの制約から、性器を画面一杯の大きさで撮るには従来どおりキャノンTX1を使うかもしれませんので、その部分の編集は従来どおりですが...)



■ PC版バイオハザード5は3Dに、そして映画バイオハザード4も実写3Dに(2009年8月7日)■
 ※元記事は "カプコンのホームページ"から

日本発の世界的メガヒットゲームソフトであるカプコンの『バイオハザード』シリーズ最新作「5」のPC版が9月17日から発売されますが、nDIVIA 3D Visionに正式対応した3D版となるそうです(もちろん2Dでもプレイ可能)。

日本でPCゲームと言うと、オタクたちの18禁エロゲーのイメージが強いですが、世界的(特にアメリカ)ではテレビ用ゲーム並みに様々なジャンルのゲームが普及していて、3D対応も昔から進んでいましたが、 このたびの「バイオハザード5」の3D版登場には、メガヒットソフトの力を借りて3D Visionを売りたいnDIVIAの首脳陣も大きく力を貸しているそうです。

おそらくカプコンとしては稼ぎ頭のもうひとつのソフト「モンスターハンター」も次期バージョンでは3D化するのではないでしょうか。どうするバンダイナムコ!

また、中国の3D総合サイト「CHINA-3D.com」によると、ミラ・ジョヴォビッチ主演で3作まで作られた「バイオハザード」の次回作も実写3D版で2010年9月公開予定だそうです。

ところで、カプコンサイトでもnDIVIA 3D Visionについては、「3D映画や3Dデジタル写真を、クリアな画質で観ることができます。」と説明されていますが、その後、ハイビジョンサイズの静止画の再生はできるようになったのでしょうか?
【補足】
NVIDIAのショーン・ボナム氏も3D Visionについて補足した。ボナム氏によると、3D Visionに付属の3D Photo Viewerは、近々富士フイルムの3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」に対応予定という。 また、動画においても、Sonicと協業し、3D映画のダウンロード販売を予定しているほか、今後登場予定の3D Blu-ray Discムービーにも対応させる予定だという。



■ 世界初の3Dデジカメ「FinePix REAL 3D」8月8日発売...しかし恐れていたことが!!(2009年7月22日)■

世界初のコンシューマー向け3Dデジタルカメラであるフジフィルムの「FinePix REAL 3D W1」とそれで撮影した3D写真と3Dムービーをメガネ無しで立体で見られる 8インチサイズのフォトフレーム「FinePix REAL 3D V1」が8月8日に国内発売されることが正式に発表され、オープン価格ですが、カメラは予想通りの59,800円で 量販店などで既に予約受付が始まりました。
また、ビックカメラでは3Dフォトフレームとセットで99,800円となっています。
写真を見る限り、流石フジフィルム製だけあって、カメラもフォトフレームも作りの良さは一流です。

しかし残念ながら、プロトタイプを見て私的に恐れていた「動画はSD画質」が現実のものとなってしまいました。また、静止画・動画共に画角は今時4:3です。 フォーマットはカメラ映像機器工業会(CIPA)が2月に制定した「マルチピクチャーフォーマット」(CIPA DC-007-2009)を採用。 ムービーは一般のAVI形式を応用した独自のフォーマット「3D-AVI」形式。
つまり、『FinePix REAL 3D W1で撮ってV1で観ることで完結する』という使用方法のようです。

また、8インチフォトフレームは「W1」からの赤外線通信によるファイル受信は可能だが噂されていた無線LAN機能は無くパソコンとはUSBで接続するかメモリーカード でファイルを受け渡しする。なお、AC電源専用でバッテリー駆動はできず、持ち運んでのモバイル的な使用はできません。

追ってサービスが始まる3Dプリントと合わせて「3Dで撮る」「3Dで観る」「3Dでプリントする」というシステムが完成し、量販店で買え、また、コンビニを 含めたプリント取り扱い店が全国に数千店舗あるのですから、そこそこ売れていくだろうとは思いますが、2視点による低い立体画質の割にはプリント料金が高い (対応サイズは2LサイズとKGサイズで価格はいずれも1枚525円)3Dプリントの需要はそんなに見込めないと私は思うので、そのプリントの画角に固執したかのようにも見受けられるカメラとフォトフレームの独自フォーマット、 アスペクト比4:3、SD画質のムービーという仕様は、これからの本格的な3D普及に向けて、今年後半から来年、サイドバイサイド等の汎用フォーマットに 対応した16:9画角の韓国・中国の3D製品が世界制覇に向けて攻めてくる中、ビジネス的に失敗した日立の3D携帯電話 Wooo H001と同様の末路を辿らないかと 不安を感じますし、アメリカ人評論家が下した「たぶん流行らないだろう(will probably not catch on)」という評価が現実にならないことを祈るばかりです。
ともあれ、今までフルカラーの立体写真・立体ムービーの楽しさやリアルさを知らなかった人々からも3Dにハマる人々が増えるきっかけにはなると思いますし、 アスペクト比4:3もフォーマット変換ソフトが公開されて投稿可能なフォーマットに出来るようになればYouTubeにアップするには良いかもしれませんので、 家電好き芸人たちが採り上げて話題になって欲しいと願います。

また、ハイビジョン化が進むアダルト業界ですが、フェチ系やSM系などいまだに4:3のSD画質ムービーで新作が発表されているものも多いし、編集の手間を考えると、 この誰にでも左右完全同期してフレーム合わせや色合わせの必要も無く撮れる3Dデジカメは、アダルト業界人やこのフォトフレーム専用の3D写真集などを制作する出版社にとっても 魅力的であることに変わりはありませんので、画質はともかく、一般受けする専用コンテンツがどんどん発売されることが重要だと思います。
まずはその前に相互フォーマット変換ソフト(独自フォーマットから汎用フォーマットへ並びに汎用フォーマットからV1用フォーマットへ変換)が必要となりますので、 早期公開が望まれます(有力な情報によると外部委託先による開発となる模様)。

なお、当サイトのサイドバイサイドのコンテンツからこのフォトフレーム「V1」へのフォーマット変換が可能となり次第、変換方法の説明などを掲載したいと思います。



■ フジフィルムの「FinePix REAL 3D」もうすぐ発売...価格ゴッキュッパは本当らしい!!(2009年7月14日)■
 ※元記事は "engadget日本版"から

今年の秋には発売と公言されていた世界初の2眼式3Dデジタルカメラ、フジフィルムの「FinePix REAL 3D」が発売間近(日本発売は8月中との噂もありますが総選挙の日程を 考えると、どっちが勝っても選挙後の9月の方が消費性向は高まって売りやすいと思います)と海外メディアで報道されています。
気になるお値段は、既に某サイトで信憑性の高い情報として噂されていた「59,800円」が本当らしく、海外で600ドルと報じられています。
「600ドルは高いだろ」とガイジンはのたまっていますが、デジタルカメラの心臓部が2台分に加えて「ゴーストや逆視が起こりにくい見やすい裸眼3Dモニター」を搭載 していて、撮ったその場でメガネ無しで立体に見えるのですから、「コンパクトデジカメ2台(売れ筋の安いものでも約5万円分)+シャッター同期用スイッチ(SDMで 自作しても2〜5千円分)+裸眼3Dモニター1台(Wooo H001と考えれば約2万円分)」と考えただけでも、それらがコンパクトで使いやすい形の1台に納まって 59,800円は安いと思います。
問題は、
.侫ーマットが新しいことと、サイドバイサイド等への変換ソフトをフジフィルムがオフィシャルに出さないかもしれないこと。  ▲燹璽咫爾離汽ぅ困今の時点でも不明なこと(今時640x480はあり得ないと思いますが、プリントこそ命のフジフィルムはムービーはオマケと考えて、今更のSD画質を やってしまいそうな不安があります)。  M膣磽械張侫トフレームの発売と価格が不明なこと。

実際、立体写真撮影だけに限って言えば、2台のステレオベースを最短35mmまで狭めてマクロによるアップ撮影も可能なキャノンTX1とSDMの組み合わせの方が 商業レベルの撮影現場での利用度は高いと思いますので(左右の色の調整などは置いておいて)、私的には「FinePix REAL 3D」のムービー左右完全同期に期待していますが、今更SD画質だったりしたらガッカリですし、 当サイトでは使えません。その場合は、オリンパス等から1280x720P以上の解像度のムービー撮影対応のものが出ることに期待したいと思います。
また、噂ではファイル上のステレオ配置が「トップアンドボトム(上下配置)」らしく、サイドバイサイドへの変換ソフトをフジフィルムが出さないことに関しては、 現在の「ステレオフォトメーカー」や「ステレオムービーメーカー」で新拡張子のファイル読み込みさえ出来るようになれば対応できると思います。

ともあれ、メガネ不要で綺麗に立体に見える中国製の安い3Dフォトフレームや、今後韓国からも同様のフォトフレームや安価な3Dデジカメが複数モデル発売されますので、 今までネックだった3D撮影と裸眼で立体で見ることが安価なコストで誰にでも出来るようになり、その結果、日本国内でもスポンサー付きで無料の「3D着エロサイト」が 登場するのも間近だと思いますし、やはり新らしいメディアは「エロの力」無くしては普及しないと思います。

3Dに疎い日本のマスコミ・出版界の人たちと投資家の皆様、グラビア写真集や音楽CDが売れない現状をブレークスルーするメディアとして、さらにはエンタメ分野のみ ならず、「立体の方が話が早い」全ての分野(例えば医科・歯科の臨床現場や教育教材、工業デザインや建築分野でのクライアントとの打ち合わせ、アパレル業界での バイヤーとの商談、レストランチェーンでの盛付けスタイルの完璧な全店標準化とか、言い出したらきりがない)での3Dカメラと7インチクラスの持ち運びの楽な 裸眼3Dモニターの活用可能性は非常に大きいと私は考えていますので、韓国や中国よりも先に、世界でも通用して先駆者利益を得られるような明確なビジネスモデルを 作ってみてはどうですか?当サイトのノウハウを活かせるものには協力を惜しみませんので、ウェブマスターまでご連絡ください。



■ メガネ不要で立体に見える8インチフォトフレーム36.000円...予想以上の高画質!!(2009年7月12日速報補足)■
 ※製品名は『2D/3Dマルチメディアフォトフレーム SDP818-TXN』発売元は 株式会社テクネ

6月25日付けで本コラムで取り上げたメガネ不要で立体に見える8インチフォトフレームを現在実際にテストしているところですが、高額が当たり前の3D関連商品の中にあって 36,000円というオモチャ価格と中国製という先入観から、「たいしたシロモノではないだろう」とタカをくくっていましたが、その実力は、そんな先入観を完全に打ち壊すものです。
3D関連機器や学術的な3Dコンテンツの制作で評価の高い株式会社テクネが選んだだけのことはあります。
メガネ不要で立体写真も立体ムービーもほとんどゴースト無しで綺麗に立体に見え、大きさも8インチワイド(訂正:パネルは8インチを使用していますが視差バリア液晶を 被せた後の実効サイズは対角線176mmの7インチ)と十分なサイズで、フォーマットは静止画は一般的なJPEGサイド バイサイド、ムービーも様々なフォーマットからmpeg4/XVIDのAVIサイドバイサイドに変換してOKで、メディアは安いSD・SDHCカードが8GBまで使え、 内臓バッテリー駆動でも3時間連続再生ができ、立体視可能なスィートスポットが4箇所以上あるので2人でも同時に立体視ができる、それが36,000円で買えるという、 まさに3Dマニアにとっては夢が実現したと言っても過言ではないものです。
マニアだけでなく、今まで全く3Dに興味がなかった人々や企業家にも「これって使えそう」という気持ちを起こさせる可能性もあると思います。

とにかく私にとっては、実際に買える10万円以下の3D関連製品としては、2007年のZALMAN ZM-M220W登場以来の衝撃的な製品です。

ただし、あくまでもチープな中国製品なので、躯体やソフトの造り込みの甘さもあり、手放しで100点満点を付けることはできませんが、36,000円という価格を考えれば、 その汎用性の高さ、画質の良さから非常にコストパフォーマンスが高いと評価できる製品です。

そのインプレッションを要約すると、まず良い点としては、
・サイドバイサイド対応!(これって3D普及のためには非常に重要なポイント)
・ゴーストが極めて少ない!ホントに少ないので立体感もいい感じ!
・もちろんシャッターメガネ方式のようなチラツキや暗さは無い!
・立体視可能なスィートスポットが4箇所以上!2人で同時立体視可能!
・付属の変換ソフト「Blaze Video Magic」でハイビジョンサイズの立体写真も簡単に一発で最適変換!
・ハイビジョンサイズのWMV3DムービーもフリーのTMPGEncをくぐらせば後は付属ソフトで最適変換可能!
・内臓バッテリーのみでも3時間連続再生!
・2Dからの擬似立体化方式は「明暗・色彩輝度からのデプス方式」ではなく単純に「画面下部は手前に、上部に行くに従って奥にデプスを付ける方式」のため
  自然な立体感!(黒髪や黒い瞳が顔にめり込むことも無い)
・対応するSD、SDHCカードは8GBまでOK!(8GBのカードを使えば、3Dエロスの作品なら圧縮後10作品ぐらい収納可能)
・なんと言っても36,000円というお手ごろ価格!

逆に現在までに気付いた短所を列挙すると、
・躯体の造り込み精度が日本製品に比べて低い(例:視差バリア液晶パネルの寸法が2ドット分小さい等)
・GUI(グラフィカルインターフェース)のデザインが見難い(ファイル選択画面など)
・付属変換ソフトがバージョン3.0なのにまだ不完全(例:WMVムービーからの直接変換では音ズレして使えない等)
・サブフォルダーを選択できない(「3DPHOTO」「3DVIDEO」のフォルダーの中にまとめて収納し、作品別のフォルダーは選べない)
・テスト中の個体は時折スピーカーから「キーン」という異常音が発生して止まらなくなる場合がある
・上記のような初期不良の場合の迅速な交換などサポート体制が不明
・デザインがいかにも中華風の「ナルト模様」(せめてカーボン柄にでもして欲しいところ)
・付属する2GBのSDカードにテンコ盛りに収録してあるデモムービーにはビットレートが1Mbpsよりも低いためにブロックノイズが酷いものがあり宣伝的には
  逆効果(テストでは2Mbps以上のビットレートで変換すれば再生時にブロックノイズは発生しない)

このSDP818-TXNで3Dエロスのコンテンツを最適な状態で観られるようにする具体的な手順(簡単です)などは、テストが終了しだい、写真や図解入りの詳細な レポートを掲載予定です。

3Dコンテンツ制作者の立場から言わせていただけば、『折角膨大な時間と手間とコストを掛けて作った作品は、出来るだけゴーストや色変化や明るさ変化の無い、 綺麗な状態で観て欲しい』と願っているのですが、その点でも現時点では「家で大きな画面で迫力ある3Dを見るならZALMAN ZM-M220Wが最高、メガネ無しで見たり 持ち歩いてプレゼンテーションに使ったりするにはSDP818-TXNが最高」だと思います。

さて、今秋フジフィルムから発売予定の無線LAN内臓の裸眼3Dフォトフレームの価格と対応フォーマット(サイドバイサイドには対応せずカメラ工業会策定の 新しい3Dフォーマットのみに対応との噂がある)が気掛かりですし、韓国勢もこれと同様の裸眼3DフォトフレームやパソコンにUSB接続して裸眼立体視ができる サブモニターを発売するそうだし、それらが出揃って比較検証できるまで、このSDP818-TXNを買うのを我慢できるか...う〜ん、我慢できなさそうな私。




■ Zalman ユーザーは「TriDef 3-D Experience」が20%割引きに(2009年7月2日付け)■

3Dゲーマーの間で評価が高いDDD社のマルチ3Dプレーヤーソフト「TriDef 3-D Experience」を、ZALMANモニターユーザーなら20%オフの39ドル99セントで購入できる サービスが始まったことが、ZALMAN輸入総代理店の美貴本ビーンズから発表されました。

今までZALMANモニターには、3D動画再生用プレーヤーの「Stereoscopic Player Zalman edition」のみが付属し、立体写真の鑑賞にはフリーの「ステレオフォトメーカー」や 「オリンパスパワー3Dメディアプレーヤー」などを使い、ゲームに関してはnDIVIAのグラフィックカードとステレオドライバーが必須で、パソコンのOSがXPの人にはグラボに 最適なステレオドライバーを探すのが面倒な場合もありましたが、「TriDef」を導入することで3D動画も立体写真もゲームも1つのプラットフォームのソフトで 見ることができるようになります。

「TriDef 3-D Experience」の主な機能は、
  ・立体視でGoogle Earth が楽しめる(ビルが、山が、雲が飛び出す感動を体感してください)
  ・疑似3Dで2D映画のDVDが立体的に!
  ・ほとんどのATIとNVIDIA グラフィックスカードに対応
  ・Windows XP/Vista(32 bit)対応
  ・DirectX 9のPCゲームの全てが3Dへと自動フォーカス調整技術によりすばらしい立体3Dを実現
  ・バーチャル3Dモードで最大の立体効果
  ・ゲーム個々のプロファイルをオンラインフォーラムにて共有可能
  ・3Dのビデオやムービー、写真などのコンテンツを3Dでプレー可能
といったところです(以上は美貴本ビーンズの説明から)

特に2D→3D擬似立体変換機能は結構好評のようです。
ただし、3D動画や3Dゲームをスムーズに表示するには、パソコンCPUとグラフィックカードに依存するところが大きいので、お使いのパソコンで十分に機能するか どうかを、14日間の「お試し期間」で確かめてから購入するかどうかを検討した方が良いと思います。



■ マイケル・ジャクソンの「新スリラー」が3Dで撮影されていた!!(2009年7月1日)■
 ※元記事は asahi.comのウェッブサイトから

朝日新聞7月1日朝刊によりますと、亡くなったマイケル・ジャクソンはロンドン公演で使う「新スリラー」を3Dで極秘撮影していたとのこと。
asahi.comには、ニュースソースとなったロサンゼルス在住のヘアスタイリストの徳永優子さんによる詳しい状況報告記事が公開されています。
そのポイントは、
『25日に急死したマイケル・ジャクソンさん(50)が亡くなる直前、7月のロンドン公演で披露するはずだった代表作「スリラー」のミュージックビデオの撮影に臨んでいた。その現場に、ロサンゼルス在住のヘアスタイリストの徳永優子さん(47)が立ち会って、ジャクソンさんの「最後の雄姿」を見届けていた。切れのあるダンスは健在。だが、撮影の合間は終始ガードマンに守られ、モニターの映像を見つめる姿は寂しげでか弱い印象だったという。 (中略)スタッフによる撮影も禁止。この時初めて、ロンドン公演で流すスリラーのビデオの撮影ということがわかった。 (中略)80年代につくられたスリラーのビデオは、墓場からよみがえる「ゾンビ」を従えてジャクソンさんが軽快に踊るつくりが人気を呼んだ。今回はCGも駆使して一層、怖さを引き立たせようとしたという。映像は特殊な眼鏡をかけると、ジャクソンさんらが立体的に浮き上がるような工夫が施された。ロンドン公演でジャクソンさんがステージで歌う間、背景のスクリーンでその映像を流し、観客に特殊な眼鏡を配って楽しんでもらう予定だった。(以下略)』

マイケル・ジャクソン主演で、プロデューサーはジョージ・ルーカス、監督はフランシス・コッポラという豪華メンバーにより制作され、東京ディズニーランドで1987年から 1996年まで公演されていた約17分間の3Dアトラクション・ムービー「キャプテンEO」も文句なしに楽しめたし、今回の「幻の新スリラー」は、キャプテンEOから 20年間のCG技術の進化と最新の3D撮影・編集技術を考えると、かなり楽しめるものではないかと思えます。

この「幻の新スリラー」がマイケル最後の作品として、「キャプテンEO」とカップリングされて3Dで世に出ることを期待しています。



■ ZALMAN 3Dモニター 22インチ ZM-M220W ついに最安値39,900円に!!(2009年6月27日付け)■
 ※元記事は 価格コムのウェッブサイトから

先週アマゾンが最安値45,000円を付けたZALMAN製22インチ3DモニターZM-M220Wですが、ついに大阪日本橋のショップが今現在の在庫残り3台限りですが、 消費税・送料込みで4万円を切り最安値を更新しました。

巷では、「既にZALMANはZM-M220Wの後継機種を発売準備中で、そのための在庫処分」という噂が立っていますが、某掲示板では 「新機種が出たとしても発売当初は10万円近い価格だろうから費用対コストを考えた場合、今が買い時の価格だと思う」的な賢い人のカキコミもありました。

確かに、新機種はおそらく「フルハイビジョン」「HDMI端子装備」だと思われますが、既にZALMANからはプロ・ハイアマチュア用モデルとして24インチ・フルハイビジョン のZM-M240Wが美貴本から20万円台で発売されていますので、それと競合しないサイズだと22インチ〜23インチのハイビジョンパネルだとしても、何らかの改良が加えられえて 初期価格はやはり7万円〜8万円ぐらいかもしれません。

新機種に対しては「左目ゴーストの解消」「HDMI端子の装備」「内臓スピーカーの音質向上」を期待していますが、現行モデルでも、10万円以下の他の方式の3Dモニター 等と比べてはるかにゴーストは少なく、明るくて見やすく、日常使いやすく、その性能は日本では過小評価されていると思いますので、これから3Dを始めようと お考えの方には、韓国ウォンに対して円高が続いている日本ならではのこの超安値時期は狙い目だと思います。

【追記】
このZALMAN ZM-M220Wはモニターを回転させて縦アングルにもなり、その状態でも付属メガネでそのままで立体視ができます。縦アングルで3Dエロスの 「ハーフサイズ(縦アングル)の無料サンプル」を見ると、天地の狭い横アングルで見る場合に比べて数倍の迫力で本当にスゴイです。ZALMANをお持ちの方は一度お試しください。



■ オリンパスVCが3Dプレーヤーソフトをフリーソフト化して公開!画質も良い!!(2009年6月18日付け)■

オリンパス・ビジュアルコミュニケーションズ(以下、オリンパスVC)は、2009年6月18日、同社が開発し、従来は「3D立体鑑賞キット」に同梱していた 3D動画・静止画プレーヤー『OLYMPUS POWER3D Media Player』を1.4.0にバージョンアップすると共に、フリーソフトとして一般に公開しました。
『OLYMPUS POWER3D Media Player』には、使用可能なデバイスとして、同社が販売している液晶シャッターメガネ・モードの他にも従来からZALMANなどの 偏光フィルター式モニター・モード、米国Vuzix社の3Dヘッドマウントディスプレイ「VR920」モード、プロジェクター・モードがあるので、早速ダウンロードして ZALMANモニターでテストした結果、何と、
「ZALMAN付属の"StereoscopicPlayer"よりも3D動画再生画質が良い」ことが分かりました。

どこが良いかと言うと、『StereoscopicPlayerの動画再生画質はコントラストと色乗りが低くなり全体的にボワーとした画質になってしまうのに対して、 OLYMPUS POWER3D Media Playerはオリジナルのコントラストや色に近い画質で再生されるため、全体的にクッキリと引き締まった絵となり、その結果立体画質も向上し、 まるでZALMANモニターの解像度が高くなったように感じるほどです。
ただし、StereoscopicPlayerは非力なCPUでもフルスクリーン・モードでスムーズな再生ができますが、OLYMPUS POWER3D Media Playerで同様のスムーズさを 実現するには、それなりのCPUパワーが必要となります。
ともあれ、『これからの3Dインフラのために貢献したい』と頑張っているオリンパスVCの今回のOLYMPUS POWER3D Media Playerのフリーソフト化と一般公開は、 非常に高く評価できると思います。

なお、上掲の画像は、ZALMANモニターにStereoscopicPlayer(左上)とOLYMPUS POWER3D Media Player(右下)とを並べて起動して同じ3D動画を再生しポーズさせた時の 画質をスクリーンキャプチャーしたものです。
プレーヤー内は共にインターレース化された画像なので2Dでは2重に見えていますが、縮小画面でも両者の鮮明度や色乗りの違いがお分かりいただけると思います。
なお、同一画面上でこのような比較テストができるのはZALMANモニターならではの強み。

また、オリンパスVCの「3D立体鑑賞キット」のサイトでは、このOLYMPUS POWER3D Media Playerを使ってYouTube上のサイドバイサイド動画を立体視したり、2D動画を 擬似立体化して見る方法も説明されています。



■ アーケード版メタルギアは3D立体表示で2009年中に稼動(2009年6月12日付け)■

『KONAMIは、2009年内に稼働開始を予定している業務用ゲーム『メタルギア アーケード』の公式サイトをオープンした。
先日、米国のElectronic Entertainment Expo 2009で発表されたAC『メタルギア アーケード』は、PS3『メタルギアオンライン』をベースとして、 さまざまな要素をパワーアップしたオンラインアクションゲーム。専用メガネをつけることで、3Dモニタに表示された映像を立体視することが可能だ。』

3Dモニターが偏光フィルター方式なのか液晶シャッター方式なのか詳細は不明ですが、コスト的にはやはり偏光フィルター方式だと思われますし、 3D対応PS3版発売につながる可能性が見えてきました。
過去のCEATECや3D Fairでは「リッジレーサー3D」のデモを行うなどして先行していたバンダイ・ナムコも黙ってはいないでしょうね。
ますます2009年秋は、後世の歴史家から見れば「20世紀から幾度となく短命なブームを繰り返してきた3D映像は、2009年後半から本格的な普及を開始した」 と綴られるのでしょうか。
【注】上掲のグラフィックは「メタルギア・アーケード」オフィシャルサイトからですが、説明では「交差法」となっていますが、 最初のこの1枚だけは「平行法」配置でした。
これからはウェッブデザイナーにも3Dの基本を分かってもらう必要がありそうですね。



■ 2010年に3Dテレビ等世界発売をパナソニックが正式発表(2009年6月3日付け)■

先週末、FTPのトラブルで記事更新ができなかったため、「Acerの3Dノートパソコン」と掲載順が前後してしまいましたが、 パナソニックが来年2010年中に3D対応のテレビとブルーレイプレーヤーを世界発売し、3D番組やコンテンツ制作用のオーサリングソフトも公開することを正式に発表しました。

既にパナソニックの技術担当者レベルではかなり詳しく、2010年度中に120Hzの液晶シャッターメガネで鑑賞する3D対応プラズマテレビと3D対応ブルーレイプレーヤーを 発売することが主な専門メディアや講演で公表されていましたが、今回の発表は、パナソニックとして初めての正式な発表のようです。

詳細はパナソニックのブルーレイ総合サイトからさらに技術情報のページhttp://panasonic.co.jp/blu-ray/3d/index.htmlに掲載されています。
パナソニックの強みは、何と言っても「家庭で3DもフルHDで」です。

また、3D-EROSは確かな情報源も無いまま状況分析から「パナソニックに対抗してソニーも3Dブラビアと3Dプレステ発売へ」と煽ってきていますが、 それと同様趣旨のことが、IT Mediaの記事でも掲載されていて、一般の人々の3Dに対する無関心さとは裏腹に、2大家電AVメーカーの激しく急速な技術展開により、 時代は確実に3D映像の時代へと向かっています。

既にCEATEC JAPAN 2008でパナソニックの103インチ3D対応プラズマテレビのデモを見た私としては「フルHDによる3D」の凄さを実感してはいますが、 偏光フィルター方式のチラツキの無さや明るさ、メガネの軽さや安価さ、3Dで見られた時の脳内画質改善効果、偏光フィルター方式採用企業の多さから製品として 安価に製造・販売できる可能性、コンテンツ制作の容易性の点で、ソニーやビクター等の偏光フィルター方式にも大きな競争力があると思います。

現在の3D映像の凄さはいくら言葉で説明しても見て実感してくれないと伝わりませんが、実際にCEATEC JAPANや3D Fairといったイベントでそれを体験できた人はほんの 数千人しか居ません。
来年、多くの家電量販店でパナソニックとソニーの3Dテレビが展示されるようになれば、それと追従してZALMAN3Dモニター、Acerの3Dノートパソコンなども展示されて 多くの人々が家庭で高画質な3D映像を見られるという事実を体験し、次のステップとして必ず「エロを3Dで見たい!」というニーズが高まり、 この3D-EROSも盛り上がると思うのですが...人類が知的創造性を身につけて絵を描き始めた太古の時代から印刷、写真、テレビ、ビデオ、コンピュータ、インターネット における映像技術を進化させてきた最も大きな原動力は、まぎれもなく「エロの力」なのですから。



■ 今年の10月にAcerが「3Dノートパソコン」を発売へ(2009.06.09)■
 ※元記事はCOGADGETのウェッブサイトから

低価格路線でネットブックと呼ばれるモバイル・ミニノートのブームを起こしたAcerは、2009年10月にノートパソコン「Aspire」シリーズとして、3D表示できる ノートパソコンを発売するそうです。
このノートパソコンは15.6インチの液晶ディスプレイを搭載しており、2D映像をリアルタイムに擬似3D化して表示するコンバーターソフトもプリインストールされている とのこと。 なお、3D表示するためには専用の眼鏡が必要。
スペックなどの詳細は不明ですが、付属メガネの形状と色から、ZALMANと同じ偏光フィルター方式と思われます。

3Dノートパソコンは、KDDIの3D携帯電話「Wooo H001」と同じくメガネ無しで立体に見える「視差バリア方式」のものが過去にシャープ「メビウス」、NEC「LaVie」シリーズの ラインナップの1つとして発売されていましたが、当時も今も、視差バリア方式はゴーストや逆視(立体感が逆になる)が起こりにくいサイズは10インチまでが技術的な 限界のようで、ノートパソコン用の14インチや15インチという大きさでは非常に見にくかったり眼や頭が疲れたことから全く売れませんでした。

それに対して今回発表されたAcerの3Dノートパソコンは、既にZALMANやHYUNDAIで商品化されて画質や使い勝手の良さで高い評価を受けている「マイクロポール」 (日本では有沢製作所が製造している「エックスポール」の商標の方が有名)という無色透明な偏光フィルターを液晶モニターに貼ることで左右の映像を分離し、 それを明るい「円偏光メガネ」で見ることで脳内で再び左右の映像が合成されて立体に見えるというもので、今後もソニーやビクターなどテレビメーカー10数社が採用すると 報道されています。
この偏光フィルター方式の良い点は、ZALMAN3Dモニターのコーナーでも説明しているように、
  .船薀張が全く無く明るいので目の疲れが少ない
  nDIVIAやオリンパス等の液晶シャッターメガネ方式に比べてゴーストが少ない
  パソコンのCPUやグラフィックカードへの負担が非常に少ない
  ぅ瓮ネが安価でカッコ良い
  ヂ召諒式に比べて面倒臭さが最も少ない
ことです。
価格も他の方式に比べて「液晶モニターの表示ラインとフィルターのラインをピッタリと合わせて貼る」技術的なコストだけなので、量産されれば普通のノートパソコンより 1〜2万円程度割高になるだけだと思われます。

私的には、既に10インチまでならメガネ不要で綺麗に立体に見える視差バリア方式の3Dモニターが完成していますので、それを使ったネットブックを製品化して欲しかったですが、 ともあれ今年の秋は「フジフィルムから3Dデジカメとメガネ不要の7インチ3Dフォトフレーム発売」「ジェームズ・キャメロン監督のフル3D映画"アバター"公開」、 そしてこの3Dノートパソコン発売など、ようやく本格的な3D映像革命に火がつきそうです。



■ もうすぐ決まる次期HDMI仕様は3D対応が目玉(2009.06.02)■
 ※元記事はITmediaのウェッブサイトから

2009年5月29日付けのITmedia報道によると、HDMIの仕様を策定している『HDMI Licensingは5月28日、新しいHDMI規格"1.4"の概要を公表した(→次世代インタフェース「HDMI 1.4」登場)。都内のホテルで行われた説明会では、HDMIケーブルでデータ通信を可能にする「HEC」(HDMI Ethernet Channel)をはじめ、3Dへの対応、新型コネクターなどについて、それぞれ開発の中心となったメーカー担当者が説明。展示とデモンストレーションを交えてHDMIの新しい機能と用途をアピールした。』

イーサネット対応で家庭やオフィスのパソコンや様々なオーディオ・ビジュアル機器が「テレビ」を中核に繋がることも重要だが、当サイトの注目点はなんと言っても「3D対応」。
3D仕様については、昨年秋にCEATEC JAPANで「世界初3Dプラズマテレビ」を公開してから一気に3Dへ加速しているパナソニックが中心的役割を果たしているようで、 「家庭用テレビとBDプレーヤーで3D映像が楽しめる"HDMI-3D仕様"については、パナソニック・高画質高音質開発センターの宮井宏所長が市場動向から詳しく説明した。」
まず、映像業界の3Dへのシフトの背景は、
『ハリウッドにおける3D映画の制作は2003年ころから本格化しはじめ、今年は既に10本の公開が決定しているという。3D映画が急増した背景には、デジタルシネマ化でコストを削減できる一方、3D映画によってチケット単価が上がり、劇場あたりの興業収入が3〜4倍になっているという状況がある。一方、DVDの普及と成熟化によってホームビデオ部門の売上げは低迷中。「ハリウッドのメジャースタジオはDVDからBDへの移行を加速するため、材料となる家庭用3Dシステムに積極的だ』とし、
『パナソニックが提案するフルHD×2チャンネルのフレームシーケンシャル方式3Dシアターは、右目、左目のどちらで見る映像も1080/60pにできるのが特徴。解像度が半分になる方式に比べると高精細で、目も疲れにくい』という(宮井氏)。
HDMI-3D仕様では、映画用の1080/24pとゲーム向けの720/50p、60p(いずれもデュアルストリーム)を基本的な信号フォーマットとした。HDMI 1.4準拠のBDプレーヤーは3D信号の形式をパケットにのせてテレビ側に通知するため、「世の中に10以上はある」という3Dフォーマットをテレビが自動判別し、デコードすると同時に同期制御なども行う仕組み。「手動では煩雑すぎる」(同氏)。
ただし、3Dテレビの市場投入には、Blu-ray Discの規格拡張が欠かせない。BDは2層メディアなら50Gバイトの容量があり、3D映画1本を十分に収録できるが、2ストリームの同時読み出しなどは現在の仕様に含まれていない。宮井氏はこの点について、「BDAでも5月にタスクを立ち上げ、仕様の策定をスタートさせた。早ければ第3四半期、遅くとも年内には結果を出したい」と話している。順調に進めば、パナソニックが目標としている2010年の製品発売は実現できそうだ。

また、新HDMI仕様の隠し味的なものでは「4K2K対応」も行われており、これをうまく使えば、「縦方向倍密で画質劣化の無い偏光フィルター方式」も可能になるかもしれないので、120Hz駆動でフルハイビジョン3Dを実現している パナソニックのプラズマテレビに対抗して、ソニーやビクターなどの偏光フィルター3D陣営も「明るくてチラツキ無しのフルハイビジョン液晶3Dテレビ」を実現できるかもしれません。

当サイトとしては、今年秋のフジフィルムからの「3Dデジカメ」発売や来年パナソニックとソニーから3Dテレビと3D対応ブルーレイプレーヤー発売以降に本格的な 普及が始まる3Dコンテンツの一般的な視聴形式は、結局、手軽さや価格の面から「第1に、メガネ不要で立体に見える7インチから10インチの3Dフォトフレーム(もちろん3D動画も対応)または3D携帯ゲーム機」、 「第2に、3D対応のパソコンモニター(現状ではZALMANが最も問題が少なく綺麗で安い)」、「第3に、32インチから50インチの3D対応テレビ(パナソニックとソニーから発売後)」、 「第4に、ノートPCやiPodに接続可能な3D対応HMD」、「第5に、超マニア向けのプロジェクター方式の3Dホームシアター」ではないかと予測しています。

2Dと違い、3Dは「観る人のモニターサイズに合わせた視差」が重要なのですが、当サイトの3Dコンテンツは現在「22インチワイドモニターで最適な立体視差」になるように編集を行っていますが、実験的に配信している3.2インチ3D携帯電話向けに 小さくしたものでも立体感を確保できており、50インチテレビまでならば立体感はそんなに誇張されずにゴースト無しで観られると思いますが実験ができていませんので、パナソニック等の開発者から実際の視聴結果を是非伺ってみたいものです。



■ nDIVIA 3D Vision の静止画ビューワー不具合報告(2009.05.20)■

nDIVIA 3D Vision+サムソン120Hzモニターをお使いのメンバー様からの報告によると、3D Vision付属の静止画ビューワーソフトでは、フルハイビジョンサイズの 写真が再生できないとの不具合報告がありました。
原因は不明ですが、モニター解像度以上のサイズのものは再生できないようなバグがあるようです。
このメンバー様が色々と試した結果、静止画サイズを「840×525×サイドバイサイド」に小さくすれば再生されるそうです。
nVIDIAの今までのゲーマー向きの姿勢から、ハリウッドに追従して映画や実写静止画も楽しめるものへと方向を広げたのは良いのですが、このビューワーソフトの 不具合に見られるように、詰めの甘さもあり、少々リリースを急ぎすぎた感があります。
これでは縦の解像度が犠牲にならないという3D Visionのメリットが全く意味を成していませんので、早急な改善が求められます。

つきましては、nDIVIA 3D Vision付属ビューワーソフトの不具合が解消されるまで、当サイトのフルハイビジョン静止画をご覧になるには、コンテンツを ダウンロードして解凍して出来るフォルダーの下、もしくは全く別の場所に縮小版を収めるフォルダーを作り、フリーソフト「ステレオフォトメーカー」の 「一括ファイル変換」機能を使って画像サイズを「840×525」として上記で作成したフォルダーを保存先に指定して縮小版を作成・保存し、それをご覧ください。

なお、現在、米国iZ3D社から同社の3Dモニター(アメリカでは390ドル・製造は台湾メーカー・上の写真参照)も3D-EROS.NETで紹介して欲しいとオファーが来ており、 実際に3D品質をテストしているところですが、 ZALMANと比較して「.粥璽好箸酷い、映像の輪郭に白いエッジが浮き上がる、セットアップや調整が難しい、ぅ皀縫拭悉侘呂2系統のパソコンでしか使えない、 ゥ僖愁灰鵑CPUとグラフィックボードにかなりの負荷が掛かる」といった欠点があり、あまり画質にこだわらない欧米人向けの英語ページでは紹介しても、 高品位な3D画質を求める日本の人々には薦められないと回答していますが、iZ3D側は、ZALMANやnDIVIA 3D Visionに比べてゴーストが大きいことは認めつつも、 3D映画「センター・オブ・ジ・アース」のトレーラー(予告編)を持ってきて「このようなものはゴーストが生じない」とトンチンカンなことを言ってきています。
立体映像は、最終的な鑑賞スクリーンサイズに応じて「適正な視差」を調整して作成します。
つまり同じ視差のものを大きなスクリーンで見れば立体感は強くなる反面、ゴーストが生じたり大きくなり、携帯電話のような小さなモニターで見るとゴーストが無くなる代わりに 立体感は小さくなります。
映画館の400インチクラスのスクリーンに合わせて視差を最適化している3D映画をそのまま縮小して22インチクラスのモニターで見たのではディテールの立体感が 損なわれ、人物などはほとんど2Dを切り抜いた「平面なカキワリ」を前後に並べたようなものになってしまっていますが、それを分かっていない技術者のレベルは20世紀の 「とにかく立体に見えれば何でも良い」といったレベルから抜け切れていないように思います。
映画は「スクリーン全体」で見るので一部がカキワリ状態でも3D感はありますが、3Dポルノや3Dファッションカタログなどは視点が人物や服の素材に向けられますので、 髪の毛1本1本の重なりの高低差や生地のドレープの深さや重なったレースの高低差が明確に再現できてこそ、リアル3Dと言えると思います。
そうでなければわざわざ2カメラで撮る必要もなく、カキワリ立体映像でもよいのなら現在の2D→3D変換技術でも簡単にできてしまいます。
ようやく本格的な3D時代を迎えようとしている今、3D映像制作者以上に3Dデバイスの開発技術者にこそ「真の3D」を追求する姿勢が必要だと思います。



■邦画初!3D撮影「侍戦隊シンケンジャー」(2009.05.10)■

サンスポ・コムによると『8月8日公開の映画「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版」が日本映画では初めて、3D(3次元)で撮影されることが7日、分かった。 ハリウッド製作の3Dアニメや同コンサート映画は製作、上映されてきたが、邦画では「侍戦隊−」を手がける東映が一番乗り。しかも実写映画で挑戦する。 かつて3Dといえば、赤と青の色がついためがねが必須だったが、現在は、右目と左目の映像を合わせて映写された映像を、偏光めがねを使って鑑賞し、 スクリーンから人やものが飛び出てくるような感覚を楽しめる。 東映では既存のスクリーンを使い、リースめがねを使用して鑑賞する「ドルビー方式」を採用しており、今後も積極的に3D作品を製作していくという。』

アニメ作品は日本でも数年前から偏光メガネ方式のものが劇場公開されていましたが、話が進まない『ゴジラ3D』の先を越して、「仮面ライダー」シリーズと共に 鉄板コンテンツである日曜朝の人気番組からお金を掛けずに(役者のギャラがまだヒジョーに安い人ばかり)作っちゃうようですね。
実は私は昨日、モデルさんから3D映画のことを聞かれて「メガネは安いけどスクリーンがメチャ高い方式と、スクリーンは今のままでOKだけどメガネがメチャ高い 方式の2つが一般的」とアバウトな説明をしたばかりですが、シンケンジャーはメガネが高いドルビー方式。

ともあれ、このような形で子供達から3Dに馴染んでいき、そんな男の子や女の子達が思春期になったら皆で3Dエロスを観だすことを願っています(3Dエロスが ブレークするまであと5年ぐらいのガマンだ)。
また、3D反対派というか2D擁護派の人々は「3Dは眼に悪い。特に発育途上の子供にはなおさら」ということを言いますが、いままで日本で上映された 劇場用3D映画のほとんどはアニメや子供向けのアクション映画ばかりでしたよね。今までに「コナン3D」や「センター・オブ・ジ・アース3D」を観て ひとりでも眼が悪くなった子供が出たら、まずは訴訟社会のアメリカで大問題になっているはずですし、日本だってマスコミが取り上げるはずですが、 そんな話は1件もありません。
やはり「3Dは眼に悪い」は都市伝説だと思いますが、ヨーロッパ(特に東欧系)のサイトを見ていると、いまだにそのようなカキコミや「私は長く3Dを見ていたら 急に片目を失明した」なんていうカキコミに出くわしたりして「遅れてる〜」と思ったりしています。
今の3D化の進み具合は、「アメリカ」>「韓国や中国」>「西欧」>「日本」>「ロシアを除く東欧」といった感じのように思われます。頑張れニッポン!負けるなシンケンジャー!



■安価で可愛いステレオ・ウェッブカメラ「minoru」が日本語対応で国内販売開始(2009.05.05)■
 ※元記事はPicmoのウェッブサイトから

昨年秋にイギリスで発表され、当初はアナグリフだけに対応していた安価なステレオウェッブカメラ「minoru」は、既に今年初頭には3Dマニアな人が 日本に個人輸入して楽しんでいましたが、このたび、フルカラー・サイドバイサイドやインターレースにも対応し、さらに日本語対応となってアマゾンから買えるようになりました。
価格は9,800円(アメリカ価格でも89ドルですから送料を考えるとかなり良心的な国内価格だと思います)。
高画質化と低価格化が進んだウェッブカメラの中にあっては、カメラ2台搭載とは言え少々高くは感じますが、USB一本で繋いですぐに立体写真や立体ムービーを撮ったり、 立体チャットを始められるメリットと、まるで「ニュータイプのウォーリーか」と思うような可愛いデザインが魅力。

ちなみに、3D-EROSがお薦めしているフリーソフト「ステレオフォト・メーカー」の姉妹ソフトの「ステレオムービープレーヤー」にはかなり前から 「2台のウェッブカメラを使ったステレオ・ウェッブカメラ・モード」が付いていますが、PCとウェッブカメラ間で相性の良し・悪しで結構設定が難しいと聞いていますが、 さすが世界に誇る「ステレオフォト・メーカー」の制作者だけあって、発想や先取り性は非常に優れていますね。

さて、この「minoru」には、本体、専用USBケーブル、専用ソフト、赤青メガネ5個がセットされていて、アナグリフに加えて交差法・平行法用のサイドバイサイド形式で 立体写真、立体ムービーの撮影と保存、立体チャットが出来ます。サイドバイサイド形式は「ステレオムービーメーカー」や上掲の「ステレオムービープレーヤー」でZALMANなどの インターレース式偏光モニターや、オリンパスやnDIVIAの液晶シャッターメガネなどでもリアルタイムに変換して立体で見ることが出来ます。
今流行の「モバイル・ノートPC」に繋げば、手軽に持ち運びできるステレオカメラ、ステレオムービーカメラの出来上がりです。
もちろん、安価なウェッブカメラですので、画質や画像サイズは、ハイビジョンカメラで撮影している3D-EROSとは比較対象にもなりませんが、お手軽に立体映像を楽しめる点では非常に優れものです。
画質を問わなければ、この「minoru」を額に着けてハメ撮りすれば、超臨場感な「男優目線のステレオ・ポルノ」が一応は撮れるはずです(ステレオベースが固定なので 近距離でのアップは難しいと思いますが...)

近い将来は、メガネ不要で立体に見える10インチ3Dモニターを搭載したモバイルPCが登場し、きっとこのようなステレオウェッブカメラも搭載されるのだと思います。

ちなみにこの商品名の「minoru」は開発元のイギリス人によると「Minoru=実=Reality」から命名したそうです。
・詳しい商品説明は「ピクモ株式会社」のウェッブサイト(http://www.picmo.co.jp/index.html)開発元のサイト(英語)http://www.minoru3d.com/をご覧ください。



■小栗旬主演映画「クローズZEROII」の大阪での舞台挨拶を東京の映画館にハイビジョン3D生中継決定(2009.04.19)■
 ※元記事はSTEREOeYe 立体写真掲示板などから

映画「クローズZEROII」の舞台挨拶が4月25日に大阪の「TOHOシネマズ梅田」で行われるが、その舞台挨拶を東京の「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」に3Dハイビジョン で生中継されることになったそうです。
数日前のこのコラムで「日本でも映画館を有効に使った3Dイベントができないか」と提案しましたが、既に企画されていたようですね。
この舞台挨拶日の料金は通常料金と同じだそうで(もちろん本編の映画も観られる)、「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」の観客は円偏光メガネを掛け、フルカラー、フルスクリーンで大阪での監督や小栗旬などの キャストの舞台挨拶を「ハイビジョン画質の3D」で見ることが出来るという仕掛け。

ちなみに関東では「舞浜イクスピアリ」をはじめ既にかなりの数の3D上映可能な映画館が増えてきましたが、製造コストが高く管理が厳しい「ドルビー3Dのメガネ」と 違ってREAL D方式などの円偏光メガネは映画の料金に含まれていて「お持ち帰り」でき、次回3D映画を観に来たときに持参すればポップコーンをサービスでもらえる といった特典があるのですが、上映後に客席を回ると必ず4〜5個は「置き捨てられたメガネ」が見つかります。このメガネはZALMANなどの偏光方式の3Dモニターでそのまま 使え、買えば1個約1,500円しますので、「3D映画の料金は高い」という人はそのことを知らないのでしょう。
REAL D方式の3D映画を観に行ったら帰りには捨てられたメガネを毎回2個はゲットしてきて、溜まったら「1個1000円でヤフオクで売る」という人も居るくらいです(←私?)。 売るのは冗談ですが、ZALMANモニター用の予備メガネとして、あるいは今後ソニーなどから発売される偏光方式の3Dテレビ用の予備メガネとして、捨てるのはあまりに モッタイナイと思います。(補足情報:ビックカメラで販売中のHundaiIT製3Dテレビ用のオプションメガネは1個2,500円もしますので、それを考えたら3D映画の料金平均 2,000円は安い!)

なお、ZALMAN日本総代理店の美貴本やHyndaiITの3Dテレビを販売しているビックカメラは、同じメガネで観られる3Dモニターや3Dテレビを宣伝する絶好のチャンスです から、会場ロビーでデモしたりパンフレットを配ったり出来るようにTOHOシネマズにオファーするべきだと思います。
さらにプロダクションや映画会社とタイアップして、限定で小栗旬の3Dビデオクリップや3Dピンナップ写真のCDを付けて、「今日だけ円高・ウォン安特別価格」として ZALMANなら22インチワイドを「39,800円」で販売すれば、その場で数百台の購入予約が入ると思いますが... 少なくとも九州の某国語教師のように「旬クンを毎日自宅で立体で見られるならそれだけでも、たとえ10万でも買う」と言いそうな熱烈な小栗旬ファンは数千人は居るはずです(もうアクションを起こしていたら失礼)。



■IOC(国際オリンピック委員会)評価委員会が現地調査のため来日/キャノン製リアルタイム3D合成ゴーグルで会場予定地をプレゼン(2009.04.17)■
 ※元記事は毎日新聞など(写真は毎日新聞が配信したものから)

日本のテレビ各局のニュースで報道されていましたが、オリンピック会場予定地のひとつで、現実に見えている風景にオーバーラップしてリアルタイムに3D・CGで描かれた スタジアムが立体合成表示されて見える特殊なゴーグルを使ってプレゼンテーションが行われたようです。

このゴーグルはキャノン製と思われ、そのリアルタイム3D合成技術(3DMRあるいは3DVRと呼ばれている)そのものは昨年秋に東京で開催された「3D Fair 2008」の キャノンブースで既にお披露目されていましたが、今回の東京都によるプレゼンで使われたゴーグルは非常に小さくなり、「謎のアンテナ」(3DCGを受信するため?) が付いていました。

3Dマニアの中には、まだ一部ですが、手持ちのステレオビデオカメラやステレオウェッブカメラによる実写映像にオーバーラップして初音ミクのCGや他の実写映像を リアルタイムに立体合成する技術の開発を進めている人々が居ます。言葉で説明するのは難しいですが、例えばあなたの目の前のノートパソコンのキーボードの上で 立体映像の初音ミクが踊っていたり、手持ちのユラユラ動くようなビデオカメラで立体撮影した渋谷のスクランブル交差点を立体映像の初音ミクや全裸のAV女優が実写の 人々と全く同じように歩いていくといった感じ。

今回のゴーグルをニュース映像で見た限りではハイビジョン画質ではないような点が残念ですが、リアルなCGや実写との合成がパソコンやプレステ3程度のスペックでも 綺麗に出来るようになれば、あなたの部屋の中に巨乳のグラビア・タレントが現れて現実の人間と同じように歩き回ったり、話しかけてきたり、裸になったりするソフトが 現在の技術でも既に実現可能です。

立体映像は、より大きな画面で見た方が立体感を強く実感できます。3インチの携帯電話よりも7インチの3Dフォトフレームの方が、3Dフォトフレームよりも22インチ 以上の3Dモニターの方が、さらには100インチや200インチのホームシアターや映画館で大きなスクリーンに映写したものを見た方が立体感を強く感じることが出来るので、 その点でゴーグルタイプ(3Dヘッドマウントディスプレイ)は普通の3Dコンテンツを見ているだけでは立体感が小さくてあまり面白くなく苦戦していますが、 リアルタイム3D合成の場合はゴーグルタイプでないとその良さを実感できませんので、メーカーの開発陣のこれからの頑張りに期待したいと思います。



■ソニーも偏光方式の3D液晶ブラビアを正式に展示(2009.04.16)■ ※元記事は「ASCII.jp」

現在、東京ビッグサイトで開催中の「Display2009」展で、ソニーが正式に偏光方式の3D液晶ブラビアを展示しています。
既に3年前の「アキバ3Dフェア」、「CEATEC 2007」、「3D EXPO 2007」などで放送開始前のBS11ブースやバイダイ・ナムコブースで偏光方式3D液晶ブラビアを 使ったデモが行われていたので3Dマニアには周知のものですが、今までは「有沢製作所」が独自にブラビアやシャープのアクオスに特殊な偏光フィルター「Xpol」 (世界的には「μPol」の呼び名が一般的)を貼り、「アスナ」ブランドで高額で販売していたものですが、今回は正式にソニーブースで展示されています。
その背景には、ライバルのパナソニックが、2010年中に液晶シャッターメガネ方式でフルハイビジョンの「3Dプラズマ・ビエラ」の発売を公言していることへの対抗だと 思われます。
現在アメリカでソニーは、ゲーム業界から「3Dテレビと3D対応PS3」の発売を強く要請されているので、意外に早く実売される可能性があります(1月の米国CESでは パナソニックと同じ2010年以降と報道されていましたが、それよりも少し早い今年のクリスマス商戦時期?)
なお、元記事の「ASCII.jp」では「REAL D社の技術を組み込んでいる」とありますが、単に円偏光メガネがREAL D社のものは世界で5000スクリーン以上に増えた3D映画館 用に数十万個作られていて安いので、従来から展示会などで有沢製作所は必ずこのメガネを使っているだけに過ぎないと思います。
方式自体はZALMAN製3DモニターやBS11観賞用にビックカメラで販売されているHyundaiIT製の3Dテレビと全く同じ。 縦の解像度が半減してしまうのでフルハイビジョン表示は出来ませんが、パナソニックの液晶シャッター方式に比べて「チラツキが全く無い」「明るい」「メガネが軽い」 ことが家庭用として最大の武器です。
ただし、過去に有沢製作所と組んだプロジェクトは皆失敗している(I.O.DATAの液晶PLAY3DPCキット、Hyundaiとの22インチ3Dモニター、HyndaiITとの現在の3Dテレビ) ので、ソニーとして販売するからには何か独自の技術(例えば縦方向の解像度半減という欠点を縦倍密液晶でクリアするとか)または強力な販売戦略(3D対応PS3や グランツーリスモ3Dの同時販売など)と価格戦略(同型ブラビアとの価格差を+5万円以下に抑えるなど)及びパソコンやインターネットとの親和性が求められると思います。
ちなみにビジネス的に完全に失敗しつつある現行HyndaiIT製3Dテレビは、パソコン接続時の解像度が「800x600ピクセル」しか表示できないらしく、 BS11の3D放送がまだデモ放送レベルの本数しかない現状、頼れるのはインターネット上の3Dコンテンツしかないのにそれに対応できず、「せっかく高い値段で買っても 見られるコンテンツが無い」という失策だけは繰り返さないことを願います。

なお、情報元は別ですが、ソニーは既に「1本のレンズでキャプチャーした映像を、カメラ内部で分光してステレオ映像として記録するカメラ」を開発済みで、 立体感はやや控え目だが望遠でのスポーツ中継などに向いており、NAB(National Association of Broadcasters:アメリカ放送連盟)が主催する2009年度の展示会で正式に 発表される予定とのこと。キャノンは既に2000年頃にシングルレンズで立体撮影が行える「白レンズ(プロ用ハイスペック・レンズ群の俗称)」のプロトタイプを完成しており、 放送用3D規格が固まれば、ソニー、パナソニックの善きライバル2強に加えてキャノンも放送用もしくはハイアマチュア用3Dムービーカメラのリングに上がってくる可能性 があります。



■Dolbyが独自方式の家庭用3Dシステムを提案(2009.01.11)■ ※元記事は日経BPの登録制サイト「Teck-On」

パナソニック、ソニー、フィリップスが主体となって進めているブルーレイの3D規格化とは別に、現行のブルーレイ・プレーヤーと互換性を保った独自の3Dフォーマットを ドルビーが提案しています。
現行方式との互換性を保った方式としては既にBS11が行っているような「左右2画面の横幅を1画面分に圧縮して記録し、それを再生時に引き伸ばして左右2画面に戻す」 方法がありますが、横方向の解像度が半分になり、かつ、偏光方式のテレビで観ると縦方向も解像度が半分になってしまうという欠点があります。
これに対してドルビー方式は、「見かけ上の解像度低下が少なくなるように、左右映像を1枚に合成する際に市松模様状の特殊な配置を行うことで、フルハイビジョンに対して75%程度の 見かけ上の画質を確保した」とのことです。



■米国で初の本格3D放送,フロリダからアメフトの試合を生中継(2009.01.08)■ ※元記事は日経BPの登録制サイト「Teck-On」

『ソニーと米Fox Sports Interactive Media, LLC.は2009年1月8日、フロリダで行われた米国の学生アメリカン・フットボールのNo.1を決める試合「オレンジ・ボウル」の様子を、 米国の35州の計100館超の映画館などに生中継した。2台1組のカメラで撮影した映像から成る3次元(3D)映像の中継で,映画館側では大型スクリーンにHD相当の解像度で映像 を投影した。過去にも実験としては同様な試みがあるものの、今回のように大規模でしかも商業ベースの3D放送は米国ではこれが初となる。』とのこと。
日本と違い、映画館がより広い意味での娯楽の場や集いの場であるアメリカならでは、かつ、アメリカンフットボールのオレンジボール、バスケットボールのNBAファイナル、 野球のワールドシリーズなどの日は普通の映画を上映していても客が入らないのでこのようなことが出来るわけです。
日本でも3D上映可能な映画館がほぼ各県・主要エリアに1館以上できつつあるので、有効な3Dイベントを企画するぐらいのことは出来ないものでしょうか?



■三菱電機とnDIVIA社,73型の3Dディスプレイを共同開発(2009.01.07)■ ※元記事は日経BPの登録制サイト「Teck-On」

全米家電協会 (CEA:Consumer Electronics Association)が1967年から年1回開催している、家電・情報・通信・エレクトロニクスに関する総合展示会で2000社を超える 参加企業と 10万人を超える来場者を数えるアメリカ最大にして世界最大級の展示会「CES 2009」で、米国三菱は、グラボメーカーのNDIVIA社と共同で世界最大の 73インチ120Hz駆動の液晶テレビを公開し、「2009年内にもハリウッドの3D映画がBlu-ray Disc向けに3Dのままパッケージ化され、このディスプレイで見られるようになる 見込み」「ディスプレイの大きさは73型を最大として、10種類を用意し、北米で発売を開始した」(同社)と発表した。
昨年秋に日本で開催された「CEATEC 2008」で三菱は65インチの世界初のレーザー・リアプロジェクションテレビでの3Dデモを行ったが、その時はまだNDIVIA製の液晶シャッタ ーメガネではなかった。
世界不況の中、そしてまだ実際にはフルハイビジョンを活かせる3D映画コンテンツが無い中で「販売を開始した」というのはビックリですが、それだけアメリカでは 「3D映像革命とその普及」が速度を速めていることの現われだと思います。

家庭用3Dテレビの方向が、「フルハイビジョンの液晶シャッターメガネ方式(パナソニック、三菱、サムソンなど)」と「チラツキ無しで明るい偏光フィルター方式(ソニー、 米国ビクター、ヒュンダイなど10社が既に有沢製作所と契約しているとか)」に2極化していくような感じです。
偏光フィルター方式の最大の欠点である「縦方向の解像度の半減」が新技術(4Kx2K技術の転用など)によって解決されれば偏光フィルター方式の圧勝になるかもしれません。 そして、メガネ無しで高画質な立体映像が観られるSF的な立体テレビが登場する25年〜50年後の時代までの間は、偏光フィルター方式が立体テレビのデファクトになる かもしれません。

さて、3Dの牽引役を務めるハードウェアの主要なメーカーは日本企業なのに、3D映像革命では日本が一番時代に遅れている現状が、3Dマニアには悲しいですね。




(コラム中、意見の部分はあくまでもWebmasterの個人的見解です)